蒼き狼-地果て海尽きるまで-
さて、先日、角川映画の『蒼き狼-地果て海尽きるまで-」を、品川まで見に行ってきました。
品川プリンスの映画館で、プレミアシートだったのですが、プレミアシートっていいですね。座席が広くて、グリーン車みたい。あれで、シートが電車や飛行機みたいに倒れれば、最高ですね。国際線のビジネスぐらい倒れると良いかも。(シートと言えば、個人的には、ビジネスクラスでも、パソコン用の電源を付けて欲しいです)
内容は、ご存知の通り、チンギス・ハーン(テムジン)が生まれてから、金に攻め込むまでのお話。
若干、展開が速くて、もう少し、焦点を当てた物語にした方がよかったかも。ボルテとの恋愛とか、ジュチとの親子関係とか、ジャムカとのライバル関係とか。
反町隆史の演技は、例の如く、気合入りまくりの妙演でした。僕は、好きですケド。
松方弘樹は、なんとなく時代劇がかっていて、悪代官な感じでしたね。
実は、袴田吉彦の演技が、かなり良く、これは、アカデミー助演男優賞ものでしょう。良い補佐役、弟役を演じていました。
全体的には、真面目にやりすぎて、どこかしら、コメディーになってしまうという雰囲気だったのですが、娯楽として見る分には、面白い映画でしょう。
そして、さすが30億円かけただけあって、戦闘シーンは大迫力です。あれは、見ごたえありです。そして、そこに、ロマンを感じてしまいました。角川映画は、こうでなくちゃ、という感じです。
そして、ハーンの即位式のシーンも大迫力です。あれは、人生に一度は経験してみたいです。ロマンですね。
いま、BS日テレでやっている「漢楚の興亡」のドラマでも、劉邦が同じようなシーンで皇帝に即位するようです。
映画を見ていて、日本も景気が良くなったんだなぁと感じました。「バブルへGo!」な感じでした。
噛めば噛むほど、味が出る映画だと思います。
※たぶん、DVDは買ってしまうんだろうな・・・。
津川雅彦の演技も、なかなか妙演でした。
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