西原理恵子 「毎日かあさん」

ちょっとしたきっかけで、西原理恵子の「毎日かあさん」の第4巻を読む。夫の鴨志田穣が帰ってきて、亡くなるまでのお話である。

西原理恵子と鴨志田穣の関係は、恋愛のスケールを超えて、強い絆のようなもので結ばれているのだな、と思った。こういう愛の形も素晴らしい愛の形だと思った。

鴨志田穣の最後の言葉が、とても感動的だった。

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日本をダメにした10の裁判(チームJ著・日経プレミア・シリーズ)

チームJ著の『日本をダメにした10の裁判』(日経プレミア・シリーズ)は、とても読みやすく、一気に読み切ってしまいました。「法と経済学」の主要テーマに関する判例も、わかりやすく、解説されていて、法と経済学を勉強したいと思う導入書としても最適だと思います。

そこで、できれば、この書籍を講義で使用したいなぁと思っております。
たとえば、紹介されている判例について、経済学の観点から考えてみると、どのようなことが言えるか、などをレポート課題にする、というようなこともできるかな、と思っています。

法と経済学の講義では、「これだっ!」というテキストを見つけるのに、なかなか苦労をしておりますが、目から鱗の書籍が発売されて、とても嬉しいです。

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さらば財務省!―官僚すべてを敵にした男の告白(高橋洋一著)

高橋洋一さんの新著「さらば財務省!―官僚すべてを敵にした男の告白」(講談社)が絶賛発売中です。
高橋さんは、4月より東洋大学経済学部の教授に就任されます。(日本経済新聞では、3月11日ぐらいに、2面の囲み記事で掲載されてました。詳しくは、こちら

最近では、霞が関埋蔵金のトレジャーハンターとしても有名ですが、郵政民営化、政策金融、三位一体改革、公務員制度改革など、「小泉-安倍改革」を支えた方です。

臨場感の溢れる文章で、一気に読み切ることができます。

かくいうぼくも日曜日に新宿の新宿センチュリーサザンタワーのロビーで待ち合わせの間に、読んでしまいました。

ぼくもこの7年間ぐらいの独白本でも書いてみようかな。

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石弘光著:「現代税制改革史:終戦からバブル崩壊まで」(東洋経済新報社)

石先生の近著「現代税制改革史:終戦からバブル崩壊まで」(東洋経済新報社、全795ページ)を読んだとき、目からウロコが落ちました感動しました。これは、歴史的文献です。

現在、シャウプ勧告以来の抜本的税制改革の議論が始まっていますが、終戦直後の税制再編から現代の税制改革まで、シャウプ勧告以来の税制改革の歴史を原資料に基づき記述されています。
そして、歴史、理論、政策の3側面から展開されており、これは税制研究のバイブルになるでしょう。できれば、この本の輪読会を行いたいと思いました。

この本について、石先生は、ライフワークとしてまとめたい本の1つとおっしゃっておりました。本書の「はしがき」にも書かれていますが、この本は前半部分に相当し、後半部分として主要税制の一貫した制度的変遷についてもおまとめになられる予定とのことです。

僕は、昨年、戦後から第1次臨調までの行革の資料集をお預かりいたしました。僕はライフワークのひとつとして、行財政改革の歴史、戦後の省庁再編から現代の行財政改革をまとめたいと考えています

今回、石先生の著書を拝読して、原資料の重要性を改めて認識しました。また、新聞の切り抜きの重要性も認識しました。

そして、やはり、「改革の原資料に関するアーカイブス」を作らなければならないと、改めて、強く認識しました。

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ミシュランガイド東京2008

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さて、先週の木曜日に「ミシュランガイド東京2008」が発売になりました。どんなお店が星をもらっているのだろうと、ぼくも発売日当日に購入しました。今や、売り切れ続出のようですが、発売日には山のように書店に置いてありましたよ。
(amazonでも売り切れになっているようです)

総覧をしたところ、まあ、確かに、そうかもね、というお店が掲載されておりました。たとえば、「矢尾板俊平のちょっと行ってみたいレストラン」でリストアップした小笠原伯爵邸 (スペイン料理)、「トゥールダルジャン」(フレンチ)など。

しかし、もっと、あの店も星をもらっても良いのに、という感想。(たとえば、ニューヨークグリルとか?)。すなわち、矢尾板俊平版ミシュランだと、もう少し違う店も入っていたはずです。

ただ、東京のホテルガイドも付いていて、こちらは非常に便利です。カバンの中に一冊入っていると、電話帳代わりになって便利だと思いますよ。

矢尾板俊平のちょっと行ってみたいレストラン」もよろしくお願いします。

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Corporate Governance in Japan:Institutional Change and Organizational Diversity

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青木昌彦・Gregory Jackson・宮島英昭編著, "Corporate Governance in Japan:Institutional Change and Organizational Diversity"を頂きました。この本は、経済産業研究所のコーポレートガバナンスプロジェクトの研究成果の1部であり、Oxford University Pressから発売されました。

概要については、こちらをご覧ください。
Amasonでは、こちらです。

また、Oxford University Pressのページは、こちらです。

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『オシムジャパンよ!』(フィリップ・トルシエ著)

アスキー新書から出版された『オシムジャパンよ!』は、元日本代表監督のトルシエからのメッセージである。
読めば読むほど、トルシエは、現在の日本代表のことを、よく分析しているし、課題も的確である。それだけに、トルシエは、かなり、日本代表のことを愛着を持って、ウォッチしていることがわかる。

とらえ方を変えれば、「今の日本代表の基礎は、俺が作ってきたんだぜ」という自負心が伝わってくるところがある。特に、彼の実験室で育った選手たちの世代が最も輝くはずのドイツ・ワールドカップの失敗について、ジーコのことを擁護しつつも、ジーコは、まだ早かったと言っている。

ジーコについては、どちらかといえば、ベッケンバウアーやプラティニと同じように、スタッフの上に立つ存在であり、テクニカルな仕事は不向きなタイプであったと言っている。ベッケンバウアーやプラティニには、戦術やフィジカルトレーニングを指示し、プログラムを作ることのできる、ベルティ・フォクツ、ホルガー・オジェック、ジェラール・ウリエのようなアシスタント・コーチがいたが、ジーコには、そのようなコーチがいなかったと述べている。この点は、大きく賛同する点であり、ぼくも、このブログで、ジーコのままで戦うのであれば、優秀なアシスタント・コーチの任用を提言してきた。

もう一点、ジーコは、「日本の未来」のための準備はせず、今を戦うことだけしか行ってこなかった、という批判をしている。

その点で、オシムは、大変な時期の監督であると述べている。結果を出すことと、選手を育成することの2つを同時に進めていかなければならないのだから。

トルシエは、アジアカップでのノルマは、ベスト4であると述べている。これを達成しなければ、マスコミの無責任な糾弾により、オシムは、代表監督を引きずり降ろされるだろう。これも、ぼくも同感である。

日本サッカーにとって、何が大切なのか、ということは、最終的には、ワールドカップで好成績を残すことであり、持続可能性である。そのためには、継続的な世代交代を進めていかなければならない。その過程では、結果を残せない場合もある。

日本サッカーの「未来」を考えれば、短期的に、一喜一憂するよりも、長期的なビジョンで強化を進めていかなければならないことを、まず、マスコミが知らなければならないだろう。

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白州次郎 占領を背負った男

北康利『白州次郎 占領を背負った男』、2005年、講談社

通商産業省を設立したのは、実は、白州次郎だった、ということがわかります。
白州次郎が、貿易庁長官となった際に、商工省を組み込んだ、大規模な組織改変を、迅速に決行したという話です。

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 「今の日本にとってもっとも重要なことは、輸出産業を振興させて外貨を獲得し、その外貨でさらに資源を購入して経済成長にはずみをつけることだ。ところがこれまでの商工省の施策は国内産業の育成が中心だった。これからは、貿易行政があって産業行政があるというふうに百八十度考え方を変えていかなければ日本という国は立ち行かない。だから・・・」
 
 そこで息をちょっと継ぐと、

 「占領下で動きの取れない外務省も、軍需省の尻尾をひきずる商工省も、ともに潰して新しく貿易省を作る!」
そう一気に言ってのけた。永山は全身に鳥肌がたった。純粋に国の将来を思う情熱、先例や常識をかなぐり棄てた構想の合理性、先進性、それは新鮮な驚きであった。
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 国家を思う情熱、未来への想い、こうした信念を持つ、そして、野武士的な国家官僚が、現代の官僚組織にも、多くいます。こうした人たちが、政策の中枢で働けるような環境を作ることこそが政治の役目であると考えています。

 時代や環境が変われば、具体的な政策手法や考え方が変わるのは当然です。より、イノベーティブでなければならないと思います。ただ、国家官僚としての「魂」や「理念」は、白州次郎が込めたのスピリッツをいつもでも大切にしていかなければならないと思います。

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手嶋龍一・佐藤優「インテリジェンス 武器なき戦争」

 通勤途中に読んでいる新書ですが、大変勉強になります。インテリジェンスの入門書としては、最適でしょう。
 そもそもインテリジェンスについては、以前から興味があって、勉強をしており、少しこのブログにも書いたりしています。いわゆる「政策プロフェッショナル」に必要なスキルのひとつに、インテリジェンスの素養は必要だと思います。

インテリジェンスの素養は、
・情報収集能力:いわゆる感性が重要。
・情報編集能力:収集した情報を選択する能力。
・情報分析能力:情報の正確性、どのように使用できるかなど、情報を洗う作業
・情報生産能力:情報を加工して、発信する作業。時に、メッセージを隠したりもする。

インテリジェンスは、戦争や外交の話だけではなく、政策一般に必要な能力だと思います。

やはり、先天的なセンスと経験がモノを言うというところでしょうか。

憶測ですが、政府の発表などにも、各種のメッセージが隠されている場合もあります。そのメッセージをどのように理解するのか、ということも重要だと思います。

本の中にも書いてあるけれど、インテリジェンスのほとんど(98%?)は、公開されている情報だということ。その公開されている情報をどのように読み取るかが腕の見せ所ということでしょう。

獣道に分け入っていくような感じですが。

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「愛の流刑地」のつづき

 今週のR25ロングインタビューは、渡辺淳一。渡辺恋愛論は深いですよね。でも、かなり共感。

 気になる発言をとりあえず引用しておきます。

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 「いまブームになっている“純愛”なんて、ただの“幼な愛”だと思うね」

 「それは未熟な精神愛にすぎないよ。やっぱり本当の大人の純愛は、精神と肉体の関係を両立させてこそ。女性がある男性に惹かれ、さらに一段深く好きになるための起爆剤は、肉体愛。最初は精神愛で近づくけど、それに圧倒的な肉体愛が積み重ねられることで、理性なんかでコントロールできない、圧倒的な強い愛になる。それを実感した男は、さらにさらに女を快くしてやりたいと願う。それこそが本当の純愛だよ」

 「二人が快感を得て、よくなって初めてセックスって言うんだよ。男性だけがいいのは、ただの排泄。互いに満ち足りてしみじみと喜びを感じる。いろんな方法で相手への思いやりをこめて。・・・そこから先が文化でね」

 「ドロドロがイヤだとか面倒だというのは、本当の意味で女と接し、愛し合っていないからだよ。セックスのドロドロではなく、そこに至るまでのゴタゴタがイヤなだけでしょ。それは相手を満足させてないからだね。うまく愛し合えてさえいないから」

 「現実の社会は学問とは違う。生の人と触れて、恋愛して、相手を知り、自分を知ることが一番大事な学問で、これこそ人間学だね」

 「女の子なんて、そんな簡単に恋人になってくれないよ。やっぱり、"受け入れる性"だから。一人を追ってつかまえるのは大変。"二兎を追うものは一兎をも得ず"って言うけど、二兎しか追わないから駄目なんだよ。自信のない男は四兎も五兎も追わなきゃね。女にダメって言われてもいい。男は断られるのが仕事だから。精子を考えてごらん。ものすごい数が卵子に向かうけど、受け入れられるのは一匹でしょう。とにかくぼくは女が好きだった。女好きほど楽しいことはないだろう(笑)」

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