新年度の贈る言葉

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学部広報パンフ「MISSION3」は『コミュニティ政策白書』ということで、1年間の活動をまとめたものです。
その中で、僕のインタビューも掲載されました。ぜひご覧ください。

自筆の文字は、

究而愈々遠
 夢追い道は無限に拡がる

というもので、これは僕の次のようなメッセージを込めています。

何かの目標を達成すると、またその奥の深さを知り、さらなる目標が生まれる。
学べば学ぶほど、その深さを知る。人間は学び続ける生き物であり、世の中の理には、ゴールはないのかもしれない。何かを達成したからと言って満足をしてはいけないし、もし満足をしているのであれば、もしかすると、それはまだ何も成し遂げていないのかもしれない。

だからこそ、夢追い道は常に無限に拡がっているのであり、その道を歩み続けることで、人間は成長できるのであると思う。

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みんなで東京を走ろうぜ!

20110227

2月27日は東京マラソンの日でした。僕は、都庁前から日比谷公園までの10kmの部に参加、見事、完走しました。タイムは、正式には後で届くようですが、1時間10分から20分の間ぐらいだと思います。

最初の6キロは休まず、走り続けることができました。飯田橋を超えたあたりです。
そこから、やや歩いたり、走ったりして、無事に日比谷公園へ。気持ちよかったですね。

5km地点で給水したスポーツドリンク(大塚製薬のアミノバリュー)とゴール後に食べたブルーベリーのSOYJOYは格別の味でした。

一人で走ったので、アイポッドで嵐の曲を聴きながら走りました。ゴールは、やはり、僕の曲、"truth"。

感じたことは、ランナーの方、ボランティアの方、そして沿道で応援をしてくれている方、沿道でのパフォーマーの方など、東京が一体となった感を強く感じたこと、都知事や都庁の権限というのは、本当に大きいものなんだと感じたことです。

「みんなで○○しようぜ」というと、谷垣さん風なのですが、「来年は、みんなで一緒に、東京を走ろうぜ!」

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龍馬伝

龍馬伝、いよいよ来週は勝麟太郎(海舟)と龍馬の出会いです。予告編を見ていると、なんとなく金八先生的な感じではありました。
勝海舟は江戸っ子だったので、龍馬とのやりとりは、もしかするとあんな感じなのかもしれません。

ちなみに、龍馬伝はオンデマンドでも視聴可能です。

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政権という接着剤

最近の自由民主党の動きをみていると、やはり「政権」という接着剤がいかに強いものであったのかがわかる。
「みんなでやろうぜ」ということで始動した谷垣自民党ではあるが、なかなか「みんな」という言葉は、渡辺喜美元行革担当大臣が先に使っていたためか、なかなか浸透しなかった。(⇒「みんなの党」)

政策で勝負ということを考えると、ここで「対案路線」で行くのか、徹底的に野党として「チェック路線」で行くのか、というふたつの選択肢のうちひとつを選ぶ必要がある。まずは後者の選択なのではないかと思う。民主党の政策を徹底的にチェックして、修正を迫る。

新党「立ち上がれ日本」にも、まずは野党として与党の提出する法案を徹底的にチェックして論戦をしていくという姿勢が必要だと考えられる。民主党の対抗勢力、自民党の補完勢力ということではなく、「徹底した野党(チェック政党」というのも、ひとつの目指すべき道であろう。

参議院後に政界再編というのは、なかなか難しいのではないかと思う。というのは、やはり「政権の接着剤」が働くからだ。民主党が、もしくは民主党執行部が自ら解党的なことをしない限り、民主党が割れるという状況はなかなか生まれないだろう。

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官僚たちの夏

TBS系列で放送されているドラマ日曜劇場「官僚たちの夏」。
城山三郎原作のこの小説は、佐橋滋氏をモデルとした小説であり、ある種のバイブルでもあります。

民主党参議院議員の松井孝治氏は、月刊論座の2000年11月号に、「学生時代に城山三郎氏の小説「官僚たちの夏」に感動し、通産省の門を叩いた想い出は今でもまるで昨日のことのように脳裏をよぎるが、あれから早十八年の歳月が流れた」と書いています。(出典:松井氏の論考「霞ヶ関からピラミッドの解体を 脱ヒエラルキー型の政策創出システムへ」)

小説では、特定産業振興臨時措置法(小説の中では、確か、指定産業振興法だった気がします)の法案作成が中心になります。(←この時期が、「夏」になるわけです。)

ここでの特定産業とは、「特殊鋼業(合金鉄製造業を含む。)」、「四輪自動車製造業(自動車のタイヤ又はチューブの製造業を含む。)」、「有機化学工業製品製造業」、「その他侯補業種」といった製造業に関して、官民協調体制で産業政策を実施していこうというものでした。

ドラマでも、この法案作成がメインになってくるだろうと思います。そこで、自動車だったり、テレビ、情報通信機器、そして日米繊維交渉、さらにはGATT問題がプロローグとして語られている段階であると思います。

再来週には、片山が須藤大臣の秘書官となり、ゴルフで意気投合したり、風越が企業局長になり、牧がパリから帰国し、企業第一課長、庭野が産業資金課長になるところまで行くのではないかと思われます。

ちなみに、小説・ドラマのモデルは、wikipediaに書いてあります

学生の頃、wikipediaは無かったので、経済産業省の職員録の最後のページの方に、歴代大臣、次官、局長が書いてあるので、それを見ながら、付き合わせたものです。

「俺たちは、大臣に雇われているわけではない。国家に雇われているんだ」という言葉は、胸にキューンと来てしまう言葉です。

さて、ここで、TBSは、なぜ、いま「官僚たちの夏」をチョイスしたのか。そこが興味深いところです。
いわゆる昭和30年代の回顧もの(3丁目の夕日的)としてだけの意味なのか、はたまた、何かしらのメッセージがあるのか。

「華麗なる一族」で視聴率が良かったから、ということであれば、同じ山崎豊子の「運命の人」でも良かったのではないかと思います。山崎豊子作品を調べてみたら、「不毛地帯」は唐沢寿明でドラマ化、「沈まぬ太陽」は渡辺謙で映画化するんですね。

なんとなく、2009年は、昭和の激動ドラマブームという感じでしょうか。

ちなみに、いま、ひとつドラマ化して欲しい原作があります。

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ネットCM:総選挙編

自由民主党のネットCMが、かなり秀逸です。
題して、「根拠のない自信に人生を預けられますか」

男:「ボクの方がキミを幸せにできる。ボクに交代してみないか?バラ色の人生が待っているよ。出産や子育ての費用も教育費も、老後の生活費も介護の費用も、ボクに任せれば全部OKさ!高速道路も乗り放題だよ!」

女:「お金は大丈夫?」

男:「細かいことは結婚してから考えるよ!」

女:「えぇぇぇ???」

この他に、

「政権交代」に、かなり意識が向いていて、メッセージを出しているけれど、逆に、「政権交代」という言葉を浸透させてしまうのではないかという気がします。もっと、自由民主党としての政策を打ち出した方がいいような気がします。

ちなみに、民主党の方は、こんな感じになっています。

選挙CMは、それぞれ、どのような感じでしょうか。

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麻生総理の着ボイス

自由民主党の携帯用ページでは、麻生総理の着ボイスが無料ダウンロードできます。
その内容が、ローゼン閣下らしく、とても面白いです。

「麻生太郎です。簡単に諦めんなって!」

「麻生太郎です。細けぇことはいいんだよ」

「麻生太郎です。お前がやらなきゃだ~れがやるんだ!」

これらのメッセージ、自分へのエールなのか?それとも、反麻生派へのメッセージ、はたまた、そのまんま知事??

この他、

「麻生太郎です。グッジョブ!」

確かに、この着ボイスについては、ある意味、グッジョブ!かもしれません。

ちなみに、着ボイスの録音風景は↓で見ることができます。

「ガハハハハハ、ぬかせ」まで、着ボイスになっていますが、総理の品格的には、これはやりすぎな感じです。

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ぎゅーとらのCM

ぎゅーとらのCMに、知人のお子さんが出演しました。


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書評が掲載されました

政策研究フォーラムの雑誌『改革者』の2009年7月号に、私が書いた

トーマス. L.フリードマン著『グリーン革命』日本経済新聞出版社の書評

が掲載されました。

題名は、「世界は、新たな『産業』革命を求めている」です。

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1Q84

村上春樹氏の新作が5月29日に発売されます。長編小説は、『海辺のカフカ』以来。とても楽しみです。

タイトルは、『1Q84』。

ページの画面に出ている1985年は、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」、1994年は「ねじまき鳥クロニクル」、2002年は「海辺のカフカ」が発売された年ですね。

そうすると、このあたりの作品の流れが、基本的なストーリーの底流になるのではないかとも考えられます。これが作品を考えるためのヒントかもしれません。

キーワードは、「壁」。「壁を超えること」が重要な意味を持ってくるのかもしれません。すなわち、「喪失」から「転換」を経ていく過程を描いた作品になるのかもしれません。ここで、キーワードは「1984年」だと思います。

なんとなく、「1984年」という言葉に「転換点」というキーワードを求めてしまうのは、ぼくだけでしょうか。
1984年は、円高不況まっただ中の時代。いわゆる高度成長期とバブル経済期の端境期になります。
社会の価値観、構造が変わっていく中で、主人公が「壁」の存在に苦難し、それを「超える」話になるのではないかと予測してみました。

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