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有権者に恥ずかしくない議論をしよう

やっぱり「定額給付金」国会に、なってしまった感が強い平成21年通常国会。

麻生総理の答弁は、ふたたび迷走を始めている。これでは、支持率は、また落ちるだろう。

というより、なんとなく「定額給付金」自体にケチが付いてしまって、景気対策として期待できないのはもとより、選挙対策としても意味がないのではないかというところまで来ている。

「定額給付金」をやるなら、昨年のうちに法律を通して、スパっと、ばらまいてしまえばよかった。それが「政治」のやり方である。

「政治的に正しいことは、常に政策的に正しいとは限らない」というのが、ぼくの持論だが、この段階まで来てしまっては、「政治的にも正しくない」ということになる。

ここは、約10年前の「金融国会」のときのように、野党案を丸飲みした方が、まだ延命が図れるのではないか。
ただ、そのタイミングも逸してしまっているかもしれない。すでに麻生総理は、ルビコン川を渡ってしまっているからだ。

やるなら、年末のタイミングだった。ぼくは、12月26日に、民主党と協議をして、超党派で予算案を修正せよと提言した。すなわち、野党案を飲んでしまえ、という意味だ。その段階であれば、野党との共同責任体制になり、ダメージは少なかった。超党派での修正でも「丸飲み」でもない。じゅうぶんに有権者にアピールできたし、やろうと思えば、野党案の良さを麻生内閣の実績にもできた。

つまり、超党派での修正案であれば、「良いところ」は政府の実績、「悪いところ」は野党の責任、という、「いいとこどり」ができたのだ。そうしたら、選挙は戦えたはずだ。

「定額給付金」付きの2次補正は年度内には通るだろう。しかし、予算関連法が通らなければ、それこそ、麻生内閣に致命的なダメージとなってしまう。

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