総理の矜持、施政方針演説と所信表明演説
今日は、国会で代表質問が行われたが、麻生総理の施政方針演説は行われていないですよね??
昨日は、中川財務大臣の財政演説(2次補正案の説明)だったはず。それもNHKで放送されないのは、おかしいと思ったが、そもそも通常国会の冒頭に施政方針演説をしない麻生太郎は、「また逃げたか」という感じです。
知らない間に、施政方針演説が、こっそりと行われていたかをgoogleで調べていたら、国会議員とマスコミでも施政方針演説と所信表明演説の違いをわかっていない人がいました。
昨年9月に麻生総理が行ったのは、「所信表明演説」です。
施政方針演説は、その年の1年の政府の方針、政府がどのような政策を行っていくのか、という方針を演説するもので、通常国会の冒頭で行います。ちなみに、米国だと一般教書演説で、大統領は、このときだけ、議会に招待され、議会に行きます。そして、敬意をもって拍手で迎えられます。日本の場合は、敬意をもって野次が飛ばされます。
このとき、総理大臣による施政方針演説に続き、外務大臣による外交演説、財務大臣による財政演説、経済財政担当大臣による経済演説も行われ、政府4演説と呼ばれます。その演説に対し、代表質問が行われます。
所信表明演説は、臨時国会の冒頭、特別国会で内閣総理大臣が指名された後、会期中に内閣総理大臣が交代したときに行われます。総理大臣が自分の考えを述べるための演説です。
昨年9月の麻生総理の所信表明演説は、臨時国会の冒頭での演説にあたります。また、その際に、中川財務大臣が財政演説を行いましたが、それは1次補正案の説明のための演説です。
2次補正案を急がなければいけないのは、臨時国会で2次補正案を出さなかった麻生内閣の責任です。それを押し付けられても、というのが正直な気持ちです。
代表質問に対する答弁で、「矜持」という言葉を多様していました。麻生総理には、「奥ゆかしさ」を少しは持ってもらいたいです。矜持というのは、自分から率先してアピールしたら薄っぺらい言葉になってしまいます。矜持というのは、オーラというか醸し出すものです。「総理としての矜持」をお持ちなら、まずは有権者に選択肢を提示し、選択の機会を設けるべきです。すなわち、解散・総選挙。
麻生総理には、まずは施政方針演説を行い、目先の選挙対策ではなく、この1年間の政府の方針、特に、経済危機に対する対策を示してほしいと思います。それが、なによりもの「総理の矜持」です。


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