オバマ政権の対アジア政策
次期米国駐日大使に、ジョセフ・ナイJr.・ハーバード大学教授の就任の起用が固まった。
この人事は、オバマ政権の対アジア政策は、CSISの第2次アーミテージ・ナイレポートの基本戦略にあるという意味で理解して良いのだろうか。
CSIS The U.S.-Japan Alliance: Getting Asia Right through 2020
このレポートのポイントとしては、2020年のアジア地域における米国の基本戦略として、
・米国のアジアにおける相対的な地位の低下を予測し、
・米日同盟を確固たる基盤としたアジア地域の安定化を目指す。
・中国を国際社会のステークホルダーとみなし、価値の共有化
というものであり、日本にとっては穏健的な戦略となっている。
しかしながら、国務省は、ヒラリー・クリントン長官がトップ。クリントン長官の考え方との温度差があるのは事実。
「アジアにおける米国のパートナーは、日本よりも中国」というのが、クリントン長官が「Foreign Affairs 」に、発表した論文(「Security and Opportunity for the Twenty-first Century」)の中での意見だ。論文の中には、「米中の2カ国が北東アジアの安全保障レジームを構築していく」という趣旨が記載されている。
このあたりの温度差をいかに調整をどのように行っていくのかがポイントだろう。
しかしながら、ハーバード大学のケネディ・スクール人脈は、日本でもかなり強い人脈だ。(US-JAPANプログラムなど)
あとは、米国内でのロビー活動が重要になってくる。


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