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麻生総理へのクリスマスプレゼント

麻生首相へのクリスマスプレゼントが決まった。

「内閣不信任案」だ。

新政権発足後、100日(3か月)は様子を見守りましょうという暗黙のルールがある。
安倍政権が瓦解を始めたのも2006年12月だった。そこから、一時は挽回をしたものの夏には力尽きた。今回もその再現となるかもしれない。

その100日が近付いてきている。12月22日に政権発足後3か月となる。
ちょうど、国会の会期末と重なる。このタイミングまでに、第2次補正予算を出してこなければ、なんのために総選挙を延期したのか、ということになる。麻生総理は、「選挙よりも景気対策」と言ってきた。選挙をやらなければ、速やかに、景気対策を行うべきだ。そうした麻生総理のブレを国民は感じているのというのが現在の支持率に反映されているのではないだろうか。

民主党も覚悟を決めるべきだ。倒閣し、政権交代を狙うならば勝負に出るべきである。ふたたび、自民党内で決着をつけさせてしまえば、民主党は、政権交代を自らの手で実現する力の無い政党、「オオカミ少年」ならぬ「オオカミ政党」になってしまう。

小沢一郎代表の「くせ球」である「超大連立構想」は、自民党内の非麻生勢力を炊き付ける狙いだろう。
小沢代表の構想は、超大連立で「選挙管理内閣」を作るということである。政権交代ではない。
すなわち、自民党の非麻生勢力が民主党の行動に同調すれば、選挙管理内閣の首班(総理大臣)は、自民党から出してもいい、ということである。「選挙管理内閣」を強調するのは、選挙では協力をしないことを意味する。

小沢代表の政権交代シナリオは、麻生政権の倒閣と政権交代の2段階だろう。

(1)臨時国会会期末に、内閣不信任案を可決(民主党+自民党非麻生勢力+その他野党)
(2)自民党内の圧力で、解散できず、麻生内閣総辞職
(3)自民党非麻生勢力+民主党を軸に、「予算編成・選挙管理内閣」で通常国会審議入り
(4)民主党の政策を盛り込み、政策担当能力をアピール
(5)予算及び関連法を成立させた後、4月に解散・総選挙
(6)民主党が第1党となり政権交代

予算編成・選挙管理内閣(暫定内閣)では、多くの大臣ポストを望む必要はないだろう。大臣のポストよりも重要なのは、副大臣・政務官のポストを握っておくことである。

自民党内では、与謝野大臣や谷垣さんなどの「財政規律重視グループ」と中川さんや小池さんなどの「上げ潮グループ」が結託をする可能性がある。そこに、渡辺喜美さんなどの若手・中堅グループが「小泉チルドレン」を巻き込みながら加わる構図だ。会期末に民主党が内閣不信任案を提出したときに、賛成票を投じることになると思われる。そして、与謝野内閣を民主党ともに作るのである。

「政権交代後、必ず小沢代表に首相をやってもらわなければ困る」と鳩山幹事長が言うのは、平沼赳夫氏の存在だろう。もし、どの政党も過半数を取れなかった場合、連立政権を作ることになるが、連立の結びつきの核として「平沼総理」というカードが出てくる可能性があるからだ。

いまは、薩長同盟でもなんでもいい。バラバラになっているグループを「倒閣」という旗印の下に結集させ、麻生内閣を倒すことが必要だ。

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