« 本日もniftyトップページで紹介いただきました | Main | 堕落:消費と快楽と承認欲求と »

SPEED復活!"あしたの空"

SPEEDの復活第1弾シングル「あしたの空」が発売されました。日本テレビ系ドラマ『OLにっぽん』の主題歌としてタイアップ。それぞれの人生経験がつまった、ちょっと大人なナンバーだ。

僕が作詞活動を本格的に始めたきっかけは、SPEED ARENAというSPEEDの公式ページで行われた「SPEEDに歌って欲しい作詞」の優秀作品賞を受賞したのがきっかけです。その後、解散してしまったので、幻の一曲になってしました。そのとき、応募した作品のc/wとして作ったのが、"Decade"という10年後に、大人になって再会した心境を描いた作品。ちょうど、応募したのが1999年だったので、10年前の出来事で、2009年に、SPEEDが復活するということを当てました

SPEEDのもともとのウリは、島袋寛子のパンチのある高音で、プロデューサーの伊秩弘将氏が述べていたように、声変わりを心配していたわけです。見事に、その予想が当たることになり、SPEED解散の方向に舵が切られます。

その意味では、復活したSPEEDに無くて、10年前のSPEEDにあったものは、この島袋寛子の声ということになります。

もうひとつは、子どもがエロティシズムな歌を歌うというギャップですね。小学生や中学生が、例えば、初体験のこととか、大人の恋愛の気持ちを歌うことのギャップが、人間の本能の近くになるエロティシズムを刺激していたのではないかと思われます。これをエロティシズム・ギャップと呼びましょう。たとえば、"Body & Soul"の隠されたストーリーは初体験だと言われますし、"STEADY"は、やっぱり大人っぽい。"Go! Go! Heaven"は、読んで字の如く。。。

実は、このエロティシズムギャップを利用したアイドルグループが、もうひとつあります。それが初期のモーニング娘。です。「サマーナイトタウン」では、「南の島の鳥みたいに あなたに浮かんでみたい」というフレーズとかです。初期のモーニング娘。の楽曲は、つんく本人が、少しセクシーに歌っているところを聴いてみたいと思われる作品でした。たぶん、当時は、モーニング娘。がコケたときは、シャ乱Qでカバーすることも考えていたのではないかと思う。

このように、マーケティング戦略のひとつは、人間の本能、すなわち、エロティシズムを刺激するセクシーさ、そして、ギャップを作り出すということがあるのではないかと思うのです。たとえば、恋愛も、ギャップに惚れてしまう、ということが多いわけです。「職場では、仕事バリバリしているのに、私の前では、すごく甘えん坊」みたいな。

そうすると、10年前のSPEEDにあって、現在のSPEEDにないもの、その2つめは、エロティシズム・ギャップだろう。みんな大人になってしまったので。

安室奈美恵が再ブレークしたことがきっかけとして、SPEEDも再ブレークのチャンスを狙うということだと思います。
10年前の武器が無い現在、どのように勝負するのか、それが、なかなか難しい。

ただ、昔を懐かしむのではなく、新しいものを生み出してほしい。なんとなく、次の次ぐらいに来るブームは「癒し系」だと思う。ブームは循環する。そうすると、2-3年後には、「癒しブーム」だ。

そうすると、聴いていて、なんとなく、心がほっとするような、語りかけるような感じで、「癒し」を醸し出す曲で勝負するのもひとつの選択肢だろう。

|

« 本日もniftyトップページで紹介いただきました | Main | 堕落:消費と快楽と承認欲求と »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/27563/43097504

Listed below are links to weblogs that reference SPEED復活!"あしたの空":

« 本日もniftyトップページで紹介いただきました | Main | 堕落:消費と快楽と承認欲求と »