『検証 格差拡大社会』が日本経済新聞の書評で紹介されました
『検証 格差拡大社会』(日本経済新聞出版社)が、日本経済新聞2008年11月9日(日)付け朝刊の書評欄にて紹介されました。評者は、九州大学の浦川邦夫氏です。
浦川氏の書評の一部(本全体の評)を転載します。
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本書はこのような社会情勢を踏まえ、「どのような格差が真に政策的な対応を要するか」について広範な検証を行っており、所得格差、教育格差、地域間格差、社会保障の格差など、様々な格差の実態とその要因を分析している。
本書の大きな特徴は、その切り口の多様性にある。例えば、大都市と地方といった地域の間の格差をどのようにとらえるかという問題についてみても、出生率、所得、再分配、地域金融、アメニティといった非常に幅広い視点から検証がなされている。興味深いのは格差論争において、地域間の所得の格差を強調しすぎることへの注意が、いくつかの章で指摘されている点であろう。
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また、ぼくの書いた章についても、下記のように紹介いただきました。
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第十章では、社会の安全性、個人の健康、地域住民同士のつながりといった指標をもとに国民生活の総合的な指標を推定した場合、むしろ、上位に地方都市が多く、下位に大都市が多くなることが示される。
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なお、これで、本書がメディアで取り上げられたのは、
(新聞)
・日本経済新聞
(雑誌)
・プレジデント
・週刊ダイヤモンド
(テレビ)
・報道2001(CX系列)
となりました。
なお、政策創見ネット21では、政策リレー短評「日本の格差問題を考える」と題して、リレーコラムをWEBページにて掲載しています。
第1回:「格差と成長と嫉妬の政策論」(関西学院大学経済学部准教授 上村敏之)
第2回:「医療制度改革の道すじと社会保障財政」(明治大学政治経済学部教授 加藤久和)
第3回:「実効ある少子化対策の実施に求められる視点」(同志社大学政策学部教授 田中宏樹)


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