男の美学
やっぱり、最後は、自分の尊厳のため、誇りのために戦うということだと思う。
それが、どんな不利な戦いでも、負けることがわかっている戦いでも、命を賭して誇りを守る。
金銭欲でも、物欲でも、食欲でも、性欲でも、睡眠欲でもない。名誉でもない。
自分の誇り、プライドのために死ぬことが生き様だと思う。
武士とは死ぬことと見つけたり。
生き延びて、虜囚の辱めを受け、処刑されるよりも、戦場にて散る。
新撰組でも、近藤勇より土方歳三に人気があるのは、近藤は野田で投降して処刑されたのに対し、土方は函館まで戦い、戦場の露として消えたことにあるのではないかと思う。
山本勘助も、川中島の戦いで、啄木鳥作戦が失敗に終わった後、上杉軍に突撃し、散っている。
織田信長は、本能寺に火の中に消えた。
「人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻の如くなり。ひとたび生を受け 滅せぬもののあるべきか」
すべては誇りのために。
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