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日本政治 今後のシナリオ

次期総裁・次期内閣総理大臣の最有力候補は、麻生太郎氏だろう。これは誰に聞いても、こう言うだろう。しかし、本当に、その座を麻生氏が得ることができるのか。それは、なかなか困難であろう。

というのは、反麻生勢力が、対立候補を出すかもしれないからである。いま、少なくとも、自民党の中には、内政に関して、3つの見方がある。ひとつは、景気対策優先・財政出動やむなしという考え方(麻生幹事長、中川(昭)氏など)。もうひとつは、経済成長(増収)による財政健全化(増税なき財政再建)を目標とする、いわゆる「上げ潮派」(中川(秀)氏、小池氏など)。そして、増税も選択肢と考えながら財政健全化を目標とする、いわゆる「財政規律重視派」(与謝野経済財政担当大臣、谷垣国土交通大臣など)である。

福田総理は、政府に「財政規律重視派」の面々を起用し、党内で、景気対策派と上げ潮派を競わせた。

今回の福田総理の突然の辞任は、意図的な辞任のようだと感じる。ねじれ国会の解消、政治の秩序回復のため、あえて、ここで「福田内閣」という留め金を外し、自民党を分裂させ、選挙を通じることになろうが、新しい枠組み(秩序形成)を目指そうという戦略だ。

私は、それぞれのグループから総裁選に出馬するのが良いと思う。麻生幹事長も出馬すればよいし、上げ潮派からも出馬すればよい。

ただ、改革を推進するためには、少し工夫が必要だ。私は、与謝野氏を一夜だけの幻の総裁候補とし、政策提言を発表した上で、上げ潮派との結託を図るということである。

新しい総理は、確実に、選挙の洗礼を受ける。選挙に勝てる「顔」ではなく、国民の支持を得られる「政策」で、選挙に打って出てもらいたい。

いまのところ、選挙の時期は、新内閣発足後すぐの10月、予算編成後の12月(年末解散)、補正予算の衆議院通過後の1月末というところだろう。

すでに、選挙モードに突入だ。

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