« 君がいなければ どんなに成功したとしても無意味なんだ | Main | 考えた末の答え »

下野宣言とその理由

前に引退宣言したけど、最近の政治状況について、個人的には、あまり情熱が湧かないのが本音です。どうでもいい、というと不謹慎かもしれませんけど。その理由は、下記4つ。

(1)小泉内閣、福田内閣を支持してきた者(←安倍内閣は、個人的な怨恨もあり不支持。)として、今回は、構造改革推進派として、責任を取って、潔く謹慎

(2)どうせ、次の政権は短命政権。誰がなったとしても、選挙管理内閣でしかなく、もしかすると、一度も国会答弁せずに退陣の可能性も。麻生内閣で選挙乗り越えることができても、政界再編。

(3)ずばり意中の候補がいない

(4)総選挙やっても、民主党政権になるか政界再編しなければ、「ねじれ」は変わらないから、誰がやっても追い込まれる。特に、3分の2条項が使えなくなるから、どうせ何もできない

それなら、いっそ下野して、次の機が熟すまで、待った方がいいでしょう。

ぼくは、構造改革推進派であり、「改革50年戦争」を続けることが使命であるわけで、その路線であれば、自民党政権であろうが、民主党政権であろうが良いかもしれない、と、最近、思うようになりました。特に、麻生太郎内閣が現実味を帯びてきたあたりから。

(注)「改革50年戦争」とは、行革請負人・矢尾板俊平が考えている1981年に発足した土光臨調から2040年代まで、足かけ50年かけて行う日本の改革プラン。現在は、第Ⅲ期から第Ⅳ期への移行期間と認識。ちなみに第Ⅰ期は土光臨調・中曽根行革(三公社民営化、経済自由化、国際化)、第Ⅱ期は橋本行革(省庁再編、金融システム改革、規制改革)、第Ⅲ期は小泉改革(郵政民営化、経済の構造改革)。(第Ⅴ期は、矢尾板改革?)。第Ⅳ期は、公務員制度改革、独立行政法人改革、道州制と財政構造改革がメイン。

麻生太郎は、どのくらい経済がわかっているのだろうか。いま、必要なのは、国内の景気対策ではなくて、国際的なマクロ経済環境の安定化ではないか。財政出動については、物価高に伴う価格のギャップの対策に限定するべきではないか。

そもそも「全治3年」というのは、何を根拠に言っているのか。サプライサイドのネガティブショックの原因のひとつは、金融システム危機だが、その再構築に3年かかるというものなのか。技術革新は、まさか3年ではできない。

リーマンが破たんするのも、モルガン・スタンレーの問題も、AIGの問題も、そんなに驚くべきことではない。みんな、第2次金融システム危機が訪れるのはわかっていたし、サブプライムローン問題を解決するためには、金融再編も必然であり、そのXデーがいつなのか、ということだったはずである。だから、別に慌てる必要はなく、やるべきことをやればいいのだ。(その点で、ポールソンもバーナンキも冷静だし、日本銀行も冷静で評価できる

経済もシステムもサイクルがある。いまは、これまでのサイクルが終焉し、次のサイクルへの移行段階、過渡期なだけである。だからこそ、構造改革が必要なのであり、構造改革を伴わない目先の景気対策は、ただの選挙対策なのである。だから、麻生氏は、「選挙よりも景気対策を優先する」と言わず、「選挙対策をもっとやりたいから解散を遅らせる」とおっしゃった方がいい。

新総裁が決まったら、一刻も早く解散し、政策論争をした方が良い。こんどは、国民が選択できる。自民党、民主党とともに、日本のグランドデザインとそのための改革プラン、そして選挙後の100日間で何をやるのかを、マニフェストとして打ち出してほしい。

という愚痴は、さておき、当分は野党(政権批判側)暮らしもいいかなと思っています。

小泉内閣誕生から、ほとんど(安倍政権時代の1年を除いて)与党(政権擁護側)でしたので、こんどは政権を批判する目で見ていくのも良い経験かもしれません。

空中戦的な詮索論争をやるよりも、もっと地に足を着けて、大切な人のことを大事にしたいと思います
いまの精神状態だと、総選挙に関わることもやめ、それよりも、大切な人のことを考えたいと思います。

それだけ、大切な人がいなければ、何をしても意味がないということを痛感しました。これが本当の理由です。

|

« 君がいなければ どんなに成功したとしても無意味なんだ | Main | 考えた末の答え »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/27563/42541378

Listed below are links to weblogs that reference 下野宣言とその理由:

« 君がいなければ どんなに成功したとしても無意味なんだ | Main | 考えた末の答え »