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福田改造内閣は、反小泉路線への転換なのか?

今日の朝刊各紙の内閣改造に対する評価は、おおむね、「小泉路線」なり「改革路線」からの転換というものである。でも、これは本当なのだろうか。これは、上げ潮派のメンバーが登用されなかったということが、その根拠であることはわかる。

しかし、第3次小泉改造内閣で、経済産業大臣は二階俊博であり、経済財政担当大臣は与謝野馨であった。つまり、福田改造内閣と同じ陣容である。

小泉構造改革の最終的なゴールは、「安定的な経済成長と財政再建の両立」であった。

いま、議論になっているのは、財政再建を、徹底的な歳出カットと経済成長による増収で達成しようとする「上げ潮派」と財政再建を、増税も許容する形で考える「財政規律重視派」の論争である。経済成長の達成、歳出削減については、共有できている。違いは、そこに、「霞が関埋蔵金」と名付けられた特別会計を、財政赤字の削減に使っていくのか、経済成長をどのような形で達成していくのか、というところであろう。そして、税制で言えば、法人税減税をするのか、消費税増税を行っていくのか、という整理ができるかもしれない。

だから、目的は、共有しているはずであるが、そこにたどりつくまでの道が違うということだと理解できる。

その意味では、もっと論争を行っていくべきであるし、今回の内閣改造が、そのまま改革路線を否定するものではない、と考えられる。しかしながら、改革のスピードが落ちるようであれば、改革の停滞をなにがなんでも阻止しなければならなくなるだろう。

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