« 官僚たちの夏 | Main | 内閣改造は、8月25日か? »

タクシー問題

文芸春秋に、夕刊フジの記者が、「居酒屋タクシー問題」のスクープに関する手柄話を掲載させている。
別に、手柄話を掲載させること自体については、とやかくいうつもりはない。しかし、問題は指摘するも、本質的な議論がなされていない、ということは、少し冷静になって考えるべきだと申し上げたい。

サービスの範囲が、アメ玉なのか、ジュースまではOKなのか、はたまたビールはだめなのか、というのは、これは、その規制をするための法的根拠がないわけだから、あとは、個人の倫理観に頼らざるを得ないかもしれない。
ただ、金品の授与は、完全に刑法の問題になるのではないか。贈収賄罪であり、横領罪であり、完全な犯罪として、立件できる。

それでは、こうした不正行為をなくするためには、どうすればいいのか。タクシーチケットの利用をやめさせればいいのか、もしくは、終電が終わったら、近くのホテルに泊まれるようにすればいいのか。

なんとなく、それは違うだろう、という気持ちになる。もっと考えるべきは、なぜ、タクシーに乗って帰らなければいけないのか、ということである。

この点は、もちろん、全てを語るものではないが、大きな原因として、このブログでも何回も指摘しているように、質問通告に伴う答弁書の準備、質問主意書への対応などであろう。

質問通告を早めてもらえれば、ここまでひどい状況にはならないと思う。

だからこそ、居酒屋タクシー問題で追及すべきは、野党の質問通告や質問主意書の出し方の在り方であろう。

下手すると、「居酒屋タクシー問題」を追求するために、タクシー利用を増やしているかもしれないということも、東京選出の某議員は知るべきだろう。

ここは、追求するのであれば、野党から率先して質問通告を早めてはどうだろうか。

バブルの時代、なぜ、楼蘭的な過剰接待がなされていたのか。問題を解決するためには、その原因を探らなければいけない。これと同じである。

|

« 官僚たちの夏 | Main | 内閣改造は、8月25日か? »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/27563/41817616

Listed below are links to weblogs that reference タクシー問題:

« 官僚たちの夏 | Main | 内閣改造は、8月25日か? »