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七夕が曇りな理由

「今夜は、雲が出ている。織女と牽牛は、会えるのかな?」

「きっとね、織女と牽牛は、2人で会うところを恥ずかしがって、それで、空に雲をかけてしまったんだよ。だから、雲の上で、2人は、今頃、ゆっくりと1年分の愛を確かめ合っているはずだよ」

「ふーん」

「何かを失えば、何かを得るかもしれない。きっと、人生なんて、長期的に考えれば、失っているほど得ているし、得ているほど、失っている。どこかでバランスが取れているはずだよ。だから、織女も牽牛も、天の川の東西に引き離されても、その代わりに、永遠の愛を手に入れたのかもしれないね」

「でも、会えなくて寂しくないの?」

「そりゃ、寂しいさ。でもね、逢いたいと思う時間が、愛を育むということもあるんだよ。愛とは、直線的に性につながるものでは、決してないんだよ。だから、プラトニックな恋愛も、成り立つとは思う。」

「今日は、織女と牽牛のこと、静かに見守ってあげるべきなんだね」

「今日ぐらいは、街の明かりを消して、2人だけの時間にしてあげよう。」

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