1963年の夏 そして45年後の夏
本命であった佐橋滋企業局長(次官待ちポスト)が、突如、特許庁長官に転任するという人事が行われた。佐橋局長の代わりに、松尾金蔵次官の後任となったのは、佐橋局長の同期の今井善衛特許庁長官であった。翌年、今井次官は勇退し、佐橋特許庁長官がその後任となった。これが1963年と1964年の夏の出来事である。
それから45年後、再び、同じような出来事が起きた。本命の鈴木多加史経済産業政策局長が、特許庁長官に転任し、望月晴文資源エネルギー庁長官が、北畑隆生次官の後任となった。長官ポストからの次官就任は、1966年の山本重信中小企業庁長官以来の42年ぶりである。それ以降は、全て企業局長、産業政策局長、経済産業政策局長からの昇進である。
財務省は、官房長→主計局長、経済産業省は官房長→経済産業政策局長と、暗黙の次官へのコースがある。だから、少なくとも次の次の次官はある程度、想像がつく。
財務省の場合は、最近だと、理財局長→官房長→主計局長ということがコースになりつつある。経済産業省の場合は、貿易経済局長・官房総括審議官→官房長→経済産業政策局長という感じでしょうか。
ちなみに、望月次官については、既報通りというか予測があたった形になりました。


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