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オマーン戦後会見

ー引き分けに終わったが?

矢尾板:もちろん喜ばしい結果ではないが、想定の範囲内ではある。第3次予選が始まる前に、突破に必要な勝ち点のボーダーは、12から13と言った。まさに、このボーダーが確定的になってきている。つまり、4勝1分け1敗で、勝ち点は13だ。勝ち点13を取れれば、1位通過ができる。3勝2分け2敗の勝ち点12なら2位通過だ。最初から、バーレーンでのアウェイでは1敗を覚悟し、オマーンでのアウェイでは引き分けを覚悟していた。いわば、全て予定通りにプロジェクトが進んでいる。もちろん、嬉しいサプライズはひとつでも多い方が良いわけだが。

ー次は、バンコクでのアウェイ戦だが。

矢尾板:勝たなければならない。ここで勝てば、予選突破を1位か2位は別として、かなり固めることができる。6月22日のホームでのバーレーンとは、予選突破を賭けたものではなく、どちらがリーグでNo.1なのかということを決めるゲームにしたい。
しかし、当然ながら、油断はできない。6月22日に、No.1を賭けた戦いができる可能性を残してくれたのは、タイがバーレーンでのホームで引き分けというベストゲームをしてくれたから。しかも、タイのホームになる。勝つことは容易ではない。

ー勝利する自信はあるか?

矢尾板:戦う前から負けることを考える人がどこにいますか?勝つためにゲームをする。いままで、積み上げてきた経験を生かすことが、日本にとっての最大の自信と誇りになる。

ーオマーン戦の反省は?

矢尾板:攻撃のパターンが作り出せなかった。これは、日本にとって、引きずってしまっている課題だ。攻撃はシンプルで良いと思う。シンプルであっても、パターンを持つことが重要だ。名古屋グランパスが、それで成功している。サプライズはいらない。いま、必要なのは、明確な攻撃のビジョンだ。

ーどのような攻撃のビジョンが必要なのか。

矢尾板:個人的には、4-4-3を考えている。その上で、ポゼッションだ。松井の突破力と中村俊輔のラストパスが武器になる。中盤は、遠藤に安定をさせる。そして、サイドから切り崩していく。

ー大久保選手が退場処分となったが。

矢尾板:その点は、正直、あきれた。いつか、このようなことは起きるのではないかとは思っていた。もちろん、良心的に見れば、彼自身の使命感というか情熱、モチベーションの強さの表れだろう。しかし、自分が退場になることの意味の重さ、次戦以降、自分が出場停止になることの意味の重さ、つまり、自分の責任の重さを考えてほしい。高原が不在の現在、彼への期待は大きかった。少なくとも、次戦は、FWの軸を抜いた状態で戦わなければならない。

ーどのように対応をするのか。

矢尾板:玉田に期待している。追加招集できるとすれば、浦和の永井を呼びたい。もしくは、コンディションは良いのなら、川崎の我那覇だ。

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