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マンチェスターユナイテッドの優勝

もともと、プレミアリーグの中では、マンチェスターユナイテッドが好きだというのもあるのですが、それよりも、モウリーニョ・ファンとしては、オーナーの過剰な介入が間違っていたことを証明できて嬉しい。かなり、個人的な感情ですが。

もちろん、モウリーニョがスタンフォード・ブリッジを離れてから、アブラハム・グラントはがんばっていたと思うし、ドログバ、ランパードなど、よくモチベーションを維持して、戦ってきてくれたと思う。それは、最大の敬意を表したい。しかし、それでも、何が間違っていたのかというと、オーナーの介入だ。

オーナーの現場への介入は、時にして、悲劇を起こす。オーナーの仕事は、現場を信頼し、チームの大きな方向付けをすることであろう。もちろん、チーム不調のとき、監督を交代するという荒療治も必要だ。しかし、チーム経営は、現場との信頼関係の中で進めるべきだ。

たとえば、マンチェスター・シティも、現在、同様の悲劇がやって来ようとしている。すでに、オーナーのタクシンとエリクソン監督の関係は、回復不能だろう。もちろん、後任候補のフェリペやモウリーニョは勝てる監督である。しかし、チームの強化過程で、オーナーがすぐに結果を求め、我慢できないというのであれば、どんな名将を招へいしても、成功は得られないだろう。

さて、Jリーグでは、クゼ監督が解任され、アレックス・ミラー監督が就任した。アレックス・ミラー監督は、前リバプールヘッドコーチ。ジェラール・ウリエ時代からのコーチですね。

日本のサッカーの発展には、世界的に著名な監督が来てくれることが重要です。

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