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もうひとりの恋人

僕は、空の上から、窓の外の暗闇を、ただ漠然と見下ろしていた。
静かにジャズの音色がイヤホンを通して聞こえてくる。昔、何度か聞いた覚えのある曲であったが、その曲名は思いだせなかった。

いま、僕は、なぜ、ここにいるのだろうか。

もちろん、この疑問は、存在論とか哲学的な疑問ではなくて、簡単なものである。つまり、「僕は、なぜ、この飛行機に乗っているのだろうか」という疑問である。

僕は、ほのかちゃんという女性のアドバイスに導かれ、そして、このシャルル・ド・ゴール行きの夜間飛行に身を委ねているのだ。

変化が訪れたのは、2週間前の金曜日であった。

僕の恋人(恋人という定義が定かではないから、もしかすると、彼女からすれば、恋人ではないと言うかもしれないけど)は、突然、僕の前から姿を消してしまったのであった。

その日から、今日までの2週間、僕にとっては不思議なことばかりが、僕の身の回りに起きたのであった。
そして、その身の回りに起きたことから、僕は、人間の尊厳、生きることの意味、死への畏怖、さまざまなことを学ぶのであった。

僕の恋人には、もうひとりの恋人がいた。それは、ずいぶん前から知っていることだ。僕は、そのことを知ったとき、意外と冷静であった。少なからず、そんなところだろうと、妙に納得をしてしまった部分もあった。今まで、不可解なことの謎が全て解けたような、少し晴れやかな気持ちを感じるほどであった。

もちろん、そうは言っても、悲しみとか嫉妬とか、そういう負の感情が全く無かったというわけでもなかった。しかし、不思議ながら、怒りとかそういう感情は生じなかった。

たぶん、僕が、なぜ、パリ行きの飛行機に乗っているのか、そして、最終目的地であるブリュッセルに向かっているのか、という話をするためには、少なくともこの2週間の時間は遡らないといけないだろう。

あの朝、彼女は、僕が朝食用に作った朝食用のトーストとサラダ、そして、一匹の猫を残して、突然、姿を消してしまったのであった。猫の名前は、ユキと言った。ユキという名前は、後から気が付いたのだが、彼女のもうひとりの恋人の名前であった。

つまり、彼女は、彼女のもうひとりの恋人である幸雄と、僕と一緒にいるときに横にいる猫のユキと、いずれにしても、もうひとりの恋人とずっと一緒にいたことになる。少なくとも、気持ちは、僕には向いてはいなくて、人間か猫かという違いはあるにしろ、いつもユキという男に向いていたということになる。

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続きは、"shumpei 24 Club"で連載いたします。
ご希望の方は、ぜひご入会ください。(入会方法などについては、後日、ご報告いたします)

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ジョゼ・モウリーニョ、ミラノへ

ジョゼ・モウリーニョ監督の次なるベンチは、サンシーロスタジアムにあるようだ。
モウリーニョ監督が、約14億円でインテルの監督に就任するという報道が流れた

チェルシーの監督復帰の可能性もあるようだ。
しかし、チェルシーは、マンチーニが就任する可能性もあるらしい。

チェルシーでは、アブラハム・グラント監督の解任、さらに、テンカーテ・コーチも退団するらしい。
モウリーニョがインテル監督に就任なら、ランパードやドログバなどの主力選手も移籍するかもしれない。
チェルシーは、大幅なチーム編成の変更が起きるだろう。

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もうひとりの恋人

「今夜、夢の中で君に出逢う」、「半島のさき」、「君にふたたび出逢うときまでに」の3部作を終えた著者が、新たな壮大なラブストーリーを描く。

新作のタイトルは、「もうひとりの恋人」。

~あらすじ~

主人公の恋人に、には、秘密の恋人がいた。

主人公は、ある日、その真実を知ることになる。

彼女は、引き続き、秘密の恋人と逢瀬を繰り返している。

主人公は、それを知りながらも、あたかも知らないフリをして、毎日を過ごしていた。

そして、彼女は、主人公の前から、いつのまにか立ち去ってしまう。

家には、朝食用に焼いたパンとサラダと、そして、秘密の恋人の名前を付けた猫を残して。

そんなときに、主人公の前にも、とある女性が現れる。その女性は、主人公を救うためにやっきたのだと言う。
いくつかの事件が起き、少しずつ、主人公は理解する。

「この壁を突き抜けなければ」

お楽しみに。

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島耕作は、なぜモテるのか?

今日は、あまり書くことを思いつかなくて、いろいろ考えた末に出てきたテーマが、コレです。

今週末に、島耕作全集の第1弾が発売されます。僕は、もう予約しています。今回は、課長編です。

なぜ、島耕作は、モテるのでしょうか?「ヤング島耕作」時代とか、スゴいですよ。カジュアルな関係の人が何人いることでしょうか。

器が大きいようで、実は、細かいことを気にしてしまう。でも、「それは気にしないようにしよう」と思う繰り返しが、島耕作のパターン。このスイッチのオンとオフが、やはり、いいですかね。

島耕作といえど、惹かれている女性が、別の男性と一緒にいれば、妬いたり、ショックを受けたりします。でも、「それはそれで仕方がない」と観念できるというところが魅力なのかもしれませんね。

そういう意味では、相手の自主性を、ちゃんと認めている。

それに、島耕作は、リソースの配分について、恋愛に向けるリソースは、あまり大きくないということがあります。どちらかというと、仕事人間。そういう意味では、相手に求めるものは、パートナーという点かもしれません。だから、大町久美子と続いているわけですね。でも、鈴鴨かつ子とのこともあるように、包み込んでくれる優しさを持つ女性にも惹かれているのも事実です。

さて、ここで問題です。

もしも、あなたの相手に、他に男性がいたとき、あなただったら、どう感じますか?
そして、どうしますか?

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女性は、「「ポルシェの男性」よりも「プリウスの男性」のほうが好き」だって

ぼくのいま乗っている車は、プリウスなので、きっと、モテモテでしょうね。アリガトウ。

「ポルシェの男性」よりも「プリウスの男性」のほうが好き:米国女性の調査

National Survey Finds the Quest for Fuel Efficiency Is Changing Americans' Car Consciousness

ガソリン価格が高くなっているし、やはり時代は、ハイブリッドでしょう!

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"Shumpei 24 Club"発足:8万アクセス突破!

すでに数日前のお話なのですが、shumpei@blogですが、8万アクセスを突破しました。(ぱちぱち)

みなさま、いつもありがとうございます。 m(_ _)m ありがとう。ありがとう。

そこで、8万アクセスを記念して、そして、shumpei.jpのスタート3年くらいを記念して、お祝いしちゃいたいと思います。そのお祝いとは・・・

じゃがじゃが

じゃがじゃが

じゃがじゃが

じゃーん!

公式ファンクラブ "Shumpei 24 Club" を発足することになりました!

わー、ぱちぱち。

"Shumpei 24 Club"では、メルマガ形式で、小説や作詞作品を会員に限定して配信するほか、ポッドキャストでの、音声配信、講演会情報や出版物情報も優先してご連絡。さらには、「集い」も開催予定なのです!

詳しくは、またのちほど♪お楽しみにね!

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講演:経済政策の政策研究:総合政策論のフロンティアを目指して

本日は、「経済政策の政策研究:総合政策論のフロンティアを目指して」というテーマで講演を行いました。
小麦の価格と地球温暖化は、深く関係をしています。小麦の価格を安定化させようとすれば、それは環境・エネルギー問題にもつながる問題になってきます。
ひとつの経済事象を解決しようとすれば、その背景にある、経済以外の問題への対応が求められます。
ねじれ国会、物価上昇、暫定税率、環境問題、これらは、有機的に結びついているのです。
政策研究においては、こうした連関性を意識していくことも重要なのです。

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講演内容が、中央大学父母連絡会「草のみどり」に掲載されました

昨年の12月に中央大学総合政策学部で講演をした内容が、中央大学父母連絡会の発行する雑誌「草のみどり」(2008年5月号、通巻第215号)に掲載されました。(原稿は、高橋優花さんが寄稿してくださいました)

矢尾板俊平氏(講演当時は、中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程、現在は、三重中京大学現代法経学部講師)

日本経済が抱えるリスクと構造改革ー政策の研究とフロントのはざまで・12月12日

 矢尾板氏は、講演当時、独立行政法人経済産業研究所リサーチアシスタント、政策創見ネット21の事務局長も務め、2006年6月、政策創見ネット21の分担執筆として『「小泉改革」とは何だったのか―政策イノベーションへの次なる指針』(上村敏之・田中宏樹編著、日本評論社)を出版した。今回の講演では、この経験の基となったポリシーウォッチを実践し、政策を見つめることでこれからの日本経済について学生に考えるきっかけを与えた。

より複数の人の意見を

 「日本の政策過程には、ポリシープラットフォームが必要である」。矢尾板氏が最も問題意識を強く感じる点だそうだ。「回転ドア」と称されるように、政権交代に伴い、大幅な政権スタッフの入れ替えがあるアメリカと比べ、日本は、政治的任用による政権スタッフの登用が少ないために、どうしても政策競争が起きにくくなっているというのだ。より成熟した民主主義を作り上げるには、政策人材の流動性を高めるとともに、政策人材の受け皿となるようなシンクタンクの充実、幅広く政策に対する意見や提案を取り入れ、永田町、霞が関、大学、シンクタンク、マスコミ、NPOなど、人々が自由に建設的な議論を行ったり、将来の政権を支えるチーム間で競争を行ったりすることが出来る場であるプラットフォームが必要であると言う。

 また、政策にはその裏付けとなる「なぜその政策が必要なのか」や「どのような効果があるのか」、という理論的な根拠、更には予算や法律といった制度的な根拠が不可欠であり、政策立案や評価をする際には、これらの点を、総合的に理解することが出来る能力も求められる。そのため、政策系学部では、このような総合的な政策分析能力を育成することも課題となる。
 
 実際に矢尾板氏は、講演の中で、日本経済を分析するために自ら作成した数多くのグラフをスクリーンに映し出し、一つ一つ丁寧に説明した。経済成長率やGDPに関するグラフ、また企業や金融機関の経営戦略等あらゆる分析を一度に全て総合的に理解することは難しかったが、その分析の精巧さから、専門分野に対する強い気迫を感じた。

検証、そして政策
 
 日本経済の今後は、経済・財政・社会の持続可能性を人々がどのように評価し行動するのかに依存する。日本の将来に不安を感じる人が多くいる現在の日本において、人々のリスクに対する評価の仕方を明確化し、対応していくことが重要である、と矢尾板氏は言う。
 
 最後に学生に対し、「さまざまなデータを検証し政策を提言して、それを評価してもらうことを積み重ねていく」ことで日本が変わることを伝え、授業を締めくくった。

総合政策

 客観的な視点から物事を分析し、政策を立案していく姿勢を持ち続ける矢尾板氏の姿が印象的であった。そしてその姿こそが、矢尾板氏の作り上げた総合政策であり、現在の幅広い活躍の根本となっているように感じた。

(一部、講演者が加筆・修正しました。)

矢尾板俊平(Dr. Shumpei Yaoita)略歴
三重中京大学現代法経学部講師、中央大学総合政策学部兼任講師。博士(総合政策)
中央大学経済研究所客員研究員、独立行政法人経済産業研究所コーポレートガバナンス研究会委員および研究協力者、松阪市環境保全審議会委員、政策創見ネット21事務局長等。
専門は、公共選択論、総合政策論。主な著書に、『「小泉改革」とは何だったのか-政策イノベーションへの次なる指針』(上村敏之・田中宏樹編著、日本評論社)。

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『中央大学大学院ガイド2009』に掲載されました

総合政策研究とは、「思考・創造・実践」の連続と積み重ねである

「総合政策研究」のプログラムに取り組む私たちが問われているのは、いかに、現実社会の課題に対して、学術的な研究分析と政策現場における実務的な知見を元に、その課題を解決ならしめる有効な答えを導きだすことができるのか、ということである。しかし、こうした問題や課題は、大抵、何本もの連立方程式で複雑に構成されているから、正解は、なかなか見つからない。そのため、トライ&エラーを恐れず、政策課題の解決に向けて、思考し、新しい知識を創造し、それを実践するという連続が重要なのである。
「総合政策研究は一日して成らず」、「石の上にも三年」、言い過ぎかもしれないが、大学院の教室では、このような探究と思考の繰り返しと積み重ねの中で、自己の能力の研鑽を楽しむ毎日であった。

矢尾板俊平(やおいたしゅんぺい)略歴
2001年3月:中央大学総合政策学部卒業 学士(総合政策)
2003年3月:中央大学大学院総合政策研究科博士前期課程修了 修士(総合政策)
2008年3月:中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了 博士(総合政策)
現在は、三重中京大学現代法経学部講師。中央大学総合政策学部兼任講師、中央大学経済研究所客員研究員。また、独立行政法人経済産業研究所コーポレートガバナンス研究会委員および研究協力者、松阪市環境保全審議会委員、政策創見ネット21事務局長など。専門は、公共選択論、総合政策論。主な著書に、『「小泉改革」とは何だったのか』(上村敏之・田中宏樹編著、日本評論社、2006年)などがある。

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講師 矢尾板俊平

実は、この数日間、かなり精神的にダウン状況でした。

精神的疲労というか、なんとなく、思考がネガティブ、悪い方、悪い方に行くという悪循環で、さらに、その悪循環の中で、思考がどんどん悪い方向に発展していく、ということの繰り返しでした。最初は、とりとめのない不安と若干の寂しさから始まります。

そんなとき、その思考の悪循環にブレーキをかけてくれる人がいるということは、とてもありがたいことです。
そのような人こそ、大切にしたいと思います。

いよいよ「社長 島耕作」が来週から始まります。5月28日には、島耕作自身が肉声で語る記者会見が行われるらしいです。

「課長 島耕作」はテレビドラマ化。島耕作役は、高橋克典とのことです。

「島耕作」は、けっこう人生のバイブルです。島耕作には、いつも励まされます。
たびたび起こるピンチ、ラブロマンス。バラエティ豊かな人生です。

大町久美子とのラブストーリーの結末は?

島耕作のシーンで好きなシーンは、いくつかあるのですが、やっぱり課長島耕作のラストから第2話目(step.174 IT MIGHT AS WELL BE SPRING)の大町久美子とのシーン。

久美子「そんなつまらない理由で私を雇わないで」
久美子「私を雇う理由は 常に私を 自分の近くに 置いておけるから 嘘でもいいから そう言って!」
島耕作「わかった! いつもキミと一緒にいたいから 俺の下で 働いてくれ」
久美子「はい」
久美子「よろしくお願いします。課長島耕作殿」

いいですね。

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ロケットスニーカー

大塚愛ちんの新曲「ロケットスニーカー・ One × Time」がリリースされました。元気になれる応援ソングです。
One × Timeは、POND'SのCMでおなじみです。このCMめちゃくちゃかわいいですよ!てんとうむしが鼻にくっつくところが最高にです。「愛らしくね」ですって。

「ロケットスニーカー」を、ぜひ、洞爺湖サミットのテーマソングにして欲しいです。
だって、「地球っこ」な詩なわけですから。

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地球に Thank you! タッチして
空に向かって飛んでゆく
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ぼくが、内閣総理大臣なら、洞爺湖サミットのときに、大塚愛スペシャルライブ「LOVE EARTHークールな地球がやってくる」を開催します。

ここで思ったのは、次のアルバムは、本当に「LOVE EARTH」というタイトルが良いのでは??

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精神安定剤的なパートナー

パートナーといっても、必ずしも恋人とか夫婦ということではありません。ビジネスパートナー然りです。
監督とコーチという関係もそうだったりします。

仕事をするということは、良いことだけではなくて、苦しいこと、辛いことも、山ほどあります。こうした困難を乗り越えて、ひとつひとつ山を乗り越えていく。それが成長や発展につながっていくと思います。

しかし、その山は、一人で乗り越えるには、高すぎることもあります。

そんなとき、精神を安定させてくれるようなパートナーの存在は、非常に大切です。

このとき、このパートナーシップは、相互補完的・共存関係です。なぜならば、良い仕事をするためには、精神の安定というのは必要不可欠。良い仕事をすれば、それは、さまざまな報酬を手にすることができる。報酬のパイが増えるわけですから、そのパートナーの得る果実も大きくなるわけです。

つまり、win - win な関係になるわけです。

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信じるもの -決断

今年に入ってから、いろいろと悩んでいて、一度は方針を決めたものの、いざ実施をしようと思うと、そこにも迷いがあり、なかなか実行できなかったことがあるのですが、決断することにしました。

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権力とは、使いこなすものである

権力とは、使うためにあるものである。どんなに批判されようとも、最大限、その認められた、信託された権力を使いこなす覚悟こそが為政者が持つべき覚悟である、と、ぼくは考えている。

権力の源泉は、人事と予算であろう。この2つの道具を使って、有効な政権運営をする必要がある。

福田さんと小沢さん、どちらが権力を持っているか、と言えば、言うまでもなく、福田さんである。比べようもないほど、大きな差がある。

ぼくは、福田さんは、もっと権力を行使してもよいと思う。議会制民主主義の制度の中で選ばれた総理大臣なのだから。

今日、名古屋駅で、海部さんを見かけた。一緒の新幹線の一緒の号車だったようだ。

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wikipedia

もし、ぼくの記事がwikipediaに掲載されたとしたら、こんな感じのが面白いのではないか、と思いました。

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*研究テーマは、「政治経済システムに関する総合政策研究」、「知的財産権の公共選択分析」、「戦後のわが国における行財政改革の研究」。

*三重中京大学では、「演習I」、「演習ⅡB」、「経済と法」、「経済理論の応用」、「キャリア対策Ⅰ・Ⅱ」、「経済学の基礎」を担当。中央大学では、「経済と社会Ⅰ」を担当。

*作詞・小説の執筆なども行っている。1999年には、[[SPEED]] ARENAというホームページで行われた「[[SPEED]]に歌って欲しい詞募集」というコンテンストで優秀賞を受賞した。それによって、調子に乗っている様子である。

*小説は、村上春樹や渡辺淳一の影響を受けていると、本人は認めている。

*好きな女優は、[[石原さとみ]]だと認めている。その理由については、昔、好きだった女性が[[石原さとみ]]に似ているからという噂があるが真偽は定かではない。

*好きな歌手は、[[大塚愛]]。きっかけは、[[大塚愛]]がデビューした頃に、[[中央大学]]の白門祭でライブを行ったことと関係しているらしい。その後、数年間は、ファンであることを否定していたが、あることが契機にファンであることを認めた

*カラオケでは、[[サザンオールスターズ]]、[[Mr. Children]]、[[大塚愛]]、[[倖田來未]]などを歌う。

*サッカーの監督マニアでもある。好きな監督は、[[ジョゼ・モウリーニョ]]、[[ルイス・フェリペ・スコラーリ]]など。

*ブログは、評価が大きく分かれている。なお、ブログのトップページの写真は、[[ジョン・F・ケネディ]]元米国大統領をイメージしているらしい。同じ写真は、米国TVドラマ[[The WEST WING(邦題[[ザ・ホワイトハウス]])]]で使われている写真の同じモチーフである。なお、この写真については、「コピーを取っている姿」などの意見がある。

*好きなテレビドラマは、米国TVドラマ[[The WEST WING(邦題[[ザ・ホワイトハウス]])。このドラマが放映中、放映時間にあっては、何よりも視聴が優先されるそのため、当時、付き合っていた女性に愛想を尽かされたことがある。

*想い出の曲は、「さくらんぼ([[大塚愛]])、「柊([[Do As Infinity]])」などを挙げている。その理由は明らかにされていない。

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整理するということは、捨てる、ということである

いろいろなものを整理してみよう。
整理するということは、捨てる、ということである。

たとえば、携帯電話の電話帳。
最大500件しか入らないのだから、500件以上の登録をしようと思ったら、何かを削除しなければいけない。
人間は、いつも、制約付きの最大化問題を解いている。
与えられた条件、制約の中で、いかに、効用を最大化するか、ということが重要だ。

だから、選択の決断をしなければいけないときもある。

きょう、ふと、こんなことを思った。

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石原さとみ, パズル, a-nation

今日は、石原さとみさん主演「パズル」を見ました。いつもの石原さとみさんとは、ほぼ正反対の役どころで、なかなか新しいチャレンジだと思います。大女優を目指して、演技の幅を広げてもらいたいものです。
(美沙子役は、コメディアンヌの斉藤由貴あたりがやってみると、また違った味が出て良いかもしれません)

でも、まあ、やっぱり、ぼくは、清純路線+αぐらいの役どころが合っていると思います。
(Team Policy Dragonの石川麻衣のイメージは、石原さとみさんです。)

さて、a-nation08の先行予約に応募したら、当選しました。
TRF・Every Little Thing・倖田來未・大塚 愛・東方神起・AAA
と豪華ラインナップ。 楽しみですね。

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客観的自分を自己評価しよう

自分のことを、客観的に自己評価できるということは強みだと思う。

人間は、弱いから、自己防衛本能が先行してしまって、なかなか、現実を受け容れることが難しいというときもある。もちろん、人間は、常に、強くなくても良いと思うから、それも時に必要。でも、そのときも、客観的に、自己防衛本能なんだ、ということに気が付いているということが重要。要は、バランス。

自分を客観的に見ること。簡単そうで、なかなか難しい。

でも、1日に10分ぐらいは、その日の自分を客観的に見つめる余裕・時間が大切かな、と最近、思っている。

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政権維持戦略は、「果報は寝て待て」「待てば海路の日和あり」

もう、「果報は寝て待て」という戦略ですね。

何があろうとも、絶対に解散・総選挙はしません。内閣総辞職もしません。そう覚悟を決めればいいだけ。
なにせ、解散権は、総理大臣の専権事項だから、与党内でどんな議論になろうが、民主党が何を言おうが、総理が寝てしまえば、誰も、何もできないわけです。腹のくくり方ひとつ。

総辞職をして、「ねじれ状況」が打開できれば、それも選択肢ですが、総辞職で「ねじれ」は解消しません。
解散をして、「ねじれ」を解消できれば、それも選択肢ですが、たぶん、再可決もできなくなり、事態は、さらに深刻になるだけ。

つまり、インセンティブがまったくないわけなのです。インセンティブがないことをしないのは、まさしく合理的な行動なわけです。

それなら、いっそ、絶対に、解散・総選挙はしない、ということで、どーんと構えてしまった方がいい。

この状況が続くことが最も困るのは民主党です。秋までに、解散・総選挙に追い込めなければ、「何をやっているんだ、民主党」ということになる。その状況で、代表選を迎えた場合、小沢代表の求心力を、どのように維持するのかがポイントになる。そんなこんなで、民主党の結束が弱まった瞬間に、解散・総選挙、そして政界再編という流れで、一気に勝負をかける、というのは、どうでしょうか。

いまの福田さんなら、民主党が対案を出したら、すべて丸飲みするぐらいのことはしそうです。そうすると、だから民主党は、どんどん対案を出していけばよいと思います。それが政権運営の練習につながる。それが、与党を追い込むことにつながる。

対案を出さないで、反対だけしていて、政権も追い込めなければ、繰り返しになるが、「何をやっているんだ、民主党」ということになる。いまは、支持率が上がっているが、このままだと、そのうち、期待をした分、失望が大きくなるわけで、支持率は急落する可能性がある。

だからこそ、政権側は、まさしく、「風が吹く、風鈴が鳴る」という風の吹くままに、川の流れに身を任せるがごとく、「果報は寝て待て」が、現状の政権維持のための戦略だ。

(もちろん、政策は滞留してしまうので、「ねじれ」のコストは大きい。これは、与野党ともに、責任を持つ必要がある。→つまり、政界再編か大連立

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代表監督とクラブ監督

代表監督とクラブ監督の最大の違いは、選手と一緒に、日常を過ごせるかどうかだ。

代表監督は、自分のチームコンセプトに合わせて、かなり広い自由度で、選手を選抜し、チームを作ることができる。クラブ監督は、補強には限界があるが、選手を日々、トレーニングすることができる。

代表監督は、選手を、クラブから預かってチームを作るが、クラブ監督は、自分の選手である。

この点で、代表監督は、自分で選手のトレーニングができないことに歯がゆさを感じる。トレーニングについては、チームに要望を出すことはできても、決めるのは、チームであり、クラブ監督だ。

だからこそ、代表監督には、信念と哲学と、一貫した方向性が必要だ。
それをメッセージとして、各チームに伝えていくということが求められる。

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マンチェスターユナイテッドの優勝

もともと、プレミアリーグの中では、マンチェスターユナイテッドが好きだというのもあるのですが、それよりも、モウリーニョ・ファンとしては、オーナーの過剰な介入が間違っていたことを証明できて嬉しい。かなり、個人的な感情ですが。

もちろん、モウリーニョがスタンフォード・ブリッジを離れてから、アブラハム・グラントはがんばっていたと思うし、ドログバ、ランパードなど、よくモチベーションを維持して、戦ってきてくれたと思う。それは、最大の敬意を表したい。しかし、それでも、何が間違っていたのかというと、オーナーの介入だ。

オーナーの現場への介入は、時にして、悲劇を起こす。オーナーの仕事は、現場を信頼し、チームの大きな方向付けをすることであろう。もちろん、チーム不調のとき、監督を交代するという荒療治も必要だ。しかし、チーム経営は、現場との信頼関係の中で進めるべきだ。

たとえば、マンチェスター・シティも、現在、同様の悲劇がやって来ようとしている。すでに、オーナーのタクシンとエリクソン監督の関係は、回復不能だろう。もちろん、後任候補のフェリペやモウリーニョは勝てる監督である。しかし、チームの強化過程で、オーナーがすぐに結果を求め、我慢できないというのであれば、どんな名将を招へいしても、成功は得られないだろう。

さて、Jリーグでは、クゼ監督が解任され、アレックス・ミラー監督が就任した。アレックス・ミラー監督は、前リバプールヘッドコーチ。ジェラール・ウリエ時代からのコーチですね。

日本のサッカーの発展には、世界的に著名な監督が来てくれることが重要です。

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日本をダメにした10の裁判(チームJ著・日経プレミア・シリーズ)

チームJ著の『日本をダメにした10の裁判』(日経プレミア・シリーズ)は、とても読みやすく、一気に読み切ってしまいました。「法と経済学」の主要テーマに関する判例も、わかりやすく、解説されていて、法と経済学を勉強したいと思う導入書としても最適だと思います。

そこで、できれば、この書籍を講義で使用したいなぁと思っております。
たとえば、紹介されている判例について、経済学の観点から考えてみると、どのようなことが言えるか、などをレポート課題にする、というようなこともできるかな、と思っています。

法と経済学の講義では、「これだっ!」というテキストを見つけるのに、なかなか苦労をしておりますが、目から鱗の書籍が発売されて、とても嬉しいです。

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パンダが気に入ってはいている短パンだ

なんとなく、大塚愛ちん風にダジャレを考えてみた今日この頃ですが、みなさま、いかがお過ごしですか?
この前のライブでは、「メガネをかけなきゃユメがネェ」でした。あとは、「コンドルのパンツがくいコンドル」とか「マスカラ着けてマスカラ」とかもありましたね。

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格差原稿なんとか脱稿

5月の連休は、締め切り週間な今日この頃ですが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
今日、なんとか、格差本の原稿を仕上げることができました。
内容は、いまだ、シークレットです。秋ぐらいに書店に並ぶ予定です。お楽しみに♪

さあ、次の締め切りは・・・。

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RIETI PDP 危機管理政策の国際比較-危機対応の経済政策論に向けて-

編集及び執筆をしたRIETI PDP 「危機管理政策の国際比較-危機対応の経済政策論に向けて-」が公開されました。

危機管理政策の国際比較-危機対応の経済政策論に向けて-

[執筆者]

小林 慶一郎 (独立行政法人経済産業研究所上席研究員)
大澤淳 (財団法人世界平和研究所研究員)
矢尾板俊平 (三重中京大学現代法経学部講師)
菊池誉名 (前独立行政法人経済産業研究所リサーチアシスタント)
地引泰人 (東京大学大学院学際情報学府情報学環博士課程)
伊藤弘太郎 (中央大学大学院法学研究科博士後期課程)
小栗裕介 (慶應義塾大学大学院法学研究科博士後期課程)
原田倫世 (東京大学大学院医学系研究科博士課程)

[要旨]

本稿は、「新しいマクロ経済モデルの構築および危機時における経済政策のあり方」の研究活動の中で、収集した情報の一部に基づいて、各国各地域の危機管理のシナリオやシミュレーションの内容や公開状況の特徴を紹介するものである。また、日本の国民保護計画について、経済政策的な観点から捉えた場合に得られる示唆も明らかにするものである。

研究プロジェクトでは、伝統的な安全保障、自然災害、感染症の問題について、一般に公開されている日本、東アジア(中国、台湾、韓国)、米国、欧州(英国、ドイツ、フランス、スイス)の危機シナリオを収集し、整理を行った。危機やリスクには、自然災害、感染症、テロや軍事行動なものから、身近な交通事故や犯罪などがある。本研究プロジェクトでは、特に、マクロ経済政策に関する新しいモデルの構築を目指すという趣旨から、交通事故や犯罪などのミクロレベルのリスクや危機ではなく、マクロ経済に大きな影響を持つと思われる自然災害、感染症、テロや軍事行動に焦点を当てている。そこで、基本的に、各国各地域の危機に対する政府の対策を整理し、比較を容易にするため、東アジア、欧米という形で、地域別に章を構成している。また、感染症に関しては、その流行は、一国の壁を越えて、グローバルな問題となる。そのため、各国間の連携と国際機関の取り組みが極めて重要になるため、感染症の問題は、特に1 章を設け、グローバルな問題として情報を整理している。

また、国民保護の視点より、「情報の非対称性」や「情報の不確実性」の問題への制度的対応と人々の危機管理に関するインセンティブメカニズムの設計が必要である、という示唆が得られた。

Keywords
国民保護計画、リスク管理、情報の不確実性、情報の非対称性、エマージング・クライシス、鳥インフルエンザ

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地域が元気、活性化プロジェクト

原稿というのは、時間があって書けるものではない、と思う今日この頃ですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?

研究の仕事も、創造性が求められますから、いわば、アーティスト!
ヒラメキがないと、なかなか筆は進みませぬ・・・。

さて、写真は、パールロードから撮影した的矢湾のあたりの景色です。的矢湾といえば、牡蠣ですね。
三重県には、「かやくご飯」に、「松阪牛」に、「伊勢海老」に、「牡蠣」と、いろいろと特産品がありますよ。

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「地域が元気、活性化プロジェクト」みたいなのをやりたいですね!

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片想いダイヤル・・・ピポパポ ピポパポ

大阪での大塚愛ちんのライブツアーに行くことができなかった今日この頃ですが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?チケットは、お財布の中に入っていたのに・・・(泣)
もしかすると、「ロケットスニーカー」のお目見えがあるかなと楽しみにしていたのですが、どうでしたか?

iPod用のスピーカーを買いました。
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クマのぬいぐるみ形式で、スイッチ入れると、音楽に合わせて光ります!
ちょうどかかっているのは、最近のお気に入りの「片想いダイヤル」です。
いま、ふと思ったのですが、LOVEちゃんスピーカーも発売すればいいのに。

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三重県菰野町の伝統:かやくごはん

今日は、お招きをいただきまして三重県菰野町の伝統の「かやくごはん」をご馳走になりました。
「はそり」(←お鍋)で炊かれたご飯は、とってもおいしかったです。

伝統とは、地域の最大の資源だと思います。大切に守り続け、また、伝統の情報をより多くの人に知ってもらうことが地域の元気のミナモトになるのではないかと、本日のお話を伺って、思いました。

こんど、ぼくも某所の審議会に入ることになりましたが、地域が元気になるコツを考えて行ければと思っています。

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原稿が終わらないため、大塚愛ちんライブ断念します

福田総理は、国会の状況を鑑み、欧州への外遊を取りやめましたが、私は、原稿が終わらないため、5月5日大阪国際会議場での大塚愛ちんライブ「LOVE PiEACE~メガネかけなきゃユメがねぇ~」への参加を取りやめにいたします。(泣)

ホントは、昼の菰野町での会合の後、大阪入りする予定でしたが、会合後は原稿執筆タイムにしたいと思います。できれば、今夜中に、原稿のメドを付けて、なおかつ、「経済学の基礎」の課題のチェック(火曜日に学生の皆さんに返却予定)は終わらせたいと思います。できれば、キャリア対策の課題作りまで行きたいです。

原稿の締め切りまで、あと、2日。。。

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結婚しよか

「イヤだ」

前回の島耕作のひとコマ。
島耕作が、いよいよ社長就任ということで、ヘリコプターに乗って、東京上空で、大町久美子と1988年特別ヴァージョンのドンペリを開ける。

大町久美子は、「私にプロポーズして」と言って、島耕作がプロポーズ。しかし、答えは、「イヤだ」

このやりとりは、どのように読み解けば良いのか。大町久美子の本音は何なのか。

そして、いよいよ「社長 島耕作」が始まります。ぼくは、以前から、「島耕作シリーズ」の最終回は、島耕作と大町久美子とのハッピーエンドだと主張している。このやりとりは、その複線なのではないかとも思う。

さて、いま書いている小説は、「自己満足的な恋愛」を求める男性が主人公。相手を満足させていると思っているのだが、実は、それは、自己満足に過ぎなかった、ということが題材。それでは、なんで、そんなことになっているのか、ということについて、また、内的なものを掘り下げてみたいと考えている。

また、Team Policy Dragon セカンドシーズンの第2話は、来週からの掲載予定です。

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モスクワでの顔合わせ

モスクワで、欧州王者を争うのは、プレミアリーグに属するマンチェスターUとチェルシーの2チームに決まりました。さっきまで、ケーブルテレビで放映している「バルサTV」で、マンチェスターUとバルセロナの第2レグを名がしていましたが、解説者(?)のコメントが面白かった。

交代について、「乗っている監督が行うことは、100%正しいように思えるし、納得できる」というような趣旨のコメントで、「いまのライカールトは、何もしても100%でないんですよね。ファンも納得しないでしょう」みたいなコメントを付けていたわけです。

これが、バルセロナとライカールトの現状であろう。言い得て妙とは、このことだと思った。

すでに、ライカールト監督は退任を表明した模様。後任人事が注目されている。
今のところ、バルサBのグアルディオラ監督が本命視されているが、モウリーニョ監督の可能性も期待できる。もともと、グアルディオラが監督就任のシナリオは、ライカールトがシーズン中に解任された場合にリリーフとして登板というものであった。チームを抜本的に改革するということを考えるのであれば、モウリーニョ体制ということも考えられる。(つまり、ドログバ、ランパードが移籍)

ロナウジーニョの放出は決定的であろう。デコも放出の可能性が取りざたされているが、モウリーニョ体制になった場合は、バルセロナに留まるのではないかとも思う。

さて、ライカールト監督は、もしかするとチェルシーの監督に就任するのではないか。チェルシーには、テン・カーテもいる。

今オフは、監督人事、移籍動向から目が離せない。かなり大きな動きになるだろう。

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【連載小説】Team Policy Dragon: Advocacy 9 :サイレント・イブ(5)

吉沢は、「星野、良かったな」と言った。佑奈は、「麻衣さん、あとは、福沢くんが戻ってくるだけね」と言った。麻衣は、うずくまってしまった。佑奈は、「どうしたの?」と言うと、麻衣は、「怖いの。とても、怖いのよ。俊ちゃんだけが、このまま逝ってしまうんじゃないかって」と言うと、佑奈は麻衣を抱き締めて、「大丈夫よ」と言った。

すると、医者や看護師たちが慌てて、福沢が入っている手術室に駆け込んで行った。吉沢が、「どうしたんですか?」と訊ねると、医者たちは無言で、吉沢を払いのけた。麻衣は、その様子を見て、泣き崩れたのであった。

手術室から、一人の医師が出てきた。その医師は、佑奈や麻衣を見つけると、歩みより、「福沢俊明さんのお知り合いの方ですか」と訊ねた。佑奈は、「はい。会社の同僚で、こちらは、福沢俊明のフィアンセの方です」と言った。その医師は、「そうですか。私は、この病院の桂川と申します。福沢俊明さんの状況ですが、かなり危険な状態です。覚悟をしていただかないといけないかもしれません。もちろん、全力を尽くします。しかし、銃弾が心臓を傷つけておりましたので、その修復作業を行いました。消化器の損傷も激しく、いま、駆け込んだ医師たちは、消化器外科の者たちです。これから、消化器の修復を行います」と言った。佑奈は、「わかりました。よろしくお願いします」と言った。麻衣は、ただ、泣き崩れるだけであった。

朝のテレビ番組は、昨晩の銃撃事件のニュース一色であった。ゲストコメンテーターの中には、すぐに、首相臨時代理を立てるべきだ、というような意見を言う者も多かった。3月までには、来年度予算とその関連法案を通さなければならない。その激務に、首相は耐えられない、ということが根拠であった。また、首相の警備の在り方や危機管理に関する批判も多く出てきていた。

温水は、ベッドの上で、「支持率が心配だな」と言った。水島は、「総理は、年末年始のお休みが取れたという感じで、何もご心配されず、ごゆっくりされてください」と言った。温水は、「そうだな」と言った。

手術室の前に、一人の女性が、大きなボストンバッグを持って、やってきた。佑奈は、「あなたは?」と訊ねると、「山村文子と言います。俊明さんの弟子です」と言った。すると、麻衣が顔を上げて、「山村文子さん?」と言った。佑奈は、わけがわからなそうな顔をして、「お知り合いの方なの?」と言った。「お久しぶりやな。石川麻衣さん」と文子が言うと、「なぜ、あなたが、ここに?」と麻衣は訊ねた。

「ニュースで、俊明さんが撃たれたって聞いて、いても立ってもおられずに、朝一番の新幹線に飛び乗ったんや。神崎さんもいなくなって、Team Policy Dragonも困っているやないかって、思ってな。でも、私が来たからには、もう大丈夫や。何の心配もいらへん」

佑奈は、「ちょっと、待ってよ。何がなんだか、わからないわ。あなたは、誰なのよ」と言うと、文子は、「だから、福沢俊明の弟子やって、言うてるでしょ」と答えた。

そのとき、福沢が入っていた手術室のランプが消えて、扉が開いた。麻衣は、「俊ちゃん!」と叫んだ。文子は、「俊明さん」と叫んだ。佑奈は、この状況を、一歩下がって、不思議そうに眺めていた。

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【連載小説】Team Policy Dragon: Advocacy 9 :サイレント・イブ(4)

すると、ひとつの手術室での手術が終了した。ドアが開くと、温水が運ばれてきた。「総理!」と水島が叫んだ。執刀医は、「ご安心ください。手術は成功です。場所が場所だけに、リハビリが必要になるかもしれませんが、公務にもご復帰いただけるでしょう」と言った。水島は、「ありがとうございます」と答えた。

佑奈は、麻衣の肩を抱き、「大丈夫よ。福沢くんも星野くんも必ず生きて戻ってくる。水島さんが、福沢くんも星野くんも政府のVIPということで手配してくれたから。必ず大丈夫」と言った。麻衣は、「うん」と答えた。

その頃、京都では、文子が荷物をまとめていた。それを見た文子の兄の山村武史は、「文美、どうしたんや?」と訊ねた。すると、文子は、「俊明さんの危機を救えるのは、私しかいないねん。だから、私、東京に行くで」と言った。武史は、「おいおい、ちょっと待てや。確かに、文子が臥竜先生のこと慕っているのは知っとるけど、いきなり押しかけても迷惑やろ」と諭すように言った。「俊明さんのTeam Policy Dragon。神崎さんを失って、この事件がなくても大変やろ。私は、朝一番の新幹線で東京に行く」と文子は言った。武史は、諦めたような顔をして溜息をついた。

朝方、もうひとつの手術室のドアが開いた。そして、星野が運ばれてきた。吉沢と佑奈は立ち上がると、執刀医は、「手術は無事成功です。やけどの状況が心配でしたが、奇跡的な回復ですね。もう心配はありません」と答えた。すると、入口の方から、女性が駆け寄ってくる姿が見えた。そして、「あなた!」と言って、星野に駆け寄った。佑奈は、「もしかすると、禎子さんですか?」と訊ねると、その女性は、「はい。妻の禎子です。いまは、離婚しておりますから、元妻というほうが正しいのかもしれませんが。ニュースを聞いて、居ても立ってもおられず、来てしまいました。お恥ずかしながら、頭では、彼のこと、許すことができなくても、彼のこと、私は愛しているんだ、ということ、今日、改めて思いました」と言った。

吉沢は、「星野もきっと喜びますよ。もし、奥さんが宜しければ、星野に付いていてあげてください」と言った。すると、禎子は、「はい。そうさせていただきます」と言って、星野の担架とともに、病室の方に向かって行った。

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