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日本代表の攻撃オプション

さて、昨日、大木武氏の日本代表コーチ就任が理事会で決定した。

岡田監督から、前甲府監督の大木コーチを招へいしたという形であるが、これは、攻撃の戦術オプションを広げるという意味合いだろう。大木コーチは、バルセロナやチェルシーが採用する4-3-3のアイディアを持っている。つまり、岡田監督は、グローバルスタンダードになりつつある4-3-3システムを採用することを考えているということである。

これまで、オシム監督は、ディフェンス面の構築を行ってきた。しかし、得点力不足が、常に指摘されてきたように、オフェンス面では、さまざまな課題があった。これは、ジーコ監督時代でもそうだった。オシム監督は、長期的なチーム作りをしてきたので、オシム監督の頭の中には、すでに、ある程度のオプションがあって、2年後の南アフリカ大会に向けた予選の中で、オフェンス面の構築を行い、チームとして完成をすることを目指していたのかもしれない。

その点で、岡田監督が大木コーチを呼び寄せたのは、このオフェンス面の構築を任せるためであると言えよう。岡田監督にないアイディアを大木コーチが出していくというのが、彼の仕事である。

しかし、これで、大熊コーチ、大木コーチと、コーチもJリーグ監督経験者が増え、重厚な布陣となった。(小倉コーチは、監督経験はないはず)

さて、4-3-3のシステムについては、ぼくもアジアカップのときも提案してきていて、最近、研究を進め、推奨しているシステムなので、大歓迎である。これまで、日本代表のオフェンスは、「個人の力」に頼るところが大きかった。世界と戦っていくためには、「個の力」に加えて、「システム」が必要になってくる。4-3-3の場合、CFに、ポストプレーができ、そして、得点力抜群の選手を配置できて、初めて機能する。チェルシーは、ドログバ、バルセロナは、エトー、アンリ、レアルはニステルローイ。日本代表では、高原が浦和レッズに移籍したことで、随時、高原をエースにできることが大きい。

2列目(1.5列目)については、ゲームメーカーとドリブル力のあるストライカーを配置する必要がある。その点で、ひとりは、大久保の起用が考えられる。そして、中村俊輔と中村憲剛のいずれかを起用する。大久保の代わりに、梅崎の起用もあり得る。大久保、中村俊、中村憲、梅崎を組み合わせて起用が基本線になる。これだけで、すでに、6通りのオフェンスのオプションを作り出せる。さらに、田中達也が代表に復帰すれば、さらに、カードは多くなる。

さらには、4-3-3と4-4-2の併用で、さらに、戦術のオプションを増やすことができる。

(矢尾板・ジャパン2008 基本フォーメーション案)

     高原

中村       大久保

  阿部   遠藤

     鈴木

安田 岩政 水本 徳永

      川口

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