« チリ戦 | Main | [連載小説:Pilot版] Team Policy Dragon: Advocacy 6 : スパイ(9) »

【連載小説】[君は 僕の わがままな 小悪魔? or 天使?] Vol.1:ラブストーリーは突然に始まるの?(1)

Koakuma_title

グランヴィア京都。京都駅に直結するラグジュアリー感の高いホテルだ。京都駅の改札を出て、そのままエスカレーターに乗る。2階にロビーがあり、その横に改札を見下ろすように、コーヒーラウンジがある。
僕は、友人と、このロビーラウンジで待ち合わせをしていた。友人の名前は、裕子という名前の女性だ。彼女とは、大学の同級生であった。裕子は、大学卒業後、出版社に勤め、社内恋愛で結婚をし、夫の転勤に伴って、京都の近くに住んでいた。

今年のお正月に、裕子から来た年賀状に、「もし、京都のお近くに来ることがあれば、久し振りにお会いしたいわ」と書いており、僕は懐かしくなって、裕子に電話をした。そして、僕がフィールドワークというか取材のために、近々、京都に行くことを伝えると、コーヒーでも飲もうということになったのであった。

僕は、現代民俗学の勉強をしていた。特に、街そのものに興味を持っていた。街を歩くことで、その地域の伝統や文化を研究するのである。元々は、考古学を専攻していたが、いつのまにか、もう少し、人間や街という窓を通じて、文化の歴史を探究してみたいと思ったのである。いまは、研究をすること、女子大の非常勤講師として現代民俗学の講義をすること、そして、出版社から頼まれる原稿を書くことの3つが主な仕事であった。

「荘太郎くん、ここよ」と、裕子は、僕の姿を見つけると、大きく手を振った。僕は、裕子を確認し、そちらの方に向かって歩いて行くと、裕子の隣に、もうひとり女性が座っていた。僕は、その女性を見て、驚きを隠すことができなかった。なぜならば、僕が好きな女性と、ほとんど同じ顔をして、同じぐらいの身長で、同じような体系をしていたからだ。

僕は、その女性を不思議そうに確認しながら、裕子の前に座った。

登場人物・人物相関図

|

« チリ戦 | Main | [連載小説:Pilot版] Team Policy Dragon: Advocacy 6 : スパイ(9) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/27563/17791815

Listed below are links to weblogs that reference 【連載小説】[君は 僕の わがままな 小悪魔? or 天使?] Vol.1:ラブストーリーは突然に始まるの?(1):

« チリ戦 | Main | [連載小説:Pilot版] Team Policy Dragon: Advocacy 6 : スパイ(9) »