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チーム・ポリシー・ドラゴン(Team Policy Dragon)

歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』七段目の由良之助(大石内蔵助)のシーンが好きです。このシーンは、赤穂藩お取り潰しの後、吉良家や上杉家を欺くために、わざと京都で放蕩三昧をするというものです。この時期、赤穂藩の旧家臣たちが、「敵討ち」を説得に来るも、放蕩生活を見せつけ、追い返すことにより、「大石にその気はなし」というメッセージを、吉良家に送っていたようであります。

実は、ぼくは、この数年、この大石内蔵助の戦略を、数年前に起きた特殊事情への対応として採用をしておりました。

今後は、博士論文も提出しましたし、来年度から立場も変わるので、この戦略を取ることもやめようと思います。

ぼくの次の夢は、政策を研究し、分析し、立案し、実行していくなかで、Well Informed PublicWell Informed Democracyを作っていくための同士を探し、チームを作ることです。以前、一度は、チーム作りをしていたのですが、先に書いた特殊事情で、そのチームは解散となっていました。解散後、個人的なレベルで一緒に仕事をすることもできた方もおられますが、バラバラの状態です。もう一度、新しい仲間を求め、新しいチームを作りたいと思っています。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(56)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

弥生さんは、「それでもいいのよ」と言った。「それでもいいの。あなたが私のことを愛してくれなくてもいいの。あなたは、結衣のことを好きでいればいい。私は、あなたのことを独占しようとも、私のものにしようとも思っていないわ。でもね、私は、温もりが欲しいの。人の温もり、優しさが欲しいのよ」

僕は、「ごめんなさい。僕には、弥生さんが言っていることの全ては、まだ理解することはできない。」と言い、少し間を置いて、「でもね。少しはわかるよ。」と言った。

「何があったのかわからないけど、弥生さんの言いたいこと、気持ちはわかるよ」と言った。すると、弥生さんの目から涙がこぼれた。そして、弥生さんは、僕の胸のあたりに頭を押し付けたまま泣き始めた。僕は、少し黙ったままでいた。僕の胸で泣きたいのであれば、それぐらいは黙っていようと思った。そうしながら、僕は弥生さんから聞いた弥生さんの東京での生活の話をひとつずつ思い出していた。思い出しながら気が付いたことがひとつだけあった。それは、彼女は言葉にしながら、彼女の話にはある種の影がかかっていた。天気で言えば、晴々しい天気というよりは、どことなく、いつも雲がかかっている状態であった。

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博士論文(学位請求論文)を提出

本日、みなさまのおかげで、無事に、博士論文(学位請求論文)『知的財産権の公共選択分析』を提出いたしました。これまで、ぼくのことを、支えてくださったみなさま、応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました。提出直後、両親先生には口頭で、そして、ぼくにとっては幸運の女神だとも思える、とても大切な人にはメールをして提出したことを伝えました。感謝の気持ち嬉しい気持ちと、長くて苦しいトンネルの中で、ようやく出口の光が見えた喜びを知ってもらい、一緒に喜んでほしいと思いました。

これから、論文審査、公聴会と口頭試問があり、まだまだ気が抜けませんが、本当に、ほっと一息です。
引き続き、モチベーションを維持して、来年の3月までがんばっていきたいと思います。

この数年、博士論文のことや、さまざまな、なかなかうまくいかないことで、時に苦しみ、辛く、情緒不安定なときもありました。周りの人々が楽しく遊んでいる姿を見たりすると、本当に羨ましく感じて、そして、スネてしまうことなどもありました。また、世の中では、やっぱり、外形標準で評価されるんだ、ということを、何度も感じました。自分自身の努力や能力が未熟であるということは、十分に理解しつつも、やはり納得ができない、ということも何度もありました。そんなとき、昨日の記事にも書きましたが、「神様が、30歳までは、いかなる苦労をしろと言っているんだ。楽は許さない、と言っているんだ」と自分に言い聞かせ、歯を食いしばって、前に半歩でも進もうとしました。それでも、やはり、心が折れそうになり、泣きたくなることも多々ありました。

この前、ゼミの後輩に、「自分を信じてあげられるのは、最後は自分だけなんだ。だから、自分が自分を信じてあげなければ、誰が自分のことを愛してあげられるんだ」というようなことを言いましたが、これは、すべて、自分が、苦しい時に、自分に言い聞かせてきたことです。

この話は、これまで、あまりしてこなかったのですが、約4年前、2003年の春ぐらいから、文章が全く書けなくなったことがありました。文章が、全く頭の中に浮かばなくなり、一文字も打てなくなりました。その原因は、当時行っていた仕事に関連していて、村上春樹風に言えば、「雪かき」的に文章を書いていたのでした。当時は、ぼくの中に、お決まりのフレーズ・表現を、お決まりの文章の流れ、リズムに乗せて文章を作るということをしていました。だから、当時のぼくの興味や楽しさは、今から思えば、文章の内容よりも、技術的な部分、つまり流れやリズムといったところで芸術的かどうかということに求めていたようにも思います。それゆえに、自分の少ない知識を出し切ってしまったこと、つまり、カラカラの状態になってしまったことや、文章の書き方そのものへの悩みによって、文章を書くことができなくなったのでした。実は、ここは悪循環です。内容を高めるための知識が出し尽くしてしまっているために、技術で勝負しなければならなくなります。しかし、技術でカバーできるということは、実はあまり大きくなく、そのために、文章がかけなくなる、そうすると、さらに焦るので、技術に走るという循環が始まり、出口の見えないスランプに陥るのです。

そこで、ぼくは、まずは、知識のストックを、貪欲に行おうとしました。どんな知識や情報でもインプットしようと、新聞などのメディア情報、書物・論文、いたるものを読みあさりました。そうしたことをしていくうちに、自分が、これまで学んできたことが本当に浅いものであることに気が付き、学問の古典を追い求め、歴史的な資料を読み、自分の中で掘り下げていく作業を進めました。

もうひとつ行ったことは、とにかく、さまざまな文章を書いてみるということでした。そして、その経験を学術論文の執筆にフィードバックしたいと思いました。仕事として「雪かき」的に書くのではなく、楽しみながら書くということをしようと思いました。このブログで、できるだけ毎日記事を書こうということも、小説を書くことも、実は、この作業の一環です。

これは、文章を書くことだけではなく、シンポジウムやコンファレンスの企画についても同じ状態でした。当時の仕事では、自分が企画運営を担当する大きなシンポジウム・コンファレンスが2回(半年ごと)ありました。各コンファレンスで、メインシンポジウムの企画10個‐20個のワークショップの企画を作成するわけですが、アイディアには限界があり、毎回の企画はかなり大変でした。全てを作るわけではないのですが、テーマを決めて、出演者を決めて、ということについては、常に知識や情報をセンシティブに、インプットし、ストックをしておかないと、アイディアが不足してしまい、スランプに陥ってしまいます。ぼくが、2004年末に、ある職を任期満了に伴い、退任したのは、その団体のさらなる発展のためには、新しいアイディアが必要で、そのためには、自分が交代することがベストであろうと感じていたからです。(当時は、この他に国際会議もあり、年3回は、300名規模のコンファレンスの運営に関係していました。)

(この点では、やはり、同じ人が長期間、同じポジションにいることの弊害だと思います。空気の入れ替えではないのですが、新しいアイディアを常に保つためには、ある程度の人事的なターンオーバー制というのは重要かもしれないと思います。担当者は疲労し、そして、アイディアは疲弊しますので。その点の克服には、デュアル・システムが有効かもしれません。特に、方法論や性格の違う2人を組み合わせることが重要だと思います。イメージは、太平洋戦争のときの米国太平洋艦隊総司令官のニミッツが、ハルゼーとスプールアンスのターンオーバー制にしたようなイメージです。)

そして、このような作業を進めてきて、回復してきて、ようやく今年に入り、博士論文を書きだすことができるようになってきました。かなりの遠回りをしてきたようにも思えますが、「急がばまわれ」ということで、当時は、焦ったり、不安になったりしたけれど、いまは、遠回りしたことが自分の成長につながったと思っています。また、遠回りしたことで、さまざまな多くの出会いができたことも、新たな財産を得ることもできたと思います。さらに、やはり、「」というのも重要だと思いました。

まずは、みなさまに御礼を申し上げます。

さて、論文では、知的財産権の本源的意義を検討し、制度の本来の性質について、公共選択論の視点より考察を行いました。それにより、「制度の失敗」の問題を指摘し、いかに、市場の歪みを小さいものにして、一方で、生産者のインセンティブを確保するかという問題を検討しました。また、法制度のエンフォースメントの問題に着目し、途上国において、知的財産権のエンフォースメントを高めるためには、どのような政策対応が必要かという問題についても、公共選択論の視点より検討を行いました。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(55)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

僕は、少しムっとして、怒りながら、「なんで、そんなことを言うんですか」と言った。すると、弥生さんは、「あなたのことが好きだからよ」と言った。僕は、「えっ?」という言葉のみを発した。弥生さんは、「あなたのことをからかうと面白いくて、そしてかわいいのよ。そこが、とても魅力的なの」と言った。僕は、「また、からかうのはやめてください」と、少し、ムっとして答えた。すると、弥生さんは、「別に、今はからかっていないわ。本当にそう思うのよ」と言った。

僕は、「でも、僕はあなたの妹さんと付き合っているんです」と言うと、僕の言葉を打ち消すように、弥生さんは、自分の口唇を僕の口唇に重ねた。僕は、一瞬、何が起きたのかがわからなかった。しかし、すぐに弥生さんの両肩を僕の両方の手で押し戻し、弥生さんの口唇から僕の口唇を離した。僕は、「弥生さん、やめましょう。いま、ここで僕が弥生さんとキスをして、そして身体の関係を持ったとしても、誰も幸せにはなれない。僕は、結衣のことを愛していて、あなたのことは、結衣のお姉さんとしては好きだけど、それは恋愛感情ではない。結衣を悲しませることになるし、一番傷つくのは、弥生さん、あなた自身だと思います。僕は、あなたを傷つけたくない」と言った。

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博士論文を提出へ

博士論文の提出準備が整いました。キンコーズで必要部数を印刷し、紐で閉じました。あとは、いよいよ提出するだけです。紐で閉じた論文(175枚の原稿)を眺めていると、この数年間のさまざまな想い出、辛かったこと、苦しかったことを思い出しました。

感慨にふけるのは、提出してからにして、まずは、気を引き締めて、提出をしてきたいと思います。

でも、この5年間、常に、精神的なプレッシャーになっていたものが一息付くと考えると、心の底から穏やかになれます嬉しいという気持ちよりも安心するという気持ちの方が強いです。口には出せませんでしたが、やっぱり、かなり苦しかったし、いろいろと悩みが尽きませんでした自分への自信もなかなか持つことができませんでした。そうした心の葛藤が、悪循環を引き起こしていたりしました。

苦しいときは、常に「神様が30歳までは苦労をしろと言っているんだ」と自分に言い聞かせて、がんばってきました。

この数か月、ようやく、長いトンネルの先に、光が見えてきました。ぼくのことを支えて、応援してくださっているみなさまに感謝の毎日です。

ようやくスタート地点に立つことができたばかり。気を引き締めて、がんばっていきたいと思います。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(54)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

「結衣は、塾の帰りに友人に食事に誘われたらしいのよ」と言った。僕は、「食事ですか。女の子同士で行くというわけですね」と言うと、弥生さんは、少し申し訳なさそうに、「それが、そうじゃなくて、男の子と行くって言っていたわ」と言った。さらに、弥生さんは、「ハジメくん。ごめんね。家で彼氏が待っているのに、他の男の子と遊びに行くなんて、結衣も何を考えているのかしら」と言った。僕は、「そんな大袈裟なものではなく、ただ食事に行くだけでしょう」と答えた。

すると弥生さんは、ソファの僕の隣に、僕の身体に触れるように座った。僕は、少し緊張して、わずかに弥生さんとの距離を開けた。弥生さんは、僕の耳元で、「なんとも思わないの?」と囁いた。僕は、「結衣のことを信じていますから」と答えた。すると、弥生さんは、少し諦めたような表情を見せた。そして、「あーあ、残念。もう少し、やきもちを焼かせて、からかおうと思ったのに」と言った。僕が弥生さんの言っていることを理解するには、少しの時間が必要だった。そして、「「からかおうと思った」って、じゃあ、今のは嘘なんですか」と、僕は聞いた。すると、弥生さんは、「嘘よ」と言った。

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試練は、6月上旬のH&Aか!

 博士論文の提出が近づく今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

 5年がかりの課題が、あと数日でゴールと思うと、なんとなく感慨深いです。それと、ジワジワと湧き上がる開放感。提出後には、公聴会と口頭試問があるので、まだまだ気は抜けないのですが、とりあえず、一息付けそうです。(といっても、12月中旬まで、研究報告や大学の講義などがあるので、完全に落ち着くことができるのは、12月16日以降という感じです。)

 いまは、博士論文の最終調整と詰めを、久し振りにモーニング娘。の4thアルバム「いきまっしょい」を聞きながら作業しております。いやー、なつかしいですね。当時のことを少し思い出してしまいました。発売が2002年3月末なので、なんとなく、当時の失恋から立ち直ってきた頃のちょうど微妙な時期ですね。(そのころは、同時にミスチルにはまってました。そういえば、AIRの会とかOVERの会とかありました。)

 考えてみると、当時のモーニング娘。のメンバーで残っているのは、誰なんだろう。確か、このアルバムで新メンバーになった高橋愛とか新垣理紗とかしか残っていないのでは??そう考えると、5年の月日というのはすごいなぁというのと、ハロプロの競争原理・淘汰システムはすごいですね。

 ということで、本題。昨日、ワールドカップのアジア第3次予選の組み合わせが決まりました。日本は、バーレーン、オマーン、タイと一緒のB組。正念場は、6月上旬のオマーンとのホーム&アウェーですね。6月7日に日本で試合して、そのままオマーンに行き、14日にアウェーで試合ですか。
 
 3月26日のアウェーでのバーレーン戦での戦い方も重要ですね。ここで、負けてくるようであると、モチベーション的にも辛くなるでしょう。ホームでは、勝ち点3を取って、アウェーでは、勝ち点1以上を確実に取ってくるということが重要。

 新監督は、2月に予選が始まったら、そのまま東アジア選手権と、かなり厳しい状況からのスタートになりますね。すぐに結果を求められるのは、なかなか酷だと思います。その意味でも、オシム路線を引き継げる人の方が良いでしょう。今の段階で、ゼロからスタートはできないので。(岡田さんに一本化という情報も流れております。)

 さて、欧州に目を向けると、イングランドがEURO2008の予選リーグ敗退で、このブログでも早々と予想しましたが、マクラーレン監督が解任されました。後任には、ファビオ・カッペロ監督が本命視されているようです。まあ、エリクソン監督の例もあるので、可能性は大きいでしょう。でも、FAの意中の人は、ルイス・フェリペ・スコラーリ監督のような気もします。でも、現在の状況では招へいは難しいですね。まあ、カッペロは、スペクタルなサッカーはしないので、レアルでは嫌われましたが、イングランド代表の再建には適任かもしれません。ただ、イングランド代表は、現在、けが人続出のために、フルメンバーを集められないという状況でもあり、監督の問題よりもその点の克服が課題なんですよね。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(53)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

どのような関係に変化をしたのか。それは、言葉にすれば、簡潔な関係であった。しかし、その関係の変化は、非常に複雑な関係を作り出したのであった。

いつものように僕は夕方になるころ、結衣の家に行った。そして、結衣の帰宅までの時間を弥生さんと一緒に過ごした。弥生さんは、東京での生活の話を僕にしてくれた。大学での授業、アルバイトの話、そして、恋愛の話。弥生さんは、東京の大学で、週3日は、朝から夕方まで授業に出て、夜は家庭教師のアルバイトをしていると言った。僕は、「授業は面白いですか」と聞いた。弥生さんは、文学部の学生で、特に英文学を専攻していると言った。「シェイクスピアの文献購読の授業は面白わね」と言った。僕は、弥生さんの話から東京での大学生活の想像を大きく膨らませた。そこには、結衣との2人での東京生活も夢に描いていた。

弥生さんと話していると、家の電話が鳴った。電話は、結衣からであった。弥生さんが電話に出ると、弥生さんは、「それじゃあ、仕方がないわね」というようなことを言って、電話を切った。僕は、「結衣さんは遅くなりそうですか」と聞くと、弥生さんは、少し黙った。僕が弥生さんの返事を待っていると、弥生さんは重々しく口を開いた。

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ミシュランガイド東京2008

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さて、先週の木曜日に「ミシュランガイド東京2008」が発売になりました。どんなお店が星をもらっているのだろうと、ぼくも発売日当日に購入しました。今や、売り切れ続出のようですが、発売日には山のように書店に置いてありましたよ。
(amazonでも売り切れになっているようです)

総覧をしたところ、まあ、確かに、そうかもね、というお店が掲載されておりました。たとえば、「矢尾板俊平のちょっと行ってみたいレストラン」でリストアップした小笠原伯爵邸 (スペイン料理)、「トゥールダルジャン」(フレンチ)など。

しかし、もっと、あの店も星をもらっても良いのに、という感想。(たとえば、ニューヨークグリルとか?)。すなわち、矢尾板俊平版ミシュランだと、もう少し違う店も入っていたはずです。

ただ、東京のホテルガイドも付いていて、こちらは非常に便利です。カバンの中に一冊入っていると、電話帳代わりになって便利だと思いますよ。

矢尾板俊平のちょっと行ってみたいレストラン」もよろしくお願いします。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(52)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

結論から言えば、その時間は永遠でもなく、その時間が終わる時は、意外に早かった。僕は、夕方になると、毎日のように結衣の家に行き、結衣が塾から戻るのを待つようになった。夕食の時間まで結衣の部屋で、結衣と変哲もない会話をして、そしてキスをした。結衣の両親は、結衣の姉である弥生さんと結衣を残し、結衣の父親の実家に、長期的に帰郷しているということであった。本来であれば、結衣も一緒に帰郷する予定であった。しかし、表向きは塾の夏期講習があることを理由に、一緒に帰郷しなかった。結衣は、「本当は、ハジメくんが寂しがるからよ」と冗談めかして言った。僕は、「ごめん」と返した。結衣は、「なぜ、謝るの?」と尋ねたので、「なんだか、僕が引き留めたみたいだ」と答えた。すると、結衣は、「私がそうしたいと思ったのだからいいのよ」と言い、笑顔を作った。僕は、「ありがとう」と言った。

結衣が塾から帰ってくるまでの間、弥生さんが僕の相手をした。最初のころは、僕と弥生さんは世間話などをする単なる話し友達であった。しかし、ある日、僕と弥生さんの関係は、「弥生さんが僕の相手をした」という意味が、ただの話し相手から、もう少し複雑な関係に変化した。

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サッカー次期日本代表監督

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先日、次期日本代表監督についてのアンケートを実施いたしましたが、お恥ずかしくも、現時点では、下記のような結果になっております。

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岡田武史:6票(30%)
西野朗:1票(5%)
ルイス・フェリペ・スコラーリ:1票(5%)
ホルガー・オジェック:1票(5%)
フィリップ・トルシエ:5票(25%)
矢尾板俊平:6票(30%)
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この他に、ネット上では、ジョゼ・モウリーニョを期待する声も多いようです。また、ヴェンゲルの招へいを期待する声も。

代表監督は、クラブチームの監督と全く違うのは、身近に選手がいないということです。また、チーム作りや選手のトレーニングについても長期的にルーティン化できないというところが苦労をします。すなわち、チームづくりの時間がかなり限られているという点で、その限られた時間のなかで、いかにチームをビルドアップしていくかということが手腕として重要になってきます。

そこで、代表監督は、常に、2つのことを並行的に考えていくことが重要です。ひとつは、パッチワーク的に、自分のフォーマットに合わせて、選手を招集し、結果を積み重ねるというやり方、もうひとつは、長期的なビジョンの中で、チームをビルドアップしていくことです。

オシム監督は、この2つのことをしっかりと時間制約の中で行ってきてくれたと思います。次期監督には、これを継承してもらうことが必要になります。また、サッカースタイルも、「考えて走る」ということを継承していくこと、日本人のオリジナルティを持つことを継承していくことが求められます。

ぼく自身の構想は、4-3-3を基本スタイルに、パスを主体に、ポゼッション&パスサッカーを軸に考えています。ボールを広く動かしていくということが重要になります。また、DF4枚のうち、1枚はリベロ的な役割を考えています。
課題は、2.5列目、3列目から飛び出せる選手です。


         高原
   松井        中村(俊)

    安田  鈴木  小野

 中田(浩) 阿部  中沢  加地

         川口

今日の小野のプレーは良かったですね。早く完全に復調して欲しいです。すべては、南アフリカ大会に行くために。

でも、新監督の初戦がいきなりW杯アジア3次予選というのは、なかなかきついですね。そして、すぐに、東アジア選手権で結果も出さなければならない。

コーチングスタッフは、ヘッドコーチ、戦術分析担当コーチ、チームマネジメント担当コーチ、フィジカル担当コーチ、GK担当コーチの5人体制ですかね。いまのコーチ陣は、あまり変えない方がいいですね。もし、反町コーチが昇格する場合は、江尻コーチが入る感じでしょうか。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(51)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

僕が、「なんで、そんなに驚いているの?」と尋ねると、結衣は、「お姉ちゃんは、3月生まれだから弥生なのよ」と言った。僕は、「でも、弥生さんは、自分で6月生まれだって言っていたよ」というと、結衣は、「きっと、お姉ちゃんにからかわれたのよ」と言った。僕は、少し、口を尖らせて、頬を膨らませた。結衣は、「その顔は怒っているのを表現しているの?」と尋ねた。僕は、「そうだよ」と答えると、結衣は、「かわいい」と言った。

僕は、「かわいいもんか。僕は、怒っているんだから」と言うと、結衣は、僕の頭を撫でながら、「よしよし」と言った。「お姉ちゃん、ハジメくんのこと気に入ったのよ」と言った。結衣は、「ごめんね。お姉ちゃんを許してあげてね」と言って、僕にキスをした。そして、結衣は、僕の背中に腕を回し、僕も結衣の背中に腕を回して、お互いに激しく抱きしめ合った。二人で抱きしめ合いながら、何度もお互いの口唇を重ねたり、放したりした。口唇を放したとき、僕が「結衣のこと、心から愛しているよ」と小声で言うと、結衣も、「私もハジメくんのこと、愛しているのよ」と答えた。僕は、このとき、結衣との関係は永遠に続いていくものであると思っていた。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(50)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

すると、弥生さんは、「ふーん」と言って、「君、なかなか面白い発想をするわね」と言った。そして、「マチという名前でもいいわよね。もし、3月生まれだったら」というので、僕は、「3月は英語でMarchだからですか?」と尋ねた。すると、弥生さんは、「当たり」と人差し指を天に向けるように立てて言った。そして、「でもね、私は、6月生まれなのよ。だから、ほんとは、ジュンとか睦月とか、そういう名前の方が良かったかもしれないわね」と言った。僕は、「6月生まれなのに、弥生さんですか」と言うと、弥生さんは、「何か私の名前にご不満があるみたいね」と言って、少し怒った顔をした。僕は、慌てて、「そんなことはないですよ」と否定すると、弥生さんは「冗談よ」と言った。

しばらくの間、弥生さんと世間話や東京の話などをしていると、結衣が帰ってきた。結衣は、「あら、ハジメくん。来ていたの」と言ったので、僕は、「勝手に来ていてごめんね」と答えると、結衣は、「別にいいのよ」と言った。そして、「ハジメくん、私の部屋に行きましょう」と言うと、弥生さんは、「私はお邪魔かなー」と言って笑った。

結衣の部屋で、僕は、「お姉さんって、面白い人だね」と言うと、結衣は、「あんなに楽しそうなお姉ちゃんを見るのは、久し振りよ」と言った。僕は、「お姉さんは、6月生まれなのに、弥生さんと言うんだね。なんでなんだろう」と尋ねると、結衣は、「えっ?」と不思議そうな顔をした。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(49)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

夏休みに入ると、周りの友人たちは、塾の夏期講習に通い出した。再来年の大学受験に向けて、少しずつ準備を始め出すのであった。結衣も例外ではなく、夏期講習に通った。僕はというと、塾というものが好きになれず、海や山に遊びに行った。だから、結衣が塾に通う時間に比例して、僕と結衣が会う時間は少なくなった。

ある日、僕は結衣の家に海のお土産を持って行くと、結衣は塾に行っているということで不在だった。家にいたのは、東京の大学に行っている結衣のお姉さんであった。そのお姉さんの名前は、弥生という名前だった。

弥生さんは、「君が、結衣の彼氏なのね」と言った。僕は、少し恥ずかしがりながら、「結衣さんには、いつもお世話になっています」と言った。すると、弥生さんは、笑いながら、「お世話になっているって、どんなお世話になっているの?」と言った。僕は、弥生さんが言った言葉の意味を、あまり理解できなかった。そして、弥生さんは、「ハジメくんって言ったわね。せっかくだから、お茶でも飲んで行きなさいよ。そのうち、結衣も帰ってくるかもしれないし」と、僕を家の中に招き入れた。

僕は、幾ばくかの緊張を感じながら、リビングのソファに腰をかけた。すると、弥生さんは、コーヒーを自分の分と僕の分を両手にひとつずつ持ってきて、僕の隣に座った。

「お姉さんは、3月生まれなんですか?」と、僕は少し強張った声で尋ねた。すると、弥生さんは、「なんで、そう思うの?」と言った。僕は、「いや、お名前が弥生さんというので、3月生まれなのかと思って」と答えた。

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さあ、みんなで北京五輪に行こう!

本日の五輪代表のサウジアラビア戦引き分けで、北京五輪への切符を手に入れました
今日は、大学での授業のため、試合はライブで見ることができなかったのですが、ネット上では、引き分けという結果と試合内容に、かなりの不満が出ているようですね。

ぼくは、まずは、五輪出場権を獲得したということで良かったのではないかと肯定的な評価です。
このような試合は、内容よりもまずは結果を出すこと。結果を出してこそ、内容が問われるというもので、内容が問われているということは、きっと結果には皆さん満足をしているということなのでしょう。

もちろん、ぼく自身も五輪代表チームへの不満は、かなりあります。なにせ、決定力、攻撃力というところで、力強さを感じないという点です。なんとなく、線が細い感触です。

これまでの五輪代表で、最も強いと思ったのは、やはりトルシエのチーム、すなわち、シドニー五輪代表です。もしかすると、当時、A代表よりも強いのではないかとも思われました。中田がいて、小野がいて、稲本がいて、高原がいる。黄金世代でしたよね。DFには、宮本もいましたね。

さて、北京五輪への準備ですが、やはり強化試合をしていくことが重要でしょう。欧州遠征とかをしてきた方がいい。あとは、A代表でポジションを奪っていくパフォーマンスを見せていくことも重要。シドニー世代は、そのままA代表でもポジションを取れるという選手たちだったわけですが、アテネ世代のときも今の世代もその点がなかなか苦労していると思います。

監督は、ネット上では、反町監督の解任の声も出てきているようですが、ぼくは、反町‐井原・江尻体制のままで良いと思います。もし可能であれば、吉田靖前U-21監督をコーチか、テクニカルサポートスタッフとして入れたいところです。

ぼくが監督だったら、4-3-3のフォーメーションで、もう少し速くて力強いサッカーができるような工夫をしたいと思います。ただし、あまりにスペクタルすぎると穴ができるので、そこは、つまらなくても、勝てるサッカーをすべきかもしれません。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(48)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

「僕も結衣のこと、世界中の誰よりも愛しているよ。山よりも高く、海よりも深く愛している」と僕が言うと、結衣は、「なんだか、どこかの小説に出てくるような台詞ね」と笑った。確かに、結衣の言う通りで、僕は、なんとか甘い言葉を囁くために、いろいろな小説や物語を読み漁った結果の言葉であった。時に、こうした言葉は諸刃の剣になる。二人が幻想的な恋愛をしているときは、どんな言葉でもロマンチックに聞こえるが、ひとたび、その幻想空間から解放されると、かなり三文小説なみの安っぽい言葉に聞こえてしまったりする。だから、言葉というのは難しいのであり、面白いのである。

言葉で重要なのは、文字や音、そうしたものではなく、その内容、メッセージである。すなわち、何を伝えたいのか、ということが重要なのである。文章は、技術で書こうと思えば、いくらでも、行や升目を埋めることはできるだろう。しかし、そこに意味やメッセージがなければ、それは、ただの文字の羅列に過ぎない。一方で、どんなに短い文でも、そこに気持ちが込められていれば、それは文章として成立するのである。

その上に、受け手側が、そのメッセージを受け止める気持ちがなければ、その意味やメッセージも空虚になってしまう。だから、言葉とは相手が必ずあるものであり、その言葉を相手がどのように受け止めるのか、ということを考えることは、非常に重要なことである。

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オシムさんの後任

ぼくは、オシムさんに元気になってもらって、そして、再び、日本代表を指導・指揮してもらいたい。
しかし、こうした感情の一方で、現実的な思考をすれば、2月から始まる第3次予選に向けて、準備を始めなければならない。ひとつの考え方は、オシム監督のままで、大熊清コーチもしくは反町康治コーチを監督代行とするプランだ。反町コーチは、今日の五輪代表の試合でサウジアラビアに勝てば、来年の北京五輪までは、準備期間に入る。監督代行の形であれば、兼任は可能だと思う。これは、オシムさんが現場復帰までの暫定措置だ。

しかし、今後の回復状況やさらには病状によっては、現場での指揮は難しいかもしれない。その場合は、新しい監督を選ぶ必要がある。ぼく自身は、オシムさんを総監督アドバイザー、もしくはTD(テクニカル・ディレクター)という形で残ってもらい、新監督と一緒に日本代表の強化に向けた仕事をしてほしいと思っている。

あまり、こうしたアンケートを取ることはしたくなかったのだが、現実的な思考として、次期監督の候補を考えてみたい。

個人的には、オジェック監督という選択肢はあるかもしれないと考えている。すぐに、浦和レッズは否定したけど。
ぼくは、浦和レッズのオジェック後任には、ジョゼ・モウリーニョに来てほしい。

日本代表の方は、オシム‐オジェック‐エンゲルス体制もありかもしれない。
オシムさんとオジェックさんの人間関係を考えれば、この体制は可能ではないだろうか。

岡田武史(日本サッカー協会特任理事)
西野朗(ガンバ大阪監督)
ルイス・フェリペ・スコラーリ(ポルトガル代表監督)
ホルガー・オジェック(浦和レッズ監督)
フィリップ・トルシエ(元日本代表監督)
矢尾板俊平

この他には、ジェラール・ウリエディディエ・デシャンユルゲン・クリンスマンなども候補になってくるのでは??

たぶん、アーセナルを退団することはないだろうけど、日本サッカー界の永遠の恋人アルセーヌ・ヴェンゲルには、一度は、日本代表を率いてほしい。あとは、カルロス・ケイロスを招へいしますかね。もしくは、パウロ・アウトゥオリに戻ってきてもらうとか。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(47)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

結衣と初めてキスをした日から、僕は結衣と何度もこっそりとキスをした。結衣の部屋や僕の部屋で、ジャズを聞いたり、映画を見たりして、その後に、ゆっくりとキスをした。キスをした後、僕と結衣は、無言のうちに意思疎通をして、お互いが愛しく、そして大切な存在であることを認識した。そして、結衣は、毎回、「ハジメくん、ありがとう」と言った。僕には、その「ありがとう」の意味は、あまり理解することができなかったが、とりあえず、「うん」と答えた。

ある日、僕は結衣に、「なんで、「ありがとう」というの?」と聞いてみた。すると、結衣は、不思議そうな顔をして、僕を見て、そして、笑った。

「ハジメくん、今まで、もしかすると、何も理解しないで、「うん」って、答えていたの?」

と、結衣は言った。僕は、「ごめん。実は、結衣の「ありがとう」の意味、本当はわかっていなかった」と言うと、結衣は、再び笑った。

「私、ハジメくんのことが好きよ。とっても大切に想っている。だから、私のこと、好きになってくれて、ありがとう。」

と、結衣は言って、もう一度、僕の口唇に、結衣は、結衣の口唇を重ねた。

僕の胸の鼓動は高まり、なんとなく、僕の身体が、柔らかい物体に包みこまれて、ふわふわと浮かんでいるような感触を得た。このまま、息を吹きかけられてしまえば、どこかに飛んで行ってしまうのではないか、というような感触であった。

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抜本的な税制改革に向けた基本的考え方[政府税調平成19年答申]

さて、本日の政府税調の総会で、来年度税制改正に向けて答申が行われた。
答申のタイトルは、「抜本的な税制改革に向けた基本的考え方」と名付けられ、次期中期答申(平成21年秋に予定)に向けた第一段階の答申となった。

その内容は、これまで、このブログにおいても求めてきた内容も反映され、人口減少・少子高齢社会における新たな税制のあり方に向けた内容となり、ファーストステップとしては、大変、価値のある答申になったと思われる。
また、昨日の財政制度等審議会の「平成20年度予算の編成等に関する建議」では、格差問題などを起因とする歳出増加圧力への牽制も含まれ、歳出面からの財政規律の維持と財政健全化を求めている。

この2つの答申と建議から読み取れるものは、歳出増加の圧力を回避しつつ、歳出面での財政構造改革・財政再建を行っていくと共に、税制面では、人口減少・少子高齢社会に対応した抜本的な税制改革を進めていくという意欲である。

抜本的な税制改革に向けた基本的考え方
のポイントをまとめると、次の通り。

・活力か中立性か
「経済活動に極力歪みをもたらさず、それぞれの経済主体が潜在的な能力を最大限発揮できるよう、経済活動への中立性を重視しながら、引き続き税制改革が行われるべき」

→2003年以降、中立原則か活力原則かということで議論が行われてきた。本来、中立性を高めることで活力が生まれるので、トレードオフの関係ではないのである。その原点に戻ってきたと言える。

・法人税
「法人課税の税率の引下げ、課税ベースの拡大を含めて対応する必要がある」

→これは、税制改革の成功パターンとして評価が高い第2期レーガン政権の税制改革の考え方。政策税制でループホールを作るよりも効率性の観点からも良い。この点は、かねてより求めてきた

・所得税の機能
「社会保障制度とともに所得再分配を担う存在として、所得税の役割を適切に発揮させていくことは重要な課題である」

→この点は、これまで、私が求めてきた点に一致。

・消費税
「消費税は、これらの要請に応え得るほか、財貨・サービスの消費に幅広く等しく負担を求める性格から、勤労世代など特定の者への負担が集中せず、その簡素な仕組みともあいまって貯蓄や投資を含む経済活動に与える歪みが小さいという特徴を有する。」
「少子高齢化に伴って経済社会の活力の減退が懸念される状況にあっては、これらの特徴も重要な要素であり、このような様々な特徴を併せ有する消費税は、税制における社会保障財源の中核を担うにふさわしいと考えられる。」

→なぜ、消費税中心主義が重要なのかというのは、世代間中立性の問題から答えが導くことができます。
財政再建をするため消費税増税が重要なのではなく、社会構造が変化した現代社会において、その社会構造に見合う税制を「公平・中立・簡素」の租税3原則に基づいて設計していく必要があります。

・ふるさと納税
「納税者が「ふるさと」と考える地方公共団体に対する貢献や応援が可能となる税制上の方策を実現することが求められており、寄附金税制を活用した仕組みについて検討することが必要である。」

→これも以前に、私も求めた通りの内容です。

・相続税強化
「具体的には、相続税においては、世代を超えた格差の固定化を防ぐとともに、死亡者が生涯にわたり社会から受けた給付に対する負担を清算するという考え方もとり入れ、資産再分配機能の回復を図っていくことが適当である。個人所得課税においても、その所得再分配機能のあり方について検討すべきであり、また、資産性所得への課税についても、こうした観点から見直しを行うべきである。」

→これについても、私も求めてきた通りの内容です。

いよいよ、抜本的な税制改革のスタートです。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(46)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

 僕は、「まだだよ」と言った。そうすると、山川さんは、「じゃあ、あの女の子と、今日、初めて、キスをしたという感じなのかな。」と言った。僕は、僕の全てを見透かされているような感じがして、さらに慌てて、「そんなことないよ」と否定した。山川さんは、「やっぱり、君って、かわいいわね。」と言った。僕は、少しムッとして、「別にどうだっていいじゃないか」と言い返した。そうすると、山川さんは、笑いながら、僕の頬に軽くキスをした。僕は、言葉を失い、呆然とした。山川さんは、「私のこと、好きなら、いつもでいいのよ」と言った。僕は、山川さんの方を振り向き、驚いたまま立ちすくんでいた。山川さんは、「じゃあね」と手を振って、僕をその場に置き去りにして去っていった。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(45)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

 その女の子は、山川さんだった。僕は、少し緊張し、そして、小さな声で、「やあ」と言った。山川さんは、「ハジメくん。久し振りね。確か、去年の夏に、喫茶店ですれ違った時以来かしら?」と言った。僕は、「山川さんも、あの時、気が付いていたの?」と、驚きながら尋ねた。すると、山川さんは、「気が付くも何も、ハジメくんは、結構、特徴的だからわかりやすいのよ。でも、女の子と一緒だったから遠慮したのよ。ハジメくんが声をかけてくれたら、私も、ちゃんと挨拶したわよ。」と言った。

 僕は、「僕だって、山川さんが男の人と一緒だったから、遠慮したんだよ。」と、少し、ムッとした感じで言った。山川さんは、「あー、あれはねぇ、いろいろと事情があったのよ。お互い様だったわけね。」と言った。

 僕は、溜息をつくと、山川さんは、「溜息をつくと幸せが逃げちゃうわよ」と言った。そして、「ハジメくん。幸せそうね。今も、なんだか、あやしいというか、いやらしそうな笑みを溢していたわよ。元気そうで、何よりだわ」と言った。僕は、慌てて、顔の至るところを触り、自分の表情を確認した。山川さんは、「相変わらず、かわいいわね。もしかすると、もう経験したの?」と言った。僕は、「経験って、何を?」と聞くと、山川さんは、「決まっているじゃない、セックスよ」と言った。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(44)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

 結衣は、「それは、まだ、だめ」と言った。僕は、結衣のその声が聞こえないフリをした。結衣は、「ハジメくん、がまんできる?」と言った。僕は、「がまんできない」と答えた。僕の下半身は、かなり固くなり、そして大きくなっていた。その僕の下半身の異常を結衣は、確かに、感じていた。結衣は、「ハジメくん。他の男の子や女の子の中では、すでに、セックスを始めている子たちもいるかもしれないけど、私は、少なくとも、高校を卒業するまでは待ってほしいの。約束できる?」と言った。僕は、「うん。約束するよ。だけど、もっと、結衣のことを感じたいんだ。」と言うと、結衣は、もう一度、僕と口唇を重ねた。僕は、結衣を抱き締めた。

 少しの間、僕と結衣はキスを続けた。そして、再び、お互いの口唇を離したとき、結衣は、「今日は、もうおしまいよ」と、意地悪そうに言った。僕も、「うん。ありがとう」と言った。

 そして、結衣と僕は、一緒に、キッチンに入り、そして、一緒に菜の花とベーコンとスパゲッティを炒め、一緒に、そのスパゲッティを食べた。

 帰りの電車の中で、僕は、結衣のことだけを考え、歩いていた。結衣の口唇の感触を何度も思い出し、そして、その感触を楽しんだ。電車を降りると、目の前に、よく見たことのある女の子が立っていた。その女の子は、僕を見かけると、「ハジメくん」と声をかけた。僕が、顔を上げ、その女の子の顔を見た瞬間に、魔法が解けるように、結衣の余韻が消えていった。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(43)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

 僕の手は震えながら、結衣の肩を抱いていた。僕は、少しずつ、結衣の口唇に近づいて行った。結衣は、瞳を閉じて、僕を迎え入れるようにした。僕も瞳を閉じて、静かに、そして慎重に、ゆっくりと、結衣の口唇の上に、僕の口唇を重ねようとした。すると、結衣の鼻に、僕の鼻がぶつかり、なかなか、うまくお互いの口唇を重ねることができなかった。僕と結衣は、一度離れて、お互いに、目を合わせて、そして、お互いに、「くすっ」と笑った。結衣は、

 「初めてなんだから、もっとうまくしてよ」と言った。僕は、「僕も初めてだから、うまくするのは難しいよ」と答えた。結衣は、「しょうがないわね」と、小声で、優しく、囁き、僕の首に、彼女の腕をかけて、僕の口唇と彼女の口唇をクロスするように、下から重ねた。僕は、初めて、結衣の柔らかな口唇を感じ、僕の口唇は当然ながら、全身が、そして、心そのものがとろけていくような感覚となった。

 結衣は、口唇を少し放して、僕の目を見つめて、僕の耳元で、優しく「ハジメくん、愛してる」とささやいた。僕も「僕もだよ。僕も結衣のことを愛している」と言った。そして、僕は、結衣の胸を優しく撫でようと手を伸ばした。

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論争ウォッチング

さて、小林慶一郎さん監修で、『論争ウォッチング』というページが、RIETIのページで開始されました。
最近のいくつかの論争を取り上げて、書籍や論文での主張をまとめていくことが目的です。

ぜひ、ご覧下さい。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(42)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

 「そして、天才は、その天才性ゆえに、自らを追い込み、追い詰めてしまうのかもしれない。自分の中にあるコントロール機能は、その才能を抑制できないから、かなりの不安定性を、自らの中に抱え込むことになる。精神的にはかなり不安定になるし、エキセントリックな衝動を持つことになるかもしれない。バランスを自分で取ることができなくなってしまうんだね。だから、最終的に、自らを死に追い込んでしまうようなことになってしまうのかもしれない。」と、僕が言うと、結衣は、「その通りね」と言った。

 「でも、それは、その世界が自分一人だけの世界であって、だから不安定になるんだと思う。その世界に、2人目、3人目のプレイヤーが存在して、その人間関係の中で、安定性を確保するということは可能なのかもしれない。つまり、自分の世界に、他者という存在を認識することが重要なんだ。家族、恋人、親友といった存在が、その世界に認識され、表層化されることで、その世界が安定すると思うんだ。」と、僕は言った。

 結衣は、「ハジメくんが言いたいこと、私にはわかるわ」と言った。

 僕は、「僕は、天才でもなければ、特別な才能も持ち合わせていない、ただの凡人だけれども、僕には、結衣の存在が必要なんだ。」と言った。結衣は、「嬉しいわ」と言った。僕は、結衣の肩に手を回し、静かに、顔を結衣に近づけた。1年前に拒絶されたことを思い出し、恐る恐る、口唇を結衣に近づけた。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(41)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

 映画が終わると、僕と結衣は、それぞれが「アマデウス」から得た感触の余韻を静かに楽しんだ。何の会話もせずに、静寂を楽しみ、それぞれの感想を整理し、胸にしまった。それだけ、この映画から得たものは、強かったのであった。

 「とても悲しいわね」と、結衣は言った。僕は、「うん」と答えた。

 「本当に素晴らしい才能は、人間の力ではコントロールできないのかもしれないわね。天才は、卓越した素晴らしい才能を持っているからこそ、常識や社会性などの尺度では、なかなか図れないのかもしれないわね。だから、その才能は、時として、自らを傷つけてしまうのかもしれない。もしかすると、天才とは、その意味で、孤独なのかもしれない。社会の常識から見れば、型破りで、非常識的な存在だから、平凡な人々からは理解されない。」と結衣は言った。

 「でも、イノベーションをもたらし、社会が発展するためには、常識を疑い、常識を打ち破ることが重要で、そのためには、天才の存在というのは、きっと必要なんだ。」と、僕は言った。

 「その才能を理解する人が表れたとしても、その才能を嫉妬したりしてしまう。結局は、天才は孤独な存在なのよ。その偉大さは、後世に歴史となって語り継がれるだけなのかもしれない。」

 と、結衣が言うと、僕は、「とても悲しいことだね。悲しいことだとわかっていても、僕のような凡人には、その天才性を理解することもできなければ、嫉妬すらできない。」と答えた。

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祝!ACL制覇

浦和レッズがAFCチャンピオンズリーグで優勝したおめでとう!
Jリーグが始まった当初は、最下位争いに甘んじ、ホルガー・オジェック監督が就任後、上位を狙えるようなチームに、一度はなるものの、J2降格。J2から1年でJ1に復帰し、オフト監督の下で、土台を固め、ブッフバルト監督で最強チームとなる。そして、今年、ホルガー・オジェック監督の再登板で、アジアチャンピオンを目指す。

浦和レッズのフロントも、サポーターも、長期的にチームを育てようと、艱難辛苦を耐え、この瞬間が必ずやってくることを信じていた。Jリーグでのクラブ作りの最も素晴らしい模範となるだろう。心から敬意を表したい。

さて、浦和レッズは、休む間もなく、世界クラブ選手権が待っている。世界クラブ選手権に、アジアチャンピオンとして出場するのだ。対戦カードとしては、準決勝まで進出することができる可能性は大いにある。ひとつ勝てば、準決勝だ。準決勝でACミランと闘えることを切望します。

また、今年のJリーグの優勝争いも残っているし、天皇杯もある。まだまだ試合が続く。

ぜひとも、サポーターの夢をひとつでも多くかなえてほしい。

ところで、来年のACLには決勝トーナメントから出場できる。夢はますます広がるばかり。

監督は、ホルガー・オジェックが留任すると思われるが、さらなるレベルアップとして、ジョゼ・モウリーニョを招へいしてほしい気持ちも。そして、福田正博を、ぜひ、コーチとして入閣させ、将来の監督候補として、大切に育ててほしい。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(40)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

 僕は、大きな緊張と幾ばくかの期待を胸に抱え、結衣の家のチャイムを鳴らした。結衣は、すぐに玄関の扉を開け、僕をリビングに招いた。僕は、リビングのソファに腰をかけると、結衣は、キッチンから、アイスコーヒーを持ってきてくれた。結衣は、「今夜は、スパゲッティを作ろうと思っているのよ」と言った。僕は、「スパゲッティは大好きだ」と答えた。僕と結衣は、ソファに並んで腰をかけ、結衣が見たいと言っていた「アマデウス」という映画を見た。

 「アマデウス」とは、モーツァルトの生涯を描いている作品だ。作品の中では、モーツァルトのライバルであった宮廷音楽家のサリエリが自らの罪を告白するシーンから始まる。サリエリは、モーツァルトを殺したのは自分だ、と告白する。自分がモーツァルトという天才を嫉妬し、追い詰めたのだ、と。

 モーツァルトが作曲した音楽をバックに、サリエリがストーリーテラーの役割を果たしながら、物語は進行した。この物語は、サリエリの視点から見たモーツァルトの生涯とその死をめぐる物語なのである。そして、モーツァルトは、自らが作曲したレクイエムによって、その生涯を終える。

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ココログメンテナンスのお知らせ

さて、「shumpei@blog」は、niftyのココログを利用してお送りしているのですが、下記の通り、ココログのメンテナンスのため、14日(水)10時まで更新ができません。そこで、14日の連載小説「いつか君にふたたび出逢うまでに」は、午前10時10分頃に掲載予定です。10時間ほど、お待ちくださいませ。(ぺこり) m(_ _)m

ご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。

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◇メンテナンス日時
 2007年11月13日(火)20:00~11月14日(水)10:00の約14時間
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ボジョレーヌーボ解禁日を前に

ぼくは、ボジョレーヌーボというのが、最近、あまり好きではありません。なんでかというと、ボジョレーヌーボというのは、解禁日があって、解禁日に一斉に空けましょうというイベントがあったりするわけで、(バブルの時代は、日付変更線の近くまで行くということもあったようなのですが)、ぼくは、そういうイベントにお誘いをいただいたことがないから、寂しい日として位置づけられているからです。

ぼくは、もともと、お酒を飲める方ではないので、あまりお酒は飲まないし、ワインもそんなに得意ではないのですが、まあ、やはり、イベントには誘って欲しいわけです。寂しいから。でも、誘ってもらえないから、「嫌いだぁー」ということになってしまうわけです。

他に、最近、あまり好きではない日。クリスマスイブ。去年は、一人で、M-1を見ながら、原稿を書いていました。近くにある東京タワーが妙に切なく感じました。クリスマス。あまり楽しい思い出はないかも。夜、知人がその知人のお母さんと一緒だったので挨拶した記憶ぐらいかな。今年は、食事に行けたらいいなぁ。

大みそか。去年は、keyfunさんが、大みそかに鰻を食べようと誘ってくれたので、楽しかったです。でも、28日から歯が痛くて、休日診療で飛び込んで、年末年始は、歯痛で寝込んでいました。

バレンタインデー。チョコレートをもらえて、とてもうれしかった。来年も、チョコレートもらえたら、嬉しいな。
誕生日。今年は、あまり記憶がないけど、夜、新宿の京王百貨店で一人で、アンテノールのチョコレートケーキを買った記憶がします。来年は、盛大に祝っていただきたく。

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アシスタントコーチの条件

霞が関コモンズゲートの中のナチュラルローソンにて、校正を終えたばかりの原稿を締切ぎりぎりで)宅配便で送り、ほっと一息雑誌コーナーに、週刊ビッグコミックスピリッツを買おうと立ち寄ったところ、今月の「月刊ワールドサッカーグラフィック」に一目ぼれ

なんと、業界初!!「アシスタントコーチ特集」と、本当は小さな字なのですが、大きく目に入りました。これは、買うしかないと、中身も確認せず、そのままレジに持って行きました。

ぼくは、どちらかというと、選手やプレーよりも、監督や戦略の方が好きで、かねてより、アシスタントコーチの役割には、大変興味を持っておりました。たとえば、特集で、ヨーロッパのクラブ監督とか世界の名将特集とかがあると、迷うことなく買ってしまいます。ちなみに、ぼくが好きな監督は、前チェルシー監督のジョゼ・モウリーニョ。一時、髪型やファッションをモウリーニョ風にしようとしたことがあります。あとは、ポルトガル代表のルイス・フェリペ・スコラーリ。ジュビロ磐田の監督をしていたときからのファンです。ぼくは、オシムの後任の日本代表監督は、フェリペ監督にお願いしたいところです。

モウリーニョには、バルテマル・ブリトルイ・ファリアといったアシスタントコーチがいて、いわゆる「チーム・モウリーニョ」になっていました。モウリーニョがチェルシーを去ったとき、「チーム・モウリーニョ」も共にチームを離れました。モウリーニョも、ベンフィカの監督に就任するまでは、スポルティング・リスボン、FCポルト、FCバルセロナで、ボビー・ロブソンやルイス・ファン・ハールの通訳やアシスタントコーチをしていました。

フェリペ・スコラーリには、20年以上、苦楽を共にしているアシスタントコーチ、フラヴィオ・テイシェイラがいます。現在、スコラーリ監督が出場停止なので、監督の代理として、この人がベンチで指揮を執っています。

現在のイングランド代表監督のマクラーレンも、前任のエリクソン監督のアシスタントコーチでしたし、現在のドイツ代表監督のレーヴも、クリンスマン前監督のアシスタントでした。

また、現在、最強のアシスタントコーチと言えば、やはりマンチェスター・Uのカルロス・ケイロスではないでしょうか。彼は、南アフリカ代表監督をしているし、クラブでは、レアル・マドリードの監督もしています。日本では、ヴェンゲルの後任として、ヴェンゲルが推薦する形で、名古屋グランパスの監督に就任していたはず。確か、コーチングライセンスも上級のライセンスを持っていたはずです。また、チェルシーも、オランダからアヤックスのヘンク・テン・カーテを引き抜き、グラントのアシスタントコーチにしました。

雑誌では、ヴェンゲルの副官パット・ライス、シュスターの副官マヌエル・ルイス、アンチェロッティの副官マウロ・タソッティ、マンチーニの副官シニサ・ミハイロヴィッチが取り上げられています。

さて、雑誌で、名アシスタントコーチの条件は、7つ挙げられています。
(1)監督と選手の間を取り持つ意思疎通
(2)いかなる状況においても冷静沈着
(3)チームの全貌を把握する広い視野
(4)一歩先の流れを読み取る洞察眼
(5)相手の立場や感情を理解する思いやり
(6)監督の顔を潰さない適度の自己主張
(7)選手の信頼を得るための度量

もうひとつ、ぼくは、「監督の不安を和らげる精神安定剤機能」も条件に入るのではないかと思います。そして、「プランを実行していくための処理能力」でしょうか。

そして、最大のアシスタントコーチの条件は、やはり、監督との相性信頼関係だと思います。時に、家族や恋人以上の信頼関係を作り、チームを作っていかなければなりませんし、物理的にも、家族や恋人よりも一緒にいる時間が長いということが多々あるわけです。

また、ぼく自身がアシスタントをする上で心掛けているのは、あくまでも、アシスタントは、その判断をするために、必要な情報収集、分析、助言を行う存在であるということ、一度、判断がなされれば、それに従って、成功に向けて、着実に仕事を処理していくことが重要であるということです。

監督を補完する機能というのも重要です。モウリーニョがブリトをアシスタントコーチに選んだのは、トレーニングは自分でできるので、先週との接し方がわかる人物を望んだという。たとえば、監督とアシスタントコーチでは、正反対の特徴を持っているということも良いことかもしれませんし、監督の魅力とは別な部分を意識的に発揮していくということをアシスタントコーチが考えることで、相乗効果が生まれるのではないかと考えています。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(39)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

 僕と結衣は、その後も、かなりの長い時間、同じような関係でいた。僕は、結衣のことを愛し続けた。結衣のことを、もっと知りたいという気持ちと彼女を理解する気持ちを、僕の心の中で同居させ、キスもセックスもしないで、複雑な気持ちのまま、季節はいくつも通り過ぎた。

 もちろん、結衣との時間は、とても楽しい時間であったし、喜ばしい時間であった。結衣と会い、普通に会話をするという時間は、とても貴重な時間であった。結衣と街を歩いたり、どこか遠くに行ったりすることで、僕は、幸福を感じていた。それは、僕にとって、本当にかけがえのない時間であった。

 高校2年生になり、夏になる頃、僕は初めて結衣の家に遊びに行った。その日は、結衣の両親は泊りがけで旅行に行くということで、結衣は、夕食を作ってあげると、僕を招待してくれたのであった。

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霞が関コモンゲート

今夜は、近くの『霞が関コモンゲート』に、ぶらり、一人散歩してきました。そもそもは、原稿の校正締め切りが明日までだったので、急いで校正をして、宅配便で出そうと、街に迷い出た(←福井総裁風)わけです。

霞が関コモンゲートは、昔の文部科学省、会計検査院、霞山会館などの土地を再計画して作られました。まだ、未完成のようで、工事中のところもありました。

霞が関界隈で、食べるところが増えることは良いことですね。溜池山王時代も含めれば、もう7年ぐらいは、このあたりと関係が深いので、虎ノ門界隈とか、けっこう、お昼とか、「う~ん」という感じで、新しいひらめきが欲しかったわけです。

ちなみに、ランチは虎ノ門界隈の「桑の木」という焼き肉屋さんに久しぶりに行ってきました。
昔、オムボールのお店があったはずなのですが、最近、見つからなくなってしまったんですよね。あと、着席すると3秒ぐらいで出てくる定食屋さんも見つからなくなってしまいました。その定食屋さんで、納豆に間違えて、ソースをかけて失敗した記憶が生々しいわけであります。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(38)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

 結衣は少し黙っていた。頭の中で、言葉をひとつずつ丁寧に選び、そして、その選んだ言葉を口にしようとすると、また、その言葉を飲み込んだ。その繰り返しが何度も続いた。

 結衣が、どのような言葉を口にするのかを不安に思いながら、僕は、その姿を黙って見ていた。しばらく、そうした時間が無情に過ぎ去った後、ようやく結衣は、口を開き始めた。

 「ハジメくん。前にも言ったけど、私はハジメくんのことが好きよ。だから、ひとつずつ、一歩ずつ、あなたとの関係を築いていきたいのよ。」

 僕は、「うん。その気持ちはわかるよ」と答えた。

 結衣は、「だから、急にあのようなことをされるのは嫌なの。ハジメくんのことが嫌なんじゃないのよ。それはわかってもらえる?」と言った。

 僕は、「うん。わかるよ」と答えた。

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ハタチの恋人

さて、今クールでは、面白いドラマがたくさんあるのですが、その中でも、「医龍2」と「ハタチの恋人」は、欠かさず絶賛視聴中です。

ハタチの恋人は、明石家さんまと長澤まさみのドラマなのですが、なんとも、このドラマのオチは、さんま演じる井上圭祐と長澤まさみ演じる沢田ユリは、実の親子だった、ということなのではないかと思われます。

というのは、何度も、井上圭祐の永遠の恋人(?)であるエリーは、沢田ユリの母親のことだと思われます。なんといっても、若いエリーを長澤まさみが演じているし。
エリーの場面では、サザンの「いとしのエリー」が使われていますが、さんまの役が圭祐という名前で、桑田佳祐と同じ名前など、かなり、「いとしのエリー」にオーバラップする点が多々あります。

すなわち、このドラマは、サザン世代のトレンディ物語というのが軸にあるわけですね。つまり、ポスト団塊の世代の最後の純愛小説、というところなのではないでしょうか。

たぶん、話の設定としては、この恋愛が、ポスト団塊の世代である森山リュウの新作になるということなのではないでしょうか。(たぶん、森山リュウのイメージ像は、片山恭一などがあるのではないかとも思われます。つまり、森山リュウの「恋桜」は、「世界の中心で愛をさけぶ」をモチーフにしているのではないかと思います。ここで、長澤まさみとの共通点が出てきます。)。

さて、このドラマで最高なのは、市村正親の演技です。相変わらず良い味を出しています。

将来の大河の主演候補としては、香川照之を強く要望しておりますが、市村正親にも、ぜひとも朝の連続テレビ小説と大河をやってほしいですね。

また、さんまの娘役の黒瀬真奈美ちゃんは、第6回東宝シンデレラのグランプリということで、第5回は長澤まさみがグランプリでしたので、将来有望で、とても楽しみです。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(37)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

 翌日、僕は学校に行くと、すでに教室には結衣がいた。結衣は、「今日の放課後、ちょっと良い?」と言った。僕は、小声で緊張しながら、「うん」と答えた。

 放課後になって、僕は結衣と学校の近くにある丘の上の公園に向かった。公園に到着すると、結衣はブランコに腰をかけた。僕は、ブランコを囲む柵の上に腰をかけ、結衣がブランコで揺れている姿を眺めていた。少しの間、沈黙が続いた。結衣は、何か心を決めたように話し始めた。

 「ねぇ、ハジメくん。私とキスをしたい?」と言った。僕は、その言葉に、驚き、そして、少し呆然とした。「ねぇ、ハジメくん。私とキスをしたいの?私とセックスをしたいの?」と言った。

 僕は、「うん。もちろん、したいよ。君のことが欲しい」と言った。

 結衣は、「それは周りの男の子たちが、そういうことを経験し始めているから?」と聞いた。僕は、「違うよ。君のことが好きだからだ」と答えた。

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黒川智花

今週の医龍2は、先週から引き続き、美羽(黒川智花)の緊急手術。

黒川智花さんは、なかなか良い役者さんですね。今後に期待です。

医龍については、たとえば、なぜ、朝田は、屋上で、上半身を脱いで、手術のシミュレーションをするのか、という議題が提示されております。屋上は良いとして、上半身を脱ぐ必要はないのではないかとの指摘が多数。確か、「白い巨塔」でも唐沢寿明演じる財前がドイツのなんかの塔の上で手術のシミュレーションをしていたけど、コートを着ていました。

話を戻せば、美羽は、良い選択をしましたね。たぶん、大鶴義丹が演じる医者が切っていたら、助からなかったでしょう。(鬼頭(夏木マリ)チームで切る予定だったから、まあ、執刀医は鬼頭だったとは思うけど。)。

医龍的には、なんとなく、水川あさみが演じるミキがなんとなく中途半端な気がしますが、何か。荒瀬は、なんとなく、大塚寧々演じる小高七海との絡みで、かなり重要な役回りが回ってきそう。やはり、ミキが北洋病院に行けなかったのは、「大人の事情?」

でも、やっぱり良いのは、小高七海を演じる大塚寧々さんですね。あのアンニョイな感じが、魅力を引き立てていますね。

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掛貝梨紗さんを探せ!

ぼくの楽しみのひとつは、日本テレビで放送中の「ラジかるっ」(関東ローカル)で、宮崎宣子アナのお馬鹿ぶりを、できるだけ見て楽しむことなのですが、今週からお天気担当が変わりました。もともとは、月曜日から水曜日までが八田亜矢子木曜日、金曜日掛貝梨紗、という分担でした。

それが、月・水・金八田亜矢子、火・木が福田萌という分担になりました。ということで、結果として、掛貝梨紗が降板という形です。残念。八田亜矢子か掛貝梨紗かと問われれば、間違いなく、カワユス系の掛貝梨紗だったのに。。。(木曜日は、必ず見ているので、印象的には、掛貝梨紗さんの方がなじみ深い)

あと、実は、「ラジかるっ」では、「歌えや夕刊」の出雲阿国のコーナーが好きだったのですが、こちらも改編期に変更されてしまいました。残念です。(→出雲阿国がシンセサイザーを弾きながら、夕刊の記事を紹介するという、あまり意味がわからない、くだらないコーナーです。)

女子アナの皆さんとお食事会をやりたいなぁ。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(36)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

 僕は、山川さんや竹内さんのことを考えた。山川さんについては、数か月前にすれ違ったときのことと山川さんが中学校の教室で同じクラスの男子生徒とセックスをしていた瞬間を目撃したことを思い出した。山川さんは、今、何をしているのだろう。山川さんの行動原理とは、どのようなものなのだろうか。なぜ、山川さんは、中学校の教室で同じクラスの男子生徒とセックスをし、数か月前には、年頃の離れた男性と一緒に店に入ってきたのだろうか。

 竹内さんのことも気になった。竹内さんに、僕は、必要のない言葉を言い、そして必要もないのに、一方的に傷つけてしまった。僕は、確かに、竹内さんを傷つけてしまったのだ。その後、竹内さんと話す機会はなかったが、もし、その機会があるとするならば、謝りたいと思った。さきほど、結衣が、「言葉で重要なのはメッセージ」と言っていたが、それは僕も賛成だ。そして、あのとき、僕が竹内さんに伝えた言葉のメッセージは最悪だった。それは、ただの嫉妬の気持ちであったからだ。彼女のことを考えずに、ただ、彼女が好意を持っていた先輩に、僕は一方的に嫉妬し、その気持ちを、何の責任もない彼女に押しつけてしまったのだった。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(35)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

 結局、少しの時間では、僕の感情は収まらなかった。それだけ、不安感は大きく、溢れだした感情は強いものであった。結衣は、小さな声で、「今日は帰りましょう」と言った。僕は、黙ったままでいた。結衣は、「ハジメくん、たぶん、今日は、このまま一緒にいるのは、あまり良いことではないと思うわ。今日は帰りましょう」と言った。僕は、まだ黙っていた。そして、溜息を吐いて、「私は帰るわね。さようなら」と言って、先に席を立ち、自分の飲み物代をテーブルの上に置いて、店を出て行った。僕は、どうすれば良いのかもわからず、ただ黙って座っていた。そして、自然と涙が溢れだした。

 その夜、結衣からは連絡はなかった。僕は家に帰り、部屋にこもり、ただ夜の空を眺めるだけであった。そして、頭の中では、結衣との関係のことを始め、さまざまなことを無秩序に、不規則に考えていた。しかしながら、答えは出るはずもなく、ただ時間だけが無常に過ぎ去るだけであった。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(34)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

 結衣は、「私は、「相方」という表現は好きではないわね」と言った。僕は、「じゃあ、どんな表現なら良いの?」と聞くと、結衣は、少し冷たく「「友達」でいいんじゃない?」と答えた。僕は、悲しい気持ちになり、そして、黙ってしまった。

 結衣は、僕の表情を黙って眺めていた。僕は、次の言葉がなかなか出なかった。というのは、このとき、これまで僕の中で溜まっていた不安感や寂しさが溢れだし、それを制御できなくなってしまったのであった。結衣も、黙っていた。二人の間に静寂が訪れた。

 結衣は、僕の表情を見ながら、僕の気持ちが収まるのを待っているようであった。僕は、自分の中で溢れだした感情、すなわち、不安感を原因とした感情を、なんとか抑制をして、結衣との関係を壊さないようにしようと努力した。自分の中で、もう一人の自分と必死で戦っていた。それを結衣もわかっているように、結衣は、仕方がなさそうに、目を伏せていた。

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LAST ANGEL feat. 東方神起

倖田來未の新曲は、東方神起とのコラボレーション作品『LAST ANGEL

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(写真は、amazonから)

もう少し、全体的にパンチが効いているといいなぁと思いました。でも、『Butterfly』超えは、やはり、なかなか難しいかな。どちらかというと、前作の『愛のうた』の方が好きですね。
コラボレーション作品だと、EXILEとの『WON'T BE LONG』が良かったかな。

そういえば、倖田來未のそもそものプロモーションイメージは、クリスティーナ・アギレラとかビヨンセとかでしたっけ?

そろそろ、年末なので、1年半ぶりの倖田來未ランキングでもやろうかな。

そうそう、夏に湘南を車で走っているときに持ち上がったコラボレーション企画もやらなければ、ということで、新作「真夜中に気をつけろ!」を持参の上、12月には関西にまいりたいと思います。よろしくお願い申し上げます。(ぺこり)

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寒くなると恋しくなる あの人の手のぬくもり

冬になると、寒くなるから、手をつないだり、腕を組んだりして、ぬくもりを感じたくなりますよね。
そんな切ないラブソングが、大塚愛の新曲『ポケット

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(写真は、amazonから。)

冬らしい一曲に仕上がっております。聴けば聴くほど味が出るという感じではないでしょうか。
ちなみに、大塚愛の雰囲気が、またちょっと変わったのは、気のせいでしょうか。

大塚愛の作品では、「さくらんぼ」、「PEACH」、「プラネタリウム」が好きです。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(33)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

 このようなことを結衣に話すと、結衣は、真剣に取り合わず、「別にどうでもいいんじゃない」と言った。僕は、「日本語が本当に乱れているよね」というと、結衣は、「言葉って、そんなものなのじゃない?」と言った。

 結衣は、「言葉は、その社会の静学的な秩序でしかないと思うのよ。一時的なもので、その社会の持つ価値観、風俗、慣習、倫理とか、さまざまな文化的なファクターが変化すれば、言葉は絶えず変化する。だから、言葉というのは、言葉に込められているメッセージが重要だと思うのよ。外形標準的な表記や音声というのは、そんなに重要なものではないと思うわ。重要なのは、その言葉のメッセージ、つまり、何を伝えたいのか、ということよ」

 僕は、「吉田さんは哲学者だね」と言った。すると、結衣は、「それほどでもないわよ」と笑いながら言った。僕は、「じゃあ、僕も吉田さんのことを相方って呼んでいい」と聞くと、結衣は、少し考えるそぶりを見せた。

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あなたの初恋ソングはなんですか?

人それぞれ、初恋のことを思い出す歌って、あるのではないでしょうか。
そこで、あなたの初恋の歌を教えてください!!

ぼくの初恋ソングは、槇原敬之の「どんなときも」です。中学校1年生のときに、文化祭で好きだった女の子を見かけたときに、その教室から聞こえてきた曲が、「どんなときも」ですね。
ちなみに、「モンタージュ」も、ある片思いを思い出します。

他には、ZARDの「負けないで」とか、安室奈美恵の「You're my sunshine」とか、大塚愛の「さくらんぼ」とかですかね。

悲しく切ない失恋ソング的には、桑田圭祐の「白い恋人達」、Do As Infinityの「」。ちなみに、このとき、付き合っていた彼女からは、「渡部篤郎」に似ていると言われました。どちらかというと「渡部篤郎」というよりは、この曲が主題歌となっていた「恋文 ~私たちが愛した男~」で渡部篤郎が演じていた「竹原将一」の真似をしたわけですが。
あとは、Kaoru Amane(沢尻エリカ)の「タイヨウのうた」とか?そして、ミスチルの「Over」もあるかな。

昔、失恋して、カラオケボックスで、平日の昼間にずっとミスチルとサザンを歌っていたことを思い出してきました。そのあと、17時ぐらいから市ヶ谷の天狗に飲みに行きました。

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1990年代の懐かしJ-POP

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amazonで、「R35」というアルバムを買いました。

1990年代初めころのドラマの主題歌が中心になって収録されております。
とくに、稲垣潤一の「クリスマスキャロルの頃には」、徳永英明「壊れかけのRadio」、藤谷美和子&大内義昭「愛が生まれた日」は、昔から好きな曲なので、大満足です。

「クリスマスキャロルの頃には」は、唐沢寿明主演の「ホームワーク」の主題歌。唐沢寿明・清水美砂が確か夫婦役で、そこに福山雅治と浦江アキコのカップルが絡んでくるという話だったはず。筧利夫も、なかなか良い味を出して出演していました。
結局、ダブル不倫に行くんだけど、元さやに戻るというトレンディドラマだったはず。そして、これが金曜日21時からで、22時からダウンタウンの浜ちゃんの「10年愛」というドラマだったはず。

そういえば好きだったドラマに、「ジェラシー」という石田純一主演のドラマがありました。このドラマでの、寺脇康文の演技はすごかった。
やっぱり、1990年代前半のトレンディドラマのパワーはすごかったなぁ。ストーリーは単純だけど。

愛は生まれた日」は、「そのうち結婚する君へ」の主題歌で、このドラマの主演は、藤谷美和子さんでした。「愛が生まれた日」は、ぼくが好きな歌の中でも上位で、昔、デュエットでCDを作ったことがあります。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(32)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

 クラスの男子生徒たちは、中学生の頃よりも、異性への性的関心が高まり、小さなささいなことさえも、胸を高まらせた。それは、物理的なものでなくても、コトバや発音だけでも敏感に反応するのであった。異性を経験していない男子生徒にとって、異性は未知なる存在であり、さまざまな好奇心を持ち、コトバに興奮を覚えるのであった。

 夏休みが終わり、2学期が始まる頃、クラスの中で、何人かのカップルが誕生した。そのカップルは、クラスの中で恥ずかしそうにしながらも、楽しそうに、いつも一緒にいた。お互いに、恋人のことを「相方」と称していた。僕は、その呼びかけを他人事ではありながら、かなり疑問を持っていた。心の中で、「それじゃ、漫才コンビだ」と静かに突っ込んでいた。「相方」という表現を、彼らがどのような気持ちで使っているのかはわからない。そして、それを知る術もないし、機会費用を使ってまで知りたいという興味もない。ただ、ある種の照れ隠しで、あえて、「相方」という表現を使っているのかもしれない。

 ただ、「相方」という単語を辞書で調べてみると、「相手、相手方」という意味の他、「遊郭で、客の相手の遊女」という意味もあるようだ。「相手、相手方」というのは、特に、三味線の伴奏者を意味するらしいので、「恋人」に伴奏者と、お洒落に結びつければ正しいのかもしれないが、客の相手の遊女という意味もあるので、「恋人」の別称として呼ぶときは気をつけた方が良いかもしれない。

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「まさか」という坂

小泉総理が、「人生には3つの坂がある。上り坂と下り坂。そして、「まさか」という坂だ」という発言をしたのは記憶に新しいこと。まさか、小沢代表が辞任するとは、と、政局含みの動きが活発化してきました。
今日の小沢代表の会見を聞いておりましたが、小沢代表の話筋が通っていると思います。

まず、世論的には、次の選挙、民主党が勝って政権交代だろうという雰囲気があるわけです。もちろん、その可能性も十分にはありますが、私の聞いている情報だと、過半数は自民党が取れるというものであり、小沢代表の「次期総選挙での勝利は厳しい情勢にあります」という認識は正解です。いざ、総力戦となれば、民主党が勝つことはたやすいことではありません。だからこそ、民主党としては、理想論だけではなく、しっかりとした政策の実績を積み重ねていくことが重要です。例えば、長妻議員は、ネクスト内閣の年金問題担当大臣なのに、やっていることは、「消えた年金問題」の話が多く、あまり年金財源どうするかというお話はしてくれません。(著書も出されたようですが。)。本来、そのお話もぜひしていただき、政策論争をしなければならないのに、その責任を負っていません。

もちろん、党内には、政策の実績を積み重ねていくことの重要性がわかっておられる方もおられますが、逆に、次の総選挙で勝てると思ってしまっている議員もいることは事実です。たとえば、原口一博議員は、「将棋で言えば詰めている」とテレビ番組の中で言っていましたが、客観的に見れば、その判断は大変甘いと思います。「詰めた気になっているだけ」です。

では、何が必要か。それは、小沢代表が言うように、「政策協議を行い、そこで我々の「生活第一」の政策が取り入れられるならば、あえて民主党が政権の一翼を担い、参議院選挙を通じて国民に約束した政策を実行し、同時に政権運営の実績を示すことが、国民の理解を得て、民主党政権を実現する近道であると、私は判断いたしました」

現在の状況は、すでに空中戦ではなく地上戦の段階に来ており、一大決戦のための準備をしなければいけないわけです。理想論を振りかざし、空中戦を展開する段階ではありません。福田政権は、すでに、地上戦を展開し始めていると思います。

決戦は、なりふり構わず、戦いを挑むこと。死を恐れず、覚悟を決めて、敵陣に討ち入ることです。

もし、本当に政権交代を狙うのであれば、ぼくは、民主党は、一度、政権の一翼を担い、実績を作ることが民主党にとって最善の選択だと思います。

福田首相の「啄木鳥戦法」で、状況と形勢は大きく動きました。

小沢代表を慰留するのであれば、その条件は、連立への参加を決める以外ありません。つまり、民主党の選択は、小沢代表を信じて連立に参加するか、新たな代表を立てて、不利な地上戦に出て、一気に決戦を挑むか、ということです。

形勢が変わった現在、福田首相が解散・総選挙に打って出れば、民主党は負けるでしょう。
先に動いた方が負けなのです。

だから、未だに、「民主党が詰んでいる」という認識は甘く、すでに、「民主党は詰まれてしまった」わけです。

ここからのポイントは、民主党が分裂するか、ということです。
容赦なく、切り崩しのための自民党側からボールが投げられるでしょう。それに、本当に耐えられるか。
小沢代表の今後の行動に注目です。小沢代表が、信念の人で、本当に闘うつもりであれば、参議院選挙での約束を一人でも果たそうと、連立に加わることも十分に考えられます。参議院議員を10名程度獲得すれば良いと言われています。

もしかすると、これは小沢代表が課した民主党が本当に政権政党になるための試練なのかもしれません。

民主党は、連立に参加しないのであれば、小沢代表の代わりに、政策力と政治力、その判断力と決断力を兼ね備えた地上戦の陣頭指揮を取れる人材を代表にすることが重要です。

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君に伝えたい言葉~クリスマスキャロルに乗せて

急に寒くなってきたと思ったら
街頭にはクリスマスのイルミネーション
今年も東京タワーは恋人たちを照らすのかな

気がつけば いつのまにか
この街にも冬がやってきていた
少し厚めのコートでも買いに行こう

空にはオリオンの星座が輝いている
いま ここに君がいたら どんなに幸せだろう

君に伝えたい言葉 それは
「ありがとう」という言葉
クリスマスキャロルに乗せて
僕は君に届けたい

手の中に舞い落ちてきた小さな雪
サンタクロースからの贈り物
僕はそれを握りしめて ぱっと手を開く

去年の冬は 失うものが多くて
手を伸ばそうとしても届かずに
ただ僕はここに佇むことしかできなかった

君がいてくれたら ただそれだけでいい
そう僕は心から神様に願っている

君に伝えたい言葉 それは
「アイシテイル」という言葉
かけがえのないものを いつまでも
僕は大切にしていたい

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(31)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

 それから、結衣との関係は、大きく変わらなかった。学校で会い、席を並べ、一緒に電車に乗って帰る毎日が続いた。休みの日には、一緒にお茶をしたり、食事をしたりすることもあった。しかし、基本的には、あの海の後、大きな変化は見られなかった。僕は、日が経過するたびに、不安や寂しさを感じた。このまま、僕と結衣の関係は、どのように変化していくのだろうか。そうした不安と悩みが、一日の大部分を占めるようになった。そして、そうした感情が僕に精神的な不安定さを及ぼし、悪循環に陥った。そして、とても苦しい気持ちになった。しかし、変わらぬ事実は、僕は結衣のことを、確かに、愛していた、ということであった。だからこそ、僕は結衣のことを大切にし、守っていきたいと強く思った。

 高校生になると、周りの男子生徒たちは、徐々に異性を知り始めた。そして、初めて異性を経験した男子生徒は、嬉しそうに、また恥ずかしそうに、その体験談を友人に語り、自慢するのであった。学校内の女子生徒との経験、幼馴染の女の子との経験など、その相手はさまざまであった。こうした男子生徒たちが醸し出す雰囲気は、何か、違う世界の住人になったようであった。

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緊急世論調査:民主党の次の代表にふさわしいのは誰か?

緊急世論調査

(参考)
菅直人
鳩山由紀雄
岡田克也
前原誠司
河村たかし
野田佳彦
田中康夫(新党日本代表)

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小沢民主党代表辞任??:午後4時から記者会見

携帯に、小沢代表辞意の連絡をいただきました。(ありがとうございます。ペコリ)。
午後4時から党本部で記者会見のようです。

「大連立」が、ボディブローのように効いてきているようです。
今回、福田首相は、いわゆる「啄木鳥戦法」。山本勘助は、川中島で失敗しましたが、福田首相の成否は、どうなるのでしょうか。

今後のシナリオとして、小沢代表が代表を辞任後、新党を結成し、自民・公明との3党で連立を結成する、というシナリオが考えられます。この場合、小沢グループ前原グループが行動を共にするのか、ということも要チェックです。前原グループも連立には前向きなのではないでしょうか。

また、小沢代表が代表を辞任するだけで、離党者が出ない場合も、後任の代表が誰になるかによって、民主党の運命が決まると思います。ここで、再び、菅・鳩山という名前が出てきても、国民の支持は得られないし、政権交代は遠のくと思われます。ここは、民主党が勢いを持続させるためには岡田克也氏の再登板に期待です。

民主党のためには、菅直人が代表になることだけは、絶対に避けなければいけないと思います。

さて、11月3日からアンケートを開始している連立をするべきかどうかの世論調査ですが、現在のところ、個別政策ごとの部分協力か民主党の一部との連立に投票をいただいております。それが、まもなく実現するかもしれません。

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警視庁警備部警護課第四係SP(エスピー)

フジテレビの新ドラマ「警視庁警備部警護課第四係SP(エスピー)」を見ました。
犯行予告など警護レベルがかなり高くなければ、警護体制は、あんなに大規模ではないだろうと思ったり、そもそも、知事は警護対象者だったっけ(もちろん、警護要請があったり、犯行予告やその兆候があれば警護すると思いますが)、と思いつつ、見ていました。

通常は、大臣や党三役などは、東京での警備は、随行は1名で、交代制の体制だったと思います。内閣総理大臣が3名体制。今日のドラマ見ていると、あれは、米国の大統領並みで、しかもかなり厳戒態勢。

脚本家は、"The West Wing"を見過ぎかな、という感じがありました。

このように背景の部分は、疑問符が付くものの、話の内容としては、とても面白かったです。
真木よう子の少し小生意気さが、なかなか良かった。風林火山で、美瑠姫のときよりも良かった。

ぼくがお会いしたSPの方たちは、皆さん、とても優しくて、とても人間として素晴らしく、とても優秀な方たちでした。SPの仕事は、とても激務ではありますが、重要な任務であります。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(30)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

 僕は、「わかるよ。吉田さんの気持ち、とてもわかる。僕も、吉田さんに、そう思ってもらえるということは、とても嬉しく思える。吉田さんのことを、僕は待っていたいと思う。」と答えた。結衣は、「ありがとう」と言いながら、笑顔を僕に見せてくれた。

 今から思えば、僕は、「待つ」ことの精神的な苦労を、この時点では安易に考え過ぎていた。「待つ」ということは、何か物事が動き、それから与えられる苦労よりも、もっと大変な作業で、精神的な重荷となるものであった。僕の欲望は、僕の中のとてつもなく大きな恋愛感情から常に挑戦を受けなければならなかったのである。日常的に、僕は、恋愛感情に伴う相手を大切に思うゆえの自制心と不安の2つの感情の葛藤を自分の中に抱え、それが時にして精神的な不安定さに生み出した。ただ、その時に、心の支えとなったのが、結衣が僕に言ってくれた「ハジメくんのことが好き」という言葉であった。

 しかし、バックフォワード的に論理を紐解いていけば、この「待つ」ことによる精神的な葛藤が、後に、僕と結衣の間に悲劇を生むことになる。その悲劇には、もう少しの時間と精神の熟成が必要となる。ゲーム理論的に考えれば、2人の間で成立した均衡において、仮に、そのモデルに別の要素を加えたとすれば、そのゲームの様相は変化し、新たな均衡を作り出すことになる。それだけ、人間関係における均衡とは弱いものなのである。

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福田総理の101回目のプロポーズ?:自民公大連立は実現するか?

早速、民主党の役員会では、連立について、Noという答えがでたようである。また、給油新法について、党首会談では、自衛隊の恒久派遣法を条件に、小沢代表は賛成すると言ったが、これもNoと出たようである。

第1回目の福田首相からのプロポーズは、見事に空振りに終わった感がある。しかし、このプロポーズ、民主党の心を揺さぶるには、かなり大きなカウンターパンチになった。

ひとつは、小沢代表は、党首会談で、連立協議に入ることを「決めてきます」と言って退席したようである。また、給油新法もYESと言った。すなわち、これが事実であれば、小沢代表自身は、福田首相からのプロポーズを受けようとしたのである。しかし、役員会で拒否。これで、小沢代表の気持ちが収まるだろうか。

連立を組めば、選挙で約束したことを、実現できる。もし、政策ベースで考えるのであれば、連立を組むことは、政策実現のために乗り越えるべき課題である。党内においても、連立を組むことで、自分達の政策を実現できるのであれば、連立という選択肢もありうべしと考え、行動するグループもあるかもしれない。

すなわち、この福田首相のプロポーズは、民主党内を揺さぶり、党内の亀裂をうまく作り出すほどの衝撃的なプロポーズであると思われる。

やはり、このプロポーズで効くのは、「政権」というアメであり、接着剤である。「政権」というアメは、なによりも政策を実行することができるし、野党でいるよりも情報量もポジションも全く異なる。だれしもが、「政権」を目の前に提示されれば、政策を真剣に考えている人ほど、心が惹かれてしまう。

福田首相は、今日のプロポーズ、結果として、Noとなったとしても、その効果は絶大なものであり、かなり意味のある行動であったと言える。これから、第2段、第3段と、次々と「甘い水」を民主党に差し向け、民主党を揺さぶっていくだろう。そして、福田首相の心中は、民主党全体とではなくても、参議院で過半数を回復するぐらいの人数を離党させ、その新党と連立政権を作るというのが本音ではないか。もしくは、小沢代表が本気であれば、連立に反対するグループを民主党から離党させ、自民公の連立政権を作り上げてしまうかもしれない。

さきほども書いたが、追いこまれているのは、民主党の小沢代表だ。
テロ特も現在のままでは、出口が見えず、すべての責任を民主党に負わされる可能性がある。3月末に切れる道路特定財源の暫定税率については、それが切れ、道路が作れなくなり、これが格差拡大という論調の流れが作り出されれば、民主党の政策と矛盾することになる。これは、中小企業対策の租税特別措置も同じだ。さらに、年金財源については、地方消費税分も年金財源に組み込むことになり、地域間格差を拡大させるかもしれない。このような矛盾が指摘されれば、民主党の政権担当能力への疑問が大きくなり、次期衆院選では戦えなくなる。
だからといって、何もしないということもできない。

それならば、選挙のことは抜きにして、いっちょ、連立で、矛盾を自民党との政策協調に押し込め、民主党の政策を実現していくか、と、考えるという選択肢も考えられる。

このあたりも含め、小泉総理が以前に、「小沢さんを大事にした方がいい」という発言があるのではないかと思われる。

今日の党首会談で、政局の碁盤は、かなり動いた。総裁選にしても、今回にしても、福田首相は、かなりしたたかで、そして、かなりの策士である。「フフン」というのは、このしたたかさの表現であるのかもしれない。福田政権、かなりの長期政権になる可能性がある。

※緊急世論アンケート:
ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(29)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

 人間は、人間と接していくことによって成長する。成長するということは、変わっていくということだ。物事の考え方、視点、そうしたものが、時にはゆっくりと、時には、激しく変化する。その意味で、恋愛をすることや失恋をすることは、人間が大きく変化をするタイミングなのである。こうしたタイミングにおいても、最も大きな機会は、異性を始めて知ったときだろう。異性を始めて知ることで、大きな感動を得て、さらには、自分の中の思考や価値観が大きく変化するのである。

 結衣は、「だから、もう少し時間をもらえると嬉しいの。もっと、ハジメくんのことを好きになれれば、このような恐怖は薄らいでいくと思うの。たとえ、世界が変わったとしても、ハジメくんと一緒にいられれば、何も怖いものはないと思えるようになれると思うのよ」と言った。

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福田首相のしたたかなピッチング:大連立が投げかけるもの

福田首相は、本日の党首会談で、小沢代表に連立を呼びかけた模様。この影響は、どのような形で出てくるだろうか。

今回の党首会談、追い詰められているのはどちらかということであるが、私は、福田首相よりも小沢代表・民主党がある意味、追い詰められているというメッセージとして受け取った。

インド洋の給油新法は賛成できない。しかし、小沢代表が掲げるISAFへの参加は、党内がもたない。すなわち、給油活動をあれだけ強く否定した手前、テロ特について、出口がなくなってしまった感がある。逆に、福田首相側は、新法を提出し、議会で可決できるように努力した。しかし、否決されてしまった。民主主義のルール上、致し方がない、ということで、割り切ることもできる。

そこで、党首会談ということだったのではないかと思われる。

さて、連立協議の投げかけ。早速、民主党内では反対となったようである。確かに、選挙のことを考えれば、選挙区が重なるわけで、選挙協力まで含めた連立は難しいだろう。しかし、「政権」という甘い罠。徐々に、ボディブローのように効いてくるのではないか。民主党と丸ごと連立は無理でも、もしかすると、一部との連立はあるかもしれない。そうすると、政界再編の可能性も現実味を帯びてくる。

福田首相は、かなり、したたかで、「やり手」だ。

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過去に書いたもの

少し、懐かしくなって、学部生時代に書いた論文を掲載してみる。

税制の公共選択研究(1997)
※これは、学部1年生のときに書いた初めての論文です。

政府間租税競争への政策的アプローチ(2001)
※これは、学部4年生のときに書いた卒業論文です。

ハールメンにおまかせ
※それと、大学時代に書いた脚本

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出会いは自己実現を加速させる

大学を卒業時に、「中央大学南甲倶楽部」から「南甲倶楽部賞」をいただきましたが、その際に、受賞の言葉として、「出会いは自己実現を加速させる」という拙文を書いた。

いま、自分なりの教育方針なり理念なりを考えると、やはり、学生の一人一人の個性を見つめ、「良いところ探し」をして、その「良いところ」を各人が成長させられるような機会を作るということが重要だと思う。だから、教育とは、画一的な教育はできなくて、一人一人に、それぞれ異なるメッセージを伝えるということが必要で、それがゼミの良さだと思う。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(28)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

 僕は、結衣の肩から手を離した。結衣は、少し申し訳なさそうにしながら、自分の手で、僕の身体をゆっくりと押し戻した。僕は、言葉を失い、むしろ、言葉を失ったというよりは、何を言って良いのかわからず、ただ、「ごめん」と言った。そして、再び、二人に静寂の時間が訪れた。その時間も、僕には、とても長く感じた。時計では、1分でしかない時間が、1時間のように感じ、1日のようにも感じた。やがて、結衣は、何かを思い立ったように話し始めた。

 「ハジメくん。私は、ハジメくんのことが好きよ。今日、ハジメくんの気持ちを聴けたのは、とても嬉しいことだし、もっと一緒にいたいと思う。でも、まだ、キスをしたりとかそういうのは、少し怖いの。男の子とそういうことをしたことがないから、もし、いま、ここでキスをしたりして、何かが変わってしまうことが怖いの。」

 僕は、「わかるよ」と答えた。「もしかすると、これまで過ごしてきた世界が変わってしまうかもしれない。世界が変わるわけではないのかもしれないけど、自分の世界への向き合い方、視点、接点、そうしたものが大きく変わってしまうことに対する恐怖感があることはわかる」。

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[連載小説]いつか君にふたたび出逢うときまでに:遠い過去の記憶(27)

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※本作品は、フィクションで、登場人物、団体、背景は架空のものです。もちろん、主人公の「僕」は、著者と同一人物ではなく、フィクションです。

 結衣と見つめあいながら、僕は、結衣に対する欲望が高まり、自生的な制約を振り切ろうとしていた。見つめあいながら、僕は、結衣の笑顔、頬のえくぼを見て、どうしても、結衣のことを欲しいと求める感情が大きくなったのである。僕の下半身は、すでに膨らみ、胸の鼓動は高まり、頭の中では、結衣と口唇を交わすことだけを考え始めていた。

 僕は、結衣の肩に手を回し、そして、結衣にキスをしようとした。しかし、僕の口唇と結衣の口唇の距離は、僕が考えていた以上に遠いものであった。むしろ、遠く距離が離れていたというよりも、物理的な壁によって遮られたという表現の方が正しいかもしれない。それは、ベルリンの壁よりも高く、僕と結衣の間を切り離した。結衣は、僕の口唇に手をかざしたのであった。そして、結衣は、「ごめんね」と呟いた。

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