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安倍政権ざっくばらん:康夫さんに引き継がれるもの、修正されるべきもの

2007.10.10 by 矢尾板俊平

安倍政権ざっくばらん~康夫さんに引き継がれるもの、修正されるべきもの(レジュメ)

「人生には上り坂もあれば、下り坂もある。もう1つは『まさか』という坂だ。まさか、あのような形で安倍さんが退陣するとは思わなかった。これからの政局もいつ、『まさか』が来るか分からない。(小泉純一郎)」

1.安倍政権崩壊の理由
・前任者の影
・期待が大きいからこそ失望も大きかった
・曖昧戦略の功罪-ひとつの成功体験が大きな失敗に
・2つの期待の矛盾
・官邸の危機管理能力
・「霞が関」との不必要な軋轢、「闘う体制」の準備不足

2.安倍政権崩壊から学ぶ教訓
・属人性。いかに良い制度でも「人」やその「個性」に強い影響を受けてしまう。
・政治には、鈍感さ、胆力、非情さが必要。

3.参議院選挙の敗北
・抽象論に終わった政策論:「美しい国」、「戦後レジームからの脱却」
・信無くば、立たず。選挙の敗因は、リスクコミュニケーションのまずさ。

4.貞観政要に学ぶ
(1) 弓の奥義と政治の要諦
(2) 知りて寝黙するなかれ
(3) 政治の構えと病気の治療
(4) 君は舟なり、人は水なり
(5) 大事はみな小事より起こる

5.政権運営心得:矢尾板俊平の10箇条
(1)鈍感でなければならない。
(2)胆力を持て。
(3)非情たれ
(4)人生は、囲碁の盤上にあるものと心得よ
(5)情報こそ、攻守の要
(6)権力の源泉とは、「予算権限」と「人事権限」である。
(7)「人」こそ、すべて
(8)1本の矛と3枚の楯
(9)諫言する者を重宝せよ
(10)論功行賞は、最も自分が好まざる者から

6.福田政権の課題

(1)テロ特、年金、消費税の3点セット

(2)経済政策のポイント
①格差問題:経済成長重視か再分配重視か
②経済成長:名目成長率重視か実質成長率重視か
③財政再建:財政規律重視か上げ潮か
④構造改革:続行か修正か

(3)外交政策のポイント
 ①福田ドクトリンの発展

 ○福田ドクトリン
  ・日本は軍事大国にはならない
  ・心と心の触れ合いをもって実現しよう
  ・ASEAN地域が順調に発展するように協力していこう

 ○福田ドクトリンへの追加
  ・アジア各国のグローバリゼーションの受容
  ・日中関係、日韓関係の改善
  ・経済連携協定(EPA)
  ・日本からの直接投資の増加

 ②日米関係と日中関係の強化がアジア地域の安定に
 ③環境・エネルギーに関する技術・ノウハウ・情報の提供
 ④人口減少を前提とした「日本モデル」の構築

以上

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