友人の友人は、「エビちゃん?」
「甥の嫁は、千野志麻(元フジテレビアナウンサー)」というのは、福田康夫総理。
「母親の父親は、岸信介」というのは、安倍晋三前総理で、「母親の父親は、吉田茂」というのが、麻生太郎前幹事長。そして、「父親の父親は、鳩山一郎」なのが、鳩山由紀夫民主党幹事長。その弟の鳩山邦夫法務大臣の「友人の友人は、アルカイダ」だったわけです。
mixiなどのSNSに見られるようなスモールワールド的な考え方をすれば、6ディグリーズということで、だいたい、「友人の友人の友人の友人の友人の友人」で、だいたい世界の人々とつながるらしい。政治家であれば、「知人の知人の知人」で、だいたい日本の人たちとだいたいつながれるでしょう。芸能界の人間関係図を見ていたりすると、これまた、すごいことになっているわけです。たとえば、「エビちゃん」こと市川海老蔵とかを中心に。
だから、鳩山大臣の「友人の友人」が「アルカイダ」というのは、理論上、ありえる話とは言えるわけですが、政治家の発言として、これは「アルカイナ?」(←アルカイダとかけてみました。)。
少なくとも、メークセンスな発言ではないですよね。しかも、いま、まさに、テロ対策の給油新法で、国会の審議が大変なとき(もしかすると、事故的解散にもなってしまうかもしれないとき)、しかも、その件で、党首会談をしようという前日に、これは、さすがに、「ナシ」でしょう。
柳沢さんの「生む機械」発言にしても、久間さんの「しようがない」発言にしても、やはり、言葉には慎重にはならないといけませんね。
問題は、バリ島の事件を事前に知っていて、その予防のための措置(外務省に教えるとか、インドネシア政府に伝えるとか)はしたのでしょうか。邦人保護の観点より、これを怠っているとすれば、日本の政治家として問題は深刻です。
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