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「メカニズム・デザイン理論」の研究に対するノーベル経済学賞

さて、昨晩、2007年度のノーベル経済学賞の受賞者について速報をした。
Hurwicz、Maskin、Myerson、3氏の研究内容については、各新聞で報じられている。また、池田信夫氏のブログでも解説がなされている

ちなみに、ぼくの現在の研究のテーマは、制度が市場の資源配分や所得分配の問題に対して、どのような影響を与えるのか、という問題に関心を持ち、制度を設定することで、資源配分状況や所得分配状況を歪めてしまう可能性を前提に、制度設計の在り方を検討すること、その制度選択過程において発生する経済的非効率性、制度のエンフォースメント問題における経済的非効率性の問題と3つのステージにおける制度と市場の関係についての考察である。このテーマについて、公共選択論のアプローチを使い、博士論文では知的財産制度の問題を事例に設定し、検討を行っている。

なお、合理的経済人の仮定に関しては、夏に指摘をいただいたように、限定合理性を前提に考えるべきであり、その点については、かなりモデルの拡張ができるのではないかと考えている。この点については、Caplanの"
The Myth of the Rational Voter"が参考になる。

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