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農林水産大臣

 農林水産省が、火中のクリになっている。昨年の9月に安倍政権が発足して、約1年。すでに、3人の大臣が、その職を離れ、そして、4人目の大臣が就任する。(厳密にいえば、8月に赤城大臣が辞任してから、若林環境大臣が兼任していたので、5人目だ)。

 今月から始まる臨時国会で、参議院の農林水産委員会は、ある法案を審議しなければならない。それは、農家の個別所得補償を行うための法案で、民主党が提出する。7月の参議院選挙で、この政策を民主党がマニフェストの柱のひとつに据えていたから、参議院では可決される可能性が高い。

 いま、日本の農政は、国際化・構造改革か、それとも保護かという岐路に立っている。自民党は、国際競争の中でも「闘っていくため」に、農業の構造改革を目指し、民主党は、個別所得補償を提案した。

 参議院選挙の結果、農家の声は、後者を支持するものであった。これは、自民党の比例代表の中でも、明確に分かれた。元全国農業協同組合中央会専務理事の山田 俊男氏は、449,182票を獲得し、比例第2位で当選。元林野庁次長、農水省食品流通局長の福島啓史郎氏の獲得数は、66,088票であった。

 この岐路に立つ農政のかじ取り役こそが、農林水産大臣の仕事である。だからこそ、農政をよくわかっている人でなければ、この職は務まらない。だから、次の大臣に、懸かる期待は、とても大きい。その候補は、谷津義男氏、武部勤氏、中川昭一氏の大臣経験者の3人が軸になるのではないか。

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