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安倍総理の所信表明演説に活かされた矢尾板俊平マニフェスト「信頼できる国 日本」

 さて、昨日の安倍総理の所信表明演説、その内容を見ると、私のマニフェスト「信頼できる国 日本」の内容が反映されているようです。

 まず、私が提案した政策項目について、所信表明演説の内容を抜粋します。(項目は、私のマニフェスト、箇条書きは、所信表明演説からの抜粋)

 (1)小さくて効率的で、持続可能な政府の実現
・行政に対する国民の皆様の信頼を取り戻すため、公務員について指摘されている悪しき体質を徹底的に拭い去り、21世紀の行政を支える新しい公務員像をつくり上げます。

 (2)持続可能な財政を可能にする財政再建
・無駄ゼロを目指す行財政改革を断固、実行します。2011年度には国と地方の基礎的財政収支を黒字化するとの目標に向け、メリハリの効いた予算編成を行い、揺るぎなく歳出・歳入一体改革の道を進みます。
・歳出改革・行政改革を徹底して実施した上で、それでも対応しきれない社会保障や少子化などに伴う負担増に対しては、安定的な財源を確保し、将来世代への負担の先送りを行わないようにしなければなりません。本年秋以降、本格的な議論を行い、消費税を含む税体系の抜本的改革を実現させるべく取り組んでまいります。

 (3)安心・安全な生活のためのシステム設計
・年金に対する信頼を取り戻すことは、私に課せられた重要な使命であります。
・国民生活を支える基盤である公的年金について、国民が安心して頼れる制度とするためには、長期的な視野に立った制度設計が不可欠であり、それは政治の責任です。
・安心して暮らせる社会は、国づくりの土台です。国民の皆様が日々の暮らしの中で感じる不安に常に心を配り、迅速に対応します。
・食への信頼が揺らいでいます。正しい食品表示を徹底するとともに、水際における輸入食品の監視体制を強化します。
・夜間でも必要な救急医療を受けられるよう、それぞれの地域において責任を持って対応する救急の拠点病院及びネットワークの体制を確立します。地方における医師不足の解消に向け、「県境なき医師団」を速やかに派遣するとともに、地方の大学の医学部にへき地勤務枠を設けるなど、全力で取り組みます。

 (4)安定成長時代の経済活性化
・急激な少子高齢化や、これまで経験したことのないような人口減少という厳しい状況下にあっても、年金や介護などの制度を維持し、雇用を生み出していくためには、経済成長が不可欠であります。科学技術など、我が国がこれまで蓄えてきた力を最大限に発揮し、持続的な成長を実現します。

 (5)豊かで美しい国を守るための環境対策
・地球温暖化問題は、人類の生存にかかわる、世界共通の課題です。私は、ハイリゲンダム・サミットにおいて「美しい星50」を提案し、すべての主要な温暖化ガス排出国が参加できる枠組みの考え方について、理解を得ました。環境に関連する技術は我が国が世界に誇るべきものです。省エネルギー技術の海外への普及促進など、環境を経済成長の制約ではなく糧とする、日本ならではの環境と経済の共存を実現します。
 来年開催される北海道洞爺湖サミットで、さらなる前進が得られるよう、引き続き、リーダーシップを発揮してまいります。

 (6)災害などのリスクを縮小させる危機管理の準備
・世界一災害に強い国づくりを進めます。学校などの公共施設や住宅の耐震化を進めるとともに、お年寄りに対する情報伝達、安否確認、救出など、いざという時に確実に機能する体制を整えます。地震発生時における原子力発電所の対応に万全を期すとともに、情報公開を徹底し、周辺住民の方々の不安を払拭します。

 (8)地方の個性を重視した地域活性化
・地方が自ら考え、実行することのできる体制をつくります。地方自治体への一層の権限移譲や、地方間の税収の偏りの是正といった地方税財政の改革に取り組むとともに、地方分権の総仕上げである道州制の実現に向け検討を加速します。
・内閣に置かれた地域再生などの実施体制を一元化するとともに、活性化に取り組む意欲のある地域に対し、頑張る地方応援プログラム、中心市街地や公共交通の活性化などの施策を総動員して、省庁の縦割りを排し、それぞれの地域の実情に応じた支援を集中的、効果的に実施します。
・地域で働く人々の生活の底上げを図るため、職業能力の向上を支援するとともに、最低賃金を引き上げます。あわせて、地域経済を支えている中小企業の生産性の引上げや、地域力再生機構の創設など地域全体の再生支援にも取り組んでまいります。

 (9)温かな信頼の和(輪)を基盤とした地域づくり
・今後、改革を進める一方、改革の影の部分にきちんと光を当てる、優しさと温もりを感じられる政策に、全力で取り組んでまいります。

 (10)知的財産や科学技術の発展
・科学技術など、我が国がこれまで蓄えてきた力を最大限に発揮し、持続的な成長を実現します。次の時代を切り拓く新たなイノベーションを応援するとともに、日本の空の自由化をはじめ、観光、金融など、より海外に開かれた経済をつくることにより、アジアなど外国の成長や活力を日本に取り入れます。

 (12)「ワークライフバランス」の推進
・安心して子どもを産み育てることができる環境を作るため、多様できめ細かい保育サービスの充実や、仕事と家庭の両立に向けた働き方の見直しを推進します。

私のマニフェストで触れず、安倍総理が触れたのは、教育再生でした。

また、私のマニフェストが触れて、安倍総理が触れなかったのは、 (11)市場主義の発展と深化のみで、官から民への改革、などの改革の続行については、所信表明演説では触れられませんでした。

(7)の外交については、個別政策への言及であったので、別の扱いとしました。

さらに、細かい点では、
「私の目指す政治とは、我が国を取り巻く厳しい環境変化に対応しながら、日本が本来持っていて、今も生活の中に息づいている、自律の精神、他者への思いやり、温かさといった価値を守り、伸ばしていくこと。そして、国民一人一人が、日々の生活において、真の豊かさ、潤いを実感できるようにすること。すなわち、「美しい国」創りを進めていこうとするものであります。50年後、100年後のあるべき日本の姿を見据え、原点を決して忘れることなく、全身全霊をかけて、内閣総理大臣の職責を果たしていくことをお誓い申し上げます。」

という安倍総理の発言は、

「短期的で、小さな自分たちの幸せだけではなくて、長期的な幸せを得るためには、社会システムの持続性、継続性、安定性が必要であると思います。そのシステムを支えるもの、それこそが、「信頼」であると思います。
 私たちだけではなく、将来の私たちの子供や孫たちの世代が、この美しく素晴らしい日本という国に生まれ、育ち、この国に生まれてきて良かったと、心から思ってもらうために、今後、10年、50年、100年に、どのような国づくりをしていかなければならないのか、それが、いま、この21世紀の初頭の10年間に求められている政策課題であると思います。」

という私が書いた文章にも近いです。

また、
「「我が国の将来のため、子どもたちのために、この改革を止めてはならない。」私は、この一心で、続投を決意しました。」

「国民のために闘うとの「覚悟」を持って、引き続き改革に取り組むことにより、国民の皆様に対する責任を果たしてまいりたいと思います。」

という安倍総理のメッセージは、私がいつも書いているメッセージに近いものです。

あと、年金問題について、「国会における与野党の立場を超えた議論が再開され、透明で建設的な協議が行われることが極めて重要です。」、というのは、このブログでも、選挙前に提案していたことです。

このように読んでいくと、今回の安倍総理の所信表明演説、私がいつもブログで書いている内容とかなり似ていると思いました。

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