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18日昼のぶら下がり会見

ーテロ特の延長について、再議決を前提に考えるか。

矢尾板:憲法第59条第2項で、衆議院で出席議員の3分の2以上の賛成で、法律を通すことができるのは、誰でも知っていること。しかし、法案を出す前から、再議決をすることを前提にするというのは、参議院の軽視だと思うし、民主党はじめ野党の皆さんにあまりにも失礼な話ではないか。

ー参議院の審議が止まる可能性も考えるが、何らかのアプローチを行っていくのか。

矢尾板:11月1日の期限切れまでに、新法でも延長でも行うとするのであれば、残り時間は、すでに1ヵ月しかない。審議時間として、十分か、という問題もある。実際には、衆議院で2週間、参議院で2週間というスケジュールは短すぎるとも思う。ただ、この問題は、臨時国会中には、何らかの決定をしなければいけないということも事実。衆議院で可決されたものについては、参議院で受け取れば、憲法59条4項の規定で、60日以内に議決しないと否決したものとみなされ、両院協議会で協議することになる。この60日というのは、国会休会中を除いての日数なので、臨時国会の会期も国会運営上のポイントになると思う。

ー安倍内閣では、独立行政法人の整理合理化の作業を進めてきているが、どうなるか。

矢尾板:8月10日に整理合理化計画については、閣議決定をしてしまっているので、誰が総理大臣になっても、基本路線は踏襲だろう。ただ、独立行政法人の整理合理化が、いまの最優先課題かと言えば、そこは議論があるべきだろう。私自身は、独立行政法人のスキームは、もっと活用できると思う。ただし、例えば、内部統制管理とか、補強するべき点もさまざまあるかもしれない。量的な改革ではなくて、質的な改革ということで、制度そのもののヴァージョンアップを検討していくということの方が重要だろう。その意味では、8月10日の時点で考えられていた整理合理化ではなくて、改革は、どちらかというと制度補強の視点で検討することが、むしろ重要だろう。もともとは、独立行政法人のスキームは、英国のエージェンシーなのだから、実施部門を独法にするとか、量的には増加することもありうべし、だと思う。その点では、社会保険庁を、なぜ独法にしなかったのか、ということの方が疑問。

ー総裁候補についての評価は。

矢尾板:産経新聞とFNNの世論調査だと、福田さんが50%を超えたらしいね。麻生さんは、小泉さん、舛添さん、小沢さんに続き、5位。10%ぐらいだったかな。イメージとしては、福田さんは地上戦で、麻生さんは空中戦で勝負というところかもしれないね。自民党としては、挙党一致で、政策論争をやって、民主党と戦っていかなければいけないという意識が福田さんにまとまったというところだと思うので、旧来の派閥調整型の候補とは言えないのではないかな。安定感の福田か、瞬発力の麻生か、という感じが、なんとなく、世論調査でも出てきていて、こういう状況だから、瞬発力よりも安定を求めているんじゃないの、世論は。総裁選後は、福田さんと麻生さんが協力していくことが重要だろう。せっかくなので、個別具体論まで踏み込んで、政策論争をやって欲しいね。ディベートを聞きたい。

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