« 教育とは | Main | 東京脱出大作戦 »

財政再建シフト内閣

安倍改造内閣が発足した。顔ぶれは以下の通り。

---------------------------
総理 安倍晋三
総務 増田寛也
法相 鳩山邦夫
外相 町村信孝
財務相 額賀福志郎
文部科学相 伊吹文明(留任)
厚生労働相 舛添要一
農相 遠藤武彦
経済産業相 甘利明(留任)
国土交通相 冬柴鐵三(留任)
環境相 鴨下一郎
防衛相 高村正彦
官房長官 与謝野馨
国家公安委員長 泉信也
沖縄・北方担当相 岸田文雄
金融・行政改革担当相 渡辺喜美(留任)
経済財政担当相 大田弘子(留任)
少子化担当相 上川陽子
---------------------------------

与謝野官房長官というのは、政権の重石となって、良い人事だと思う。
党の方にも話ができるし、霞が関とも話ができる。調整型の官房長官だ。

今回の人事、隠れた意味は、安倍政権の経済政策が、実は、転換するのではないか、ということである。
これまでの、「上げ潮・経済成長路線」から、財政規律を重視する、「財政再建・経済成長並立路線」に行くのではないか。行政改革による歳出カットとともに、財政構造改革を推進する可能性がある。さらには、抜本的な税制改革も視野に入る。

経済政策の柱は、「財政再建・経済成長並立路線」と「格差対応路線」の2つだ。格差も、経済成長をすることによって、底上げする路線だったものが、若干、再分配機能を強めるような政策になるかもしれない。このあたりも、所得税制改正、法人税制改正での再分配機能の向上も視野に入ってくるかもしれない。すなわち、やや累進税率を上げるという方向だ。

行政改革は渡辺大臣、格差は増田大臣、財政構造改革・税制改革は額賀大臣、経済成長戦略で、甘利大臣、そして、マクロ経済政策の司令塔として大田大臣、総理の参謀として与謝野官房長官という役割分担になるのではないか。このメンバーは、経済財政諮問会議のメンバーである。もういちど、経済政策の意思決定機能を経済財政諮問会議に戻していくという方法で行けるかどうかがポイントだろう。そうなると、民間議員の交代も視野に入れておいた方が良いかもしれない。すなわち、財政・税制の専門家を民間議員に入れておく必要があるからだ。

|

« 教育とは | Main | 東京脱出大作戦 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/27563/16261311

Listed below are links to weblogs that reference 財政再建シフト内閣:

« 教育とは | Main | 東京脱出大作戦 »