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ジョゼ・モウリーニョの次なる挑戦

ジョゼ・モウリーニョ監督が基本的には続投の模様のようだ。チーム側には、契約途中の解任には、40億円の違約金がかかるというネックもある。チェンピオンズリーグ制覇を逃し、プレミアシップも一歩後退となり、これが、今後のフロント側との人間関係にどのような影響が出てくるだろうか。

ただ、個人的には、2007‐2008シーズンは、チェルシーに留まることが、モウリーニョにとっては良いかもしれない。というのは、2008年の欧州選手権の結果によっては、ポルトガル代表監督のオファーがあるかもしれないからだ。ルイス・フェリペ監督も、ぼくの好きな監督のひとりで、できれば2010年の南アフリカまで指揮をとってほしいが、2008年の結果によっては勇退もあるだろう。その場合、モウリーニョは、代表監督の最有力候補になると思う。

ただし、これまでのモウリーニョの行動を見ていると、フロント側への不信は、決断を早めている。ベンフィカの監督を数か月で辞任したのは、なによりも、フロントへの不信である。チェルシー側が、モウリーニョの求める補強を行わない場合、モウリーニョが自ら進退を決める可能性がある。

だから、来シーズン、モウリーニョがロンドンにいるかどうかは、来期に向けた話し合い次第で、五分五分だろうと考えている。

補強のポイントは、モウリーニョが今シーズンから求めているセンターバックの補強である。この守備の補強こそ、来年の4冠を目指す上で重要になってくる。そして、デコの獲得である。

今年は、シェフチェンコとバラックの加入が、チームのバランスを壊してしまったような感がある。そして、負傷者の続出である。この中で、シーズン終盤まで、4冠の可能性を残したというのは、モウリーニョの手腕の凄さである。

優秀な監督とは、戦力が十分ではなくとも、それなりに結果を出して見せることができる監督である。ただし、「それなりの結果」以上の結果を出すためには、戦力をバランス良く充実させることである。

モウリーニョは選手と2つの約束をしている。ひとつは、「質の高い練習」であり、「率直になる」ことである。「質の高い練習」とは、選手の能力を向上させるためのトレーニングを監督として提供することであり、率直になるということは、選手とのコミュニケーションを図り、決断を直接伝えるということである。

「Special One(監督の中の監督)」であるジョゼ・モウリーニョの次なる挑戦が始まった。

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