« April 2007 | Main | June 2007 »

ふるさと納税は、寄付税制で。

 「ふるさと納税」については、寄付税制と合わせて検討していくべきではないでしょうか。

 つまり、自治体への寄付だけではなく、公益法人、独立行政法人、などへの寄付についても合わせて検討し、その寄付部分については、非課税とするというプランです。

 これによって、寄付市場を創設し、自治体も寄付も集めるためのインセンティブ(経営の効率化やサービスの向上など?)を持つのではないでしょうか。

 つまり、4年ほど前から唱えている「お金による投票」というものが、寄付税制のあり方次第で、大きく進展するものと思われます。

 また、寄付市場の拡大によって、シンクタンクなど、政治や民主主義を活発化することも可能になってきます。もう一点、現在、私も参加している「デモクラシーファンド研究センター」で検討している企業内の自律的ガバナンス、マネジメントの促進にもつながってくるものと思われます。

 まずは、6月1日から始まる「ふるさと納税」の研究会の議論からということになりますが、秋になったら、政府税調でも寄付税制のあり方ということで審議を始めるということになるように期待しています。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

経済政策と公共的意思決定

先日、「経済政策と公共的意思決定」というタイトルで、「市場」のお話と「リベラル・パラドックス」のお話をさせていただきました。

経済政策と公共的意思決定

質疑応答では、格差問題の話なども出てきましたが、私の考えは、「格差問題」は、「市場化」を進めていくことで、再分配能力を高め、市場の失敗である格差問題を縮小させていくべきであるということです。つまり、「バラマキ」などで、政府が安易に介入することで、市場に歪みを作るのではなく、市場の歪みを縮小させることこそが、本当の格差是正になるのだと考えています。

市場に歪みを作りながらの格差是正は、本当の格差是正にはならないのです。

ここで、重要なのは、「インセンティブ」の問題です。市場とは、本来、インセンティブがより強い方が残るものだと思います。

重要なのは、インセンティブをどのように生むのか、ということであり、この点は、イースタリーと同じ考え方だと思います。

格差問題も、公平性の観点と効率性の観点から見て、そのバランスが重要になってくるでしょう。
以前から申し上げている通り、税制改革においては、所得税を公平性の確保に使うべきでしょう。つまり、所得税の累進税率を変更を、もう少し厳しくしていくということです。ただし、最高税率は、消費税とのバランスを取るためにも、引き下げても良いと思います。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

大漢風

 ぼくの歴史上で好きな人物は、中国では、諸葛亮孔明、張良子房。日本では、竹中半兵衛、石原莞爾。どちらかというと、軍師タイプです。

 さて、BS日テレの『大漢風』は、劉邦と項羽の興亡を描いた作品です。これまで、マンガでは、横山光輝の『項羽と劉邦』、本宮ひろ志の『赤龍王』でおなじみの話です。

 ストーリーは、劉邦と項羽が天下を争う話と、虞姫を争う話の2つが同時並行に走っているわけで、恋愛ロマンドラマになっているわけです。

 中国ドラマでは、『三国志』が好きで、中学生の時、毎日、見ていました。

 中国ドラマは、壮大で、本当に、何万人もの兵隊を動かしているのではないかという感じです。これは、角川映画の『蒼き狼』も同じでした。

 この壮大さはロマンを感じ、自分も、何万もの兵を動かしたいと思ってしまうわけです。

 また、ドラマでは、どちらかというと、劉邦は、とても英雄とは思えない山賊の親分的で、いい加減な奴なのですが、たぶん、実際には、そうだったんだろうと思います。でも、人間を惹きつける魅力は十分で、劉邦の周りには、優秀な人材が揃ってくるわけです。

 劉邦は、漢中王となった後、咸陽を占拠し、大遠征の末、項羽を滅ぼし、漢朝を興すわけです。
 このような大遠征は、もしかすると、中国史の中では、毛沢東の長征だけではないかと思います。

 この大遠征を実現させたのは、ショウカによる完全な補給作戦だったわけです。何度も項羽に敗れても、戦うことができたのは、このロジスティックスの賜物なわけです。

 さて、物語もいよいよクライマックス。結果はどうなるかわかっているけれど、どのように描かれるのかがポイント。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

ビッグイヤーはACミラン

 やはり、リアルタイム実況ができませんでした。すみませんでした。 m(_ _)m

 さて、試合は、やはりカカが仕事をして、ACミランが優勝という結果に終わりました。
 カカが得たFKをピルロが蹴り、運良く、インザーギに当たって、そのままゴール。これがすべてだったわけです。
 ピルロのFKについては、壁の外に来ることを読まれており、普通ならクリア、しかし、そこにインザーギがいたわけで、大試合とは、こんな感じで決まってしまうものなのです。

 後半37分の、カカのスルーパスは見事でした。もう、「お見事」と言うしかない。

 これで、12月に来日するのは、ACミランに決まりました。ロナウドも出場できるはずなので、カカが残れば、かなり強力な攻撃を日本で見ることができるはず。

 実は、トヨタカップとCLの間には、約半年の間のブランクがあるし、新シーズンが始まってしまっているので、チーム編成が変わっていることがあります。FCポルトにしても、CL優勝時には、モウリーニョが監督をしていたわけですが、その後、チェルシーに移籍してしまっていました。

 ACLについては、なんとか浦和が決勝トーナメントに進出できました。浦和と川崎は、12月のトヨタカップにたどりつけるのでしょうか。

 さあ、これで、次は、アジアカップ2007モードです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

ウリエの動向&日本代表監督リスト

モウリーニョの動向とともに、注目を集めつつあるのが、リヨンのジェラール・ウリエ監督の動向。モウリーニョよりもウリエが動く可能性の方が高いかもしれない。

ただ、リヨンのCLでの失敗は、トルシエも指摘するように、リヨンの出来は、ジュニーニョの出来にある程度依存してしまうというシステムの問題である。これは、クラブチームとしての限界なのかもしれないので、ウリエの手腕のすべてではないとも言える。

ウリエについては、日本代表監督としても名前が挙がる人物なので、日本の関係者は、彼の動向をチェックしておく必要がある。

日本代表監督の話がでたので、つけ加えておくと、もちろん、2010年までオシムで行ければ良いわけだが、バックアップも必要。バックアップとは、常に、複数名の監督候補のリストを作っておくべきであるということである。アジアカップの結果次第では、もちろん、長期的な視野で検討するべきであるが、スタッフの変更も含めた体制の再編が必要になるかもしれない。

ただ、代表レベルでは、2007年夏というのは、なかなか時期が悪い。EURO2008が終われば、自ずから、監督の移動が大きいはずなので、今年は、ウォッチを怠らないようにすることの方が重要。クラブチームでは、大きく変化がありそうなので、2007年夏の体制再編においては、クラブチームの監督が候補になる。(もしかすると、いよいよ、ヴェンゲルが動くかもしれない)

個人的なネクスト日本代表監督のリストは、個人的な希望がかなり色濃く出ているが、

ジョゼ・モウリーニョ
アーセン・ベンゲル
ジェラール・ウリエ
オットー・レーハーゲル
フェリペ・スコラーリ

である。日本人では、

西野朗
岡田武史

が候補になってくるだろう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

FAカップ決勝

裏CL決勝といっても良いのではないかという組み合わせで行われたFAカップ決勝戦。本当なら、この組み合わせは、明日、アテネでも見られたのに・・・。

最後は、劇的なドログバのゴールで、チェルシーが優勝。チェルシーは、今季2冠を達成し、モウリーニョ自身は、FAカップ初戴冠ということになりました。

モウリーニョのノルマとしては、2冠達成で果たしたと考えるべきだと思います。しかも主力選手の怪我続出で、これだけの結果を出せるわけですから、その手腕は見事なわけです。

そして、このFAカップ決勝でわかったことは、バラックやシェフチェンコがいない方がバランスが良いということです。来季、バラックやシェフチェンコがシステムにはまって、爆発する可能性はありますが、どちらかというと、デコの方がモウリーニョのシステムにははまると思います。あと、センターバックの補強が課題になります。

もちろん、これは、モウリーニョが続投した場合のシナリオで、マンチーニやクリンスマンが来る場合には、全く異なったシステムになるでしょう。というのは、モウリーニョ退団の場合には、モウリーニョとともに、ランパードやテリーがチームを離れる可能性があるからです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

CL決勝の見どころ

さて、UEFA CLの決勝まで、24時間を切りました。明日は、久しぶりに、可能な限り、リアルタイムでコメントしていきたいと思います。

見どころは、ずばり、ACミランのカカでしょう。「カカに始まり、カカに終わる」という表現がぴったりかもしれません。ぼくの予想は、ベニテスは、確実に、カカを潰しにくる(仕事をさせないようにする)はずです。

つまり、ベニテスの選択は、勝利のために、試合内容に拘らない、つまり、試合内容そのものを消すつもりで、コテコテ、ガチガチのゲームメークを仕掛けてくることでしょう。これに対し、ACミランは、カカを、どのように生かすかということが最重要課題になるわけです。

つまり、いずれにしても、カカ次第なわけです。ACミランは、カカを中心にしたアタッキングをしかけ、リバプールは、カカに仕事をさせないようにしつつ、ポゼッションで、カウンター狙いという試合になるのではないかと思います。その意味では、どちらが、先に、得点するかがポイントになってくると思います。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

市民立法機構10周年記念フォーラム

市民立法機構が、6月2日(土)、3日に法政大学で10周年記念フォーラムを開催いたします。
詳細は、こちらです。

-----------------------------------------------------
6月2日(土)=第1日目=
14:00 開会の挨拶 須田春海(市民立法機構 共同事務局長)
14:10 【第1部】社会をつくり直す提案運動

16:30 【第2部】市民立法機構10年の歩み(1997~2007)
      報告:並河信乃(市民立法機構 共同事務局長)
17:30 終了 → 懇親会会場へ移動
18:00 【第3部】懇親会
      進行:小塚尚男(市民立法機構 運営委員)
20:00 終了

6月3日(日)=第2日目=
10:00 【第4部】討論会・付けまわし社会の実態と解決方向を探る
      コーディネーター:杉田敦さん(法政大学法学部教授)
    《問題提起》1テーマ=報告30分+質疑10分
    ・地球温暖化
      江守正多さん(国立環境研究所地球環境研究センター・温暖化リスク評価研究室長)
    ・国際ストレス
      竹中千春さん(明治学院大学国際学部教授)
    ・政府セクター赤字問題
      上村敏之さん(東洋大学経済学部准教授)
    ・社会構造
      後藤和智さん(東北大学大学院工学研究科博士課程)

12:30 休憩・昼食

13:30 【第4部・続】討論会・付けまわし社会の実態と解決方向を探る
      コーディネーター:杉田敦さん(法政大学法学部教授)
    《市民運動からの応答》1テーマ=15分
    ・地球温暖化
      須田春海(市民立法機構 共同事務局長/市民運動全国センター)
    ・国際ストレス
      安藤博(市民立法機構 運営委員/市民立憲フォーラム)
    ・政府セクター赤字問題
      並河信乃(市民立法機構 共同事務局長/行革国民会議)
    ・社会構造
      後藤仁(市民立法機構 運営委員/神奈川大学)

    《市民社会が解決のために抱えるハードル》1人5分
    ・立法過程・政党
      江橋崇(市民立法機構 運営委員/法政大学)
    ・自治制度、情報公開…それぞれ運営委員及び討論参加者が随時発言

15:50 閉会の挨拶 後藤敏彦(市民立法機構 運営委員)
16:00 終了
---------------------------------------------------------------

| | Comments (0) | TrackBack (0)

『オシムジャパンよ!』(フィリップ・トルシエ著)

アスキー新書から出版された『オシムジャパンよ!』は、元日本代表監督のトルシエからのメッセージである。
読めば読むほど、トルシエは、現在の日本代表のことを、よく分析しているし、課題も的確である。それだけに、トルシエは、かなり、日本代表のことを愛着を持って、ウォッチしていることがわかる。

とらえ方を変えれば、「今の日本代表の基礎は、俺が作ってきたんだぜ」という自負心が伝わってくるところがある。特に、彼の実験室で育った選手たちの世代が最も輝くはずのドイツ・ワールドカップの失敗について、ジーコのことを擁護しつつも、ジーコは、まだ早かったと言っている。

ジーコについては、どちらかといえば、ベッケンバウアーやプラティニと同じように、スタッフの上に立つ存在であり、テクニカルな仕事は不向きなタイプであったと言っている。ベッケンバウアーやプラティニには、戦術やフィジカルトレーニングを指示し、プログラムを作ることのできる、ベルティ・フォクツ、ホルガー・オジェック、ジェラール・ウリエのようなアシスタント・コーチがいたが、ジーコには、そのようなコーチがいなかったと述べている。この点は、大きく賛同する点であり、ぼくも、このブログで、ジーコのままで戦うのであれば、優秀なアシスタント・コーチの任用を提言してきた。

もう一点、ジーコは、「日本の未来」のための準備はせず、今を戦うことだけしか行ってこなかった、という批判をしている。

その点で、オシムは、大変な時期の監督であると述べている。結果を出すことと、選手を育成することの2つを同時に進めていかなければならないのだから。

トルシエは、アジアカップでのノルマは、ベスト4であると述べている。これを達成しなければ、マスコミの無責任な糾弾により、オシムは、代表監督を引きずり降ろされるだろう。これも、ぼくも同感である。

日本サッカーにとって、何が大切なのか、ということは、最終的には、ワールドカップで好成績を残すことであり、持続可能性である。そのためには、継続的な世代交代を進めていかなければならない。その過程では、結果を残せない場合もある。

日本サッカーの「未来」を考えれば、短期的に、一喜一憂するよりも、長期的なビジョンで強化を進めていかなければならないことを、まず、マスコミが知らなければならないだろう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

アウトブレイク・麻疹(はしか):中大も休講

鳥インフルエンザ対策を考えていたら、麻疹(はしか)のブレークの方が来てしまいました。
感染症対策の予知は難しいですね。

先週は、上智大学が全学休講だったのですが、明日からは、中央大学も全学休講、学内立ち入り禁止の戒厳令が敷かれました。

なお、私も、先週、体調を崩し、扁桃腺が腫れ、肌にかなりの湿疹が出ていて、一部に、麻疹(はしか)の懸念を与えたようですが、病院での診断及び自己診断により、麻疹(はしか)ではないことが証明されておりますので、ご安心下さい。

もし、麻疹(はしか)だったら、野口英世モードでした。(黄熱病の研究をしていたら、自身も黄熱病で命を落としてしまった。)

さて、中央大学関係者のために、情報告知です。

【緊急のおしらせ】麻疹(はしか)の流行に伴うキャンパスへの立ち入り禁止および休講について

【重要】麻疹(はしか)の感染に関する注意事項   5月16日版

くれぐれも、外出は自粛し、感染予防をお心がけくださいませ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

ジョゼ・モウリーニョの次なる挑戦

ジョゼ・モウリーニョ監督が基本的には続投の模様のようだ。チーム側には、契約途中の解任には、40億円の違約金がかかるというネックもある。チェンピオンズリーグ制覇を逃し、プレミアシップも一歩後退となり、これが、今後のフロント側との人間関係にどのような影響が出てくるだろうか。

ただ、個人的には、2007‐2008シーズンは、チェルシーに留まることが、モウリーニョにとっては良いかもしれない。というのは、2008年の欧州選手権の結果によっては、ポルトガル代表監督のオファーがあるかもしれないからだ。ルイス・フェリペ監督も、ぼくの好きな監督のひとりで、できれば2010年の南アフリカまで指揮をとってほしいが、2008年の結果によっては勇退もあるだろう。その場合、モウリーニョは、代表監督の最有力候補になると思う。

ただし、これまでのモウリーニョの行動を見ていると、フロント側への不信は、決断を早めている。ベンフィカの監督を数か月で辞任したのは、なによりも、フロントへの不信である。チェルシー側が、モウリーニョの求める補強を行わない場合、モウリーニョが自ら進退を決める可能性がある。

だから、来シーズン、モウリーニョがロンドンにいるかどうかは、来期に向けた話し合い次第で、五分五分だろうと考えている。

補強のポイントは、モウリーニョが今シーズンから求めているセンターバックの補強である。この守備の補強こそ、来年の4冠を目指す上で重要になってくる。そして、デコの獲得である。

今年は、シェフチェンコとバラックの加入が、チームのバランスを壊してしまったような感がある。そして、負傷者の続出である。この中で、シーズン終盤まで、4冠の可能性を残したというのは、モウリーニョの手腕の凄さである。

優秀な監督とは、戦力が十分ではなくとも、それなりに結果を出して見せることができる監督である。ただし、「それなりの結果」以上の結果を出すためには、戦力をバランス良く充実させることである。

モウリーニョは選手と2つの約束をしている。ひとつは、「質の高い練習」であり、「率直になる」ことである。「質の高い練習」とは、選手の能力を向上させるためのトレーニングを監督として提供することであり、率直になるということは、選手とのコミュニケーションを図り、決断を直接伝えるということである。

「Special One(監督の中の監督)」であるジョゼ・モウリーニョの次なる挑戦が始まった。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

チェルシー、マンチェスターU敗退

思いがけない結果となった。5月23日、アテネで試合をするのは、チェルシーとマンチェスターUだと思っていた。それが決まった時点で、アテネ行きの飛行機のチケットを予約する予定だった。

しかし、UEFAチャンピオンズリーグ準決勝の結果は、リバプールとACミランの決勝進出。アテネで試合をするのは、リバプールとACミランとなったわけである。

チェルシーとマンチェスターUは、プレミアシップをかけての直接対決を控えているので、そちらに集中することになる。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

蒼き狼-地果て海尽きるまで-

さて、先日、角川映画の『蒼き狼-地果て海尽きるまで-」を、品川まで見に行ってきました。

品川プリンスの映画館で、プレミアシートだったのですが、プレミアシートっていいですね。座席が広くて、グリーン車みたい。あれで、シートが電車や飛行機みたいに倒れれば、最高ですね。国際線のビジネスぐらい倒れると良いかも。(シートと言えば、個人的には、ビジネスクラスでも、パソコン用の電源を付けて欲しいです)

内容は、ご存知の通り、チンギス・ハーン(テムジン)が生まれてから、金に攻め込むまでのお話。

若干、展開が速くて、もう少し、焦点を当てた物語にした方がよかったかも。ボルテとの恋愛とか、ジュチとの親子関係とか、ジャムカとのライバル関係とか。

反町隆史の演技は、例の如く、気合入りまくりの妙演でした。僕は、好きですケド。
松方弘樹は、なんとなく時代劇がかっていて、悪代官な感じでしたね。

実は、袴田吉彦の演技が、かなり良く、これは、アカデミー助演男優賞ものでしょう。良い補佐役、弟役を演じていました。

全体的には、真面目にやりすぎて、どこかしら、コメディーになってしまうという雰囲気だったのですが、娯楽として見る分には、面白い映画でしょう。

そして、さすが30億円かけただけあって、戦闘シーンは大迫力です。あれは、見ごたえありです。そして、そこに、ロマンを感じてしまいました。角川映画は、こうでなくちゃ、という感じです。

そして、ハーンの即位式のシーンも大迫力です。あれは、人生に一度は経験してみたいです。ロマンですね。
いま、BS日テレでやっている「漢楚の興亡」のドラマでも、劉邦が同じようなシーンで皇帝に即位するようです。

映画を見ていて、日本も景気が良くなったんだなぁと感じました。「バブルへGo!」な感じでした。

噛めば噛むほど、味が出る映画だと思います。
※たぶん、DVDは買ってしまうんだろうな・・・。

津川雅彦の演技も、なかなか妙演でした。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

「そのまんまの憂都」問題

東京都民の立場から言いますと、「そのまんまの憂都」は、東京のことを憂う前に、宮崎県政に集中して欲しいと思うわけです。これは、東北の方で、知事をされて、「知事業は卒業」と言っていた人が、突然、東京都知事に出馬するというおかしさに似ています。

そのまんま問題については、そのまんま知事だけの問題ではなく、定例記者会見の問題然り、タミフル問題然り、補佐するスタッフなりブレーンの責任でもあります。誰がブレーンをしているのかは知りませんが、なんとなく、政治を「おもちゃ」にしているのではないか。政治は「こどものおもちゃ」ではありません。政治的決断のひとつで、人の命を奪うかもしれないし、幸せにするかもしれない。それほど、政治家の決断や発言には、本当に重い責任がかかるものなのです。

そのまんま知事だけではなく、その周りのブレーンやスタッフにも、そのことを理解してもらわなければなりません。テレビに出ることは、宮崎のPRになるのだから、それは良いことだと思います。ただ、それで、あまり浮かれてはいけません。

時に、政治的任命制やブレーン制は、イエスマンだけを集め、「お友達内閣」になってしまう可能性があります。だから、こうした制度の導入にあたっては、チャックアンドバランスが保てるように、議会の承認が必要です。県レベルでは、副知事や幹部の議会承認は、現在でも必要となっているのは、こういう意味があるわけです。

また、貞観政要に書いてあるとおり、身近に、自分を常に苦言を呈してくれる人を置くことこそが、為政者にとっては重要です。

そのまんま知事は、本当に、都を憂えているのであれば、東京都知事に直接、苦言を呈することこそが、都民のためになると考え、逃げずに、この問題の責任を持ち、石原知事に、直接、申し上げて欲しい。それしか、国民の信頼を保つ選択肢はない。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

そのまんま東への質問

新そのまんま日記!の4月9日の投稿では、次のように書いてある。
--------------------------------------------
東京に「革命」「改革」の機運はまだまだ起こらない。起こるための決定的でかつ現実的なファクターが薄い。いや、多数の人々が薄いと感じている。いや、気付いてないのだ。もしかすると気付きたくないのかも知れない。気付きたくない人が都会に集中してくるのかも知れない。
 
 「革命」より「夢」や「可能性」が優先される。「夢」と「可能性」を信じるために保守であり続けなければならない街――東京。
 「改革」に気付きたくない都市、東京。
 保守であることによって理想と「夢」を、実際に「夢」が存在することを演出した街。ある意味、それが人々の理想であることが皮肉な現実である。
 
 選挙は、ときに、社会とその社会に暮らす人々とそれらの正体・実体を浮き彫りにする。逆に言えば、それらへの先見が選挙を制する企てと言えよう。
 
 東京は創造(変化)を一旦拒否した。東京の傲慢は復活した。これで暫く、東京は変わらない。日本も変わらない。それが是であるか非であるか?その検証も当面封印された。
-----------------------------------------

問(1) 言語的に、「革命」と「改革」は同じものなのでしょうか?
問(2) 「革命」よりも、「夢」や「可能性」を優先することは、なぜいけないのでしょうか?
問(3) そもそも「保守」の反対概念は、「改革」なのでしょうか?むしろ、「革命」、「進歩主義」、「前衛」というような概念が、保守の裏側にあるのではないでしょうか?
問(4) 保守の本質とは、「維持するために、変わること」です。つまり、そのまんまさんがおっしゃっていることとは、つまり、「保守」であり続けろ、というメッセージとして、つじつまが合わないのですが、いかがでしょうか?
問(5) ちなみに、この記事のタイトルは、「電波知事の憂都」ですが、「電波知事」とは、誰のことでしょうか?

都を憂う前に、知事として、足下の県政にしっかりと取り組んでください。「定例記者会見って、必要なんですか?」というほうが、傲慢だと思います。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« April 2007 | Main | June 2007 »