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諸葛亮孔明

横山光輝の「三国志」で、最も好きなシーンのひとつをメモしました。

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 孔明はその歳で山の中に引きこもってしまった。

 学問を役立てることを知らず 学問のために学問をする無能な人たち

 論議のために論議する曲学阿生の仲間から逃げたのである

 仲間は当然この態度に反発した

 偉ぶった奴だとか大人(たいじん)ぶってとか言って嘲笑した

 それ以来 孔明のもとを訪ねる友は少なくなった

 訪ねる者は 孔明の恐ろしいほどの才能を見抜いた者だけであった

 こんなことがあった 若い仲間が集まり 世の中のことや将来について語り合った

 「なア 孔明 俺はどのくらいまで出世すると思う」

 「そうだなア 知事か太守ぐらいにはなれるだろう」

 「じゃ 君は」

 孔明はニコリとしただけで何も答えなかった

 孔明は出世や名誉は望んでいなかった

 世の中を統一するような偉人が現れた時に

 その人物のために才能や学問を役立てたかった

 孔明は子供の時に見た難民の群れの姿を忘れることができなかった

 万民すべて生を楽しむような世の中を作りたい

 そのような世を作ろうとしている偉人を助けたい

 孔明はこの田舎で そういう人物の出現する非を待ち続けていたのである
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