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新年のご挨拶

Shumpei07 新年あけましておめでとうございます。
 旧年中は、1年間、本ブログをご愛読いただきまして、ありがとうございました。
 10月以降は、毎日の更新もままならず、ご迷惑をおかけいたしました。
 本年は、引き続き、毎日の更新は難しいかもしれませんが、日々、ポリシーウォッチのひとつの「メディア」としての役割を担いつつ、さまざまな情報発信を行っていけるように努力していきたいと思いますので、なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。

 さて、年頭におきまして、挨拶の代わりに、一言、本年の主に経済政策に関するポイントをご紹介申し上げたいと思います。

 今回の景気拡大は、実のところ、いつまで継続するかが、この2007年の経済政策上の最大の関心事であると思います。特に、統計的なポイントは「個人消費」であると考えられます。景気拡大の波及が、「個人消費」にどのように結びついていくのかという点になります。さらに、2007年は、シャウプ税制改革以来の抜本的な税制改革の議論を真剣に始めていかなければならないという年でもあります。マクロ経済全体のバランスを睨みつつ、今後の社会構造の変化に堪えうる「骨太」の制度、経済政策を設計していかなければなりません。

 また、本年より「三角合併」が法律上、解禁になり、M&Aの動きもより活発になるものと考えられます。このような中で、わが国の産業政策論、産業組織論を、どのように位置付け、具体的な政策論に落とし込んでいくのか、ということも重要になってきます。

 すなわち、経済政策論も、マクロ的な経済政策論だけではなく、ミクロ的な経済政策論も重要で、両方の視座を置きつつ、有効に結びつけて、政策論を進めていく必要があると考えられます。

 私自身も、このブログを通じて、常に、政策をウォッチし、分析をし、提言をするという活動を続けてまいりたいと考えております。

 さらに、2007年の私の研究テーマは、「「自由」を追求していった先にあるものは何か」という問題です。この点は、私有財産権に基づいた経済体制下において、政策そのものを設計していく際に避けては通れない課題であると思います。同時に、個人の経済的合理性という意味を改めて問い直したいと考えております。

 現在は、アマルティア・センの「リベラル・パラドックス」の問題を、どのように超えるべきなのか、ということ、ケネス・アローの「一般不可能性の定理」の問題を、どのように超えるべきなのか、ということについて、考察を行っております。

 この点は、今後の経済政策論で、とりわけ制度設計の点で、重要な議論のポイントになるものと考えられます。

 本年も、なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。

 矢尾板俊平

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