« 税制改革私案 | Main | 安倍政権のゆくえ »

亡国の法則

Kyoto200611

 私たちに残された時間は少ない。つまり、財政再建や税制改革が遅れれば、それだけ、将来世代にツケを大きく残すことになる。
 
 残された時間とは、景気拡張である。「いざなぎ超え」と言われている今次の景気拡張。焦点は、いつまで続くかだ。

 世間では、「いざなぎ超え」と言われても、その実感を感じない、という意見が多い。これは、データ的には、個人消費の伸びが小さいことから明らかである。

 実証的な根拠はないので、感覚的ではあるが、景気拡張は、続いても、来年の夏までではないだろうか。つまり、参議院選挙まで、景気拡張が続くかどうかは微妙だという感覚がある。というのは、個人消費が景気拡張を下支えできていないという感触があるからだ。

 増税は、景気状態が良い時にしかできない。すなわち、景気拡張が終われば、ネットで増税になる抜本的な税制改革、財政再建は困難になってくる。それは、次世代にツケを残すことであり、この財政状況を見れば、次世代まで持続できるかどうかも微妙になってくる。子どもたちや孫たちにバトンを渡せない可能性が出てくる、ということである。

 2007年の日本経済の見通しは、景気拡張がいつまで続くのか、ということから始まる。それが、私たちに残された時間そのものとなるからだ。

 将来、歴史家は、上げ潮のツケを、どのように評価するのだろうか。

|

« 税制改革私案 | Main | 安倍政権のゆくえ »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/27563/13156648

Listed below are links to weblogs that reference 亡国の法則:

« 税制改革私案 | Main | 安倍政権のゆくえ »