これまでの税制改革
土曜日の朝からのどの調子が悪いと思っていたら、やはり風邪をひいていました。しかも、熱まで出てきました。
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、今年は、なんだか変な天気が続いておりますね。
雨が降っていると、外にお出かけしたくなくなる感じですが、みなさんはいかがでしょうか?
そんな中で、いま取りまとめを始めている報告書の骨子の一部をメモしておくことにします。
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日本の財政構造改革(仮題)
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1.税制改革の検証と評価
(1)これまでの税制改革の特徴:
・異時点間において、減税と増税がセットになっている:とくに減税先行型の税制改革
・ここ20年間の税制改革の特徴は、ネット減税となっていること(ネットで増税になっていない)
(2)これまでの税制改革のメモ
・大平税制改革
・中曽根税制改革(直間比率の見直し、マル優の廃止)
・竹下税制改革(抜本的税制改革、消費税導入):netで2.4兆円の減税(国枝)
・海部税制改革(地価税の創設)
・細川税制改革(構想段階:(国民福祉税構想、大型所得税減税構想)⇒ネットで増税の構想
・村山税制改革(2階建ての所得税減税:制度減税-3.5兆円、特別減税-2.0兆円、消費税増税(3%から5%へ))
・橋本税制改革(2兆円+4兆円の特別減税、法人税減税):景気対策
・小渕税制改革(6兆円以上の所得税恒久減税)
・小泉税制改革(「消費税は増税しない」というコミットメント、所得税減税の見直し、税源移譲による所得税減税)
*厚生分析:竹下税制改革(本間・跡田[1989])、村山税制改革(橋本・上村[1997])
*小泉税制改革の特徴については、中野[2006]
2.財政再建・財政構造改革
・土光臨調:「増税なき財政再建」
→大平内閣の一般売上税構想の挫折後に歳出見直し。
→中曽根内閣の売上税構想が出てくると、「増税なき財政再建」路線が政治的に持ち越される。(第1次行革審から第2次行革審への時期的空白の原因は何か?)
・橋本内閣:「財政構造改革」
→景気の悪い中での歳出構造見直し?(改革のモチベーションはどこに?)
→行政改革と財政改革の分離
→「財政構造改革法」については、クリントン政権下での財政構造改革との比較が必要。
・小泉内閣:「改革なくして成長なし」→「歳出・歳入一体改革」路線
→国債発行の30兆円枠を設定。2006年度予算において実行。
→2005年秋以降の歳出・歳入一体改革:17兆円程度の歳出削減を想定。
・安倍内閣:「成長なくして財政再建なし」
→経済成長によって、自然増収を狙う。
→根本的な財政構造改革になるか?
3.国債管理
・財政再建・財政構造改革のとしての要因:プライマリーバランス改善、国債との関係
→PL改革とBS改革の必要性
→Pay as you go 原則:減税の財源としての国債発行
・成長率と長期金利の関係
4.社会保障
少子化・高齢化、1兆円程度ずつ自然増への対応、累積債務の問題
5.地方財政
三位一体改革
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