ガーナ戦
さて、ガーナ戦。8月以来では、たぶん、オシム・ジャパンにとっては、最も強いチームとの対戦となるでしょう。この試合の意義は、小さな勝ち・負けよりも、経験を積むことにあったと思います。アジアカップ予選は、公式戦なので、どうしても、勝ち・負けに拘る必要があります。さらには、その勝ち・負けのぎりぎりの戦いをすることで、強さを身に付けるという意味があります。今回の試合は、その部分よりも、「世界を知る」という、まさにチャレンジ・マッチなのだろうと思います。
つまり、目先の勝敗よりも、チャレンジできたかどうかが評価のポイントになります。この試合では、このブログでも常々、登用を提案していた水本と山岸がスターティングメンバーになりました。そして、今野がDFとして出場しました。
試合には負けたので、もちろん、満足できる結果とは言えないのですが、内容としては収穫が多かったものと思います。ひとつは、DFの安定です。阿部を軸として、水本、今野の3バックが安定していました。ガーナに得点を許した瞬間も、ぽっかりと穴が開いたというより、最後までハミヌにはディフェンスがマークしていましたので、ガーナが巧かったというしかないでしょう。
試合を見ていて、ワンタッチプレーが増えて、ボールが回る良さが出てきました。あとは、正確なパスとフィニッシュをすることです。その点で、フィニッシュに関するアイディアが、まだ足りなかったということが課題かもしれない。何度か、ガーナがDFラインを高めにきたときは、DFの裏に抜けるようなこともできた。あのようなチャンスを生かすことが、必要だ。課題を挙げれば、駒野のクロスだ。もう少し精度のあるクロスを上げられなければ、今後、苦しいだろう。
あとは、阿部がもう少し攻撃の基点となって、ビルドして、攻撃に参加していくことができれば良い。FWについては、播戸は得点にはつながらないが、ノっているストライカーとは、こういうものだ、というものが見れました。ノっているストライカーというのは、自然にボールが来て、チャンスがやってくるものだ。
遠藤については、もう一列、下げた方が、より持ち味が出るのではないかと思いました。そうすると、右の2列目を誰にするのか、ということですが、ドリブルができる選手がいると面白いと思いました。
徐々に、オシム哲学が日本サッカーに浸透をし始めているということがわかった収穫の多い試合でした。目指すは、2010年です。
(インド戦の想定スターティングメンバー)
播戸 巻
三都主 二川
山岸 遠藤
鈴木
今野 阿部 水本
川口
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