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2010年までに政府部門の抜本的な構造改革を実現!

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 「美しい国づくり」安倍内閣のターゲットがいろいろとありすぎて、ウイングを広げすぎると、なかなか大変だと思う今日この頃です。

 小泉さんは、主に

 ・自民党をぶっ壊す!

 ・郵政民営化!

 ・8月15日に靖国参拝!

 の3点で、全てを実行したのは、すごいと思います。

 このほかに、実は、首相公選制なども言っていたのですが、小泉さん自身が公選的に総理になられたので、あとは制度をどうするのか、かなとも思われます。民主主義においてリーダーを選び出す手続きとして、時間をかけるということも重要なので、今後、公選制を議論する必要はあるかもしれません。

 さて、安倍内閣の課題ですが、

 ・政府部門のリストラ

 は、進めて欲しいと思います。上智大学の中里先生がおっしゃるように、小泉改革で、民間部門の構造調整はある程度できた。次は、政府部門の構造調整だ、と思います。

 まず、その手始めが、中央省庁の地方出先機関の縮小でしょう。つまり、「○○局」という機関ですね。道州制を進めて分権化社会においては、道州や基礎自治体に権限を委譲するわけですから、出先機関の役割は小さくなるでしょう。このあたりを次期参議院選挙に盛り込むと良いのではないかと思います。(地方の自由と責任の社会になっていきます)

 天下り規制については、いろいろと議論しなければいけないのですが、まずは、労働市場の整備も課題になってくるでしょう。これは、民間部門と同時に法整備含めて、進めていかなければいけません。

 もうひとつ考えなければいけないのは、大きな政府か小さな政府かといったときの、財政の所得再分配機能をどこまでもたせるか、ということです。地域間格差の問題などもそうなのですが、その格差是正について、所得再分配機能を使って行うのか、それとも、別な道を使うのか、ということも考えなければいけません。

 このようなことを考えると、公務員の総人件費だけではなく、政府部門の構造調整そのものを、しっかりと考えていかなければいけないのです。クビを切ることだけが改革ではなく、生産性を上げるとか、そのためのモチベーション・インセンティブのメカニズムをしっかり作るとか、マクロ的に考えていかなければいけないでしょう。

 ということで、参議院選挙の公約は、「2010年までに政府部門の抜本的な構造改革を実現する」では、いかがでしょうか。2011年までの「プライマリーバランスの黒字化」と連動させて、とにかく、来年6月の骨太の方針に、工程表を盛り込むことが重要です。

 参議院選挙のマニフェストは、来年6月の骨太の方針に依拠するものになるでしょうから、その点で、来年6月までの経済財政諮問会議での議論は、かなり重要になってきます。民主党も、来年6月に合わせて、小沢さんの政権公約が出てくるでしょう。このタイミングで、民間版「骨太の方針」を出したいと思います。
(本年は、政策創見ネット21の『「小泉改革」とは何だったのか』が民間版「骨太の方針」の役割を果たしたと思っています。)

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