未来へのメッセージ:Responsible Societyに向けて
米国第35代大統領 ジョン. F. ケネディ は、1961年1月の大統領就任演説で、
"Ask not what your country can do for you,
Ask what you can do for your country".
というメッセージを発しました。この言葉は、歴史に残る名演説として、今でもたびたび引用されます。
この意味は、直訳すれば、「この国が皆さんに何をしてくれるかを求めるのではなく、皆さんがこの国のために何ができるのかを考えて欲しい」ということです。つまり、国に依存するのではなく、国民が自立し、この国や社会に責任を持って欲しいということであろうと思います。
21世紀にあたって、私は、このケネディ大統領の言葉を、さらに発展させたいと思います。
"We can know well, should think well our society.
So as we must decide well
for our children and grand children in the future".
私たちは、私たちの社会に対して、国に対して、そして未来に対して、よく知り、よく考え、よく決断をしていかなければなりません。私たちは、生まれながらにして、3つの責任を負っています。「社会」に対する責任、「将来」に対する責任、そして、「自己」に対する責任です。真の自立社会とは、こうした責任をじゅうぶんに果たすという規律があって、初めて成立するものです。
いま、私たちは、さまざまな課題や危機に直面しています。現役世代の責任は、このツケを将来世代に残さない、現役世代のツケは私たちの世代で解決する、ということが必要です。そして、私たちの子どもや孫たちの将来世代に、この日本という素晴らしい国をどのように引き継いでいくのか、それを、いまこそ、私たちは議論をし、決断をしなければならないのです。
私は、この責任から逃げるつもりはありません。私は、「社会」、「将来」、そして「自己」に対する責任を負い、この素晴らしい国を、さらに豊かで、活力があり、安心を得られる魅力ある国にしていきたいと考えております。
そのためには、この多元的で多価値的な複雑社会、成熟社会を認識し、人口減少社会を前提にした持続可能で安定的な社会システムのグランドデザインを描き、21世紀における初の抜本的改革を推進し、この国の魅力を、政治や制度、政策の魅力を国際的に発信していくことを目指したいと考えています。



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