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首相官邸さんへのお手紙(小泉改革の検証と次期政権の課題(全文公開))

前略

 7月20日に開催した『小泉改革の検証と次期政権の課題』の議事録の全文を公開いたしましたので、ご覧をいただければ幸いです。

 いよいよ、明日、新総裁が決定し、26日に、新しいご主人を迎えることになりますね。いまのご主人である小泉さんが5年半もの長期に自民党総裁であり、総理大臣であったので、そのお姿を来週から拝見できなくなると思うと、いつかこの日が来るとは思っておりましたが、やはり一抹の寂しさと切なさを感じています。

 あまり公言はしていなかったのですが、実は、10年以上前から、いつかは、この国の総理になられるだろうと思い、革命前夜的に2001年4月を迎え、首相就任時は最も苦しい時期ではありましたが、おこがましくも、小泉さんは何かやってくれるという期待を持って応援していました。その改革の成果の検証や評価、是非はともかく、やはり5年半、戦後では歴代3位という長期政権であったことは、やはり歴史に名を残す総理であられたと思います。何十年後、何百年後、21世紀にこんなユニークな政治家が総理大臣となり、5年半もの長きに渡り、国民の支持を背景に日本のリーダーであったことは紛れもない歴史の事実です。

 将来にも、「そのとき歴史が動いた」という番組があるとすれば、確実に、2001年の総裁選、2005年の郵政選挙は、取り上げられるでしょう。政治はつねにドラマを生むものです。その21世紀最初の主役が、静かに、マイクをステージに置かれようとしています。

 首相官邸さん、私の代わりに、小泉さん、竹中さんが去られる際に、「5年半、お疲れ様でした」とお伝えいただければ幸いです。なにとぞ、よろしくお願いします。

草々

矢尾板俊平

 追伸:「次期政権の課題」を議論するためには、「小泉改革の検証」が必要です。これなくして、良くも悪くも次期政権の課題についての議論はできません。過去の成功なり失敗を知らずに、未来が語れるのでしょうか。ですから、「次期政権の課題」だけではなく、やはり、「小泉改革の検証」と「次期政権の課題」を共に議論していただきたいと思っております。

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