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愚かなる状況の判断力

 今日、状況の判断力というのは、極めて重要だなと、他人の振る舞いを見て、改めて思った。
 その一場面の状況を見て、その状況だけで安易に判断して、安易に行動をする。これほど、愚かなことはないと思った。
 その状況は、写真のように固まっているのであれば、それで良いのかもしれないが、すべての状況は流れの中にある。ひとつひとつの状況には、全て、背景もあるし、理由があり、文脈がある。つまり、判断を行うためには、瞬時に、その背景に目を向け、理由に耳を傾けて、文脈を読み、初めて、的確な判断ができるのである。なぜ、そのような状況が生まれているのか。その点を考えずに、なぜ、行動を起こすことができるのか。そうした判断ミスが多くのミスを生んでいるのではないか。それが読みきれなかったからこそ、失敗が生まれるのである。
 もう一度考えて欲しい。なぜ、いま、そのような状況が生まれているのか。そして、その状況は、全体の流れの中で必要なことなのかもしれない。または、そうした状況になってしまった構造そのものに欠陥があり、その状況は、氷山の一角なのかもしれない。
 常に自らに問うべきである。自分の判断は本当に適切なのか、と。本当に行うべきことは何なのか。

 組織やチームプレイにおいて、ルールを守ることだけが重要なのではない。重要なのは、その場面場面で、何が必要なのかを考えるべきだ。時にはリスクを冒して攻める場合もあれば、守備を固める場合もある。重要なのは、ぼくたちが、水を運んでいる、献身的なプレイヤーを正当に評価できるかだ。

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