リベルタ・ドーレス杯とイングランド代表がベスト8だったことについて(サッカーの進化)
南米王者を決めるリベルタ・ドーレス杯。日本から見れば、地球の裏側で行われたサンパウロFC v.s. インテル・ナシオナルの決勝戦。サンパウロFCは、「キャプテン翼」の影響で愛着があります。昨年のトヨタカップの覇者でもあります。
この試合が、日本テレビ系列で放映されておりまして、仕事をしながら観戦していました。
片や、小泉改革の検証と次期政権の課題を取りまとめつつ、片や、リベルタ・ドーレス杯という状態。。。
発炎筒が炊かれて、試合中断になるというところが、また、「良い感じ」なのですが、試合も、なかなか動きがあって面白かったです。ただ、12月のトヨタカップのことまで考えて、決勝戦でバルセロナと試合をすることを前提に考えると、いろいろと修正点があるのだろうな、と思いました。そのあたりは、監督は、マルセイユの監督もやっていて、欧州サッカーを知っているわけで、適切に対処してくるでしょう。
感じたことは、ワールドカップでもチャンピオンズリーグでもそうなのですが、やはり、スピードが断然に上がっているなぁと思います。つまり、ボールが回るスピードです。サッカーも進化しているわけで、どのあたりで進化しているかというと、スピードの面で進化していると。その点について実証しているのは、イングランドがベスト8止まりだったという事実。優勝候補ではあったのですが、リーグ戦から見ていて、明らかにボールがもたもた動いていた。起点はベッカムだけなので、ワンパターン。つまり、次に何がしたいのかがわかってしまう、という状態でした。なので、ポルトガルに敗れるということは、予想をしていました。
逆に、ドイツなんかは、その点で良いサッカーをしていたし、ポルトガルは、フェリペ采配がかなり当たったということもあるけど、こちらも良いサッカーをしていたと思います。ドイツ-アルゼンチン戦を見ていて、元々、ぼくは、アルゼンチンが優勝候補と思っていて、リカルドとメッシを軸にした速いパスサッカーをやると思っていたのですが、ドイツ戦では、それが出来なかったのが敗因と思いました。
つまり、21世紀初頭のサッカーは、タレントがいれば、なんとかなるというレベルから、すでに次のステージに入っているという評価です。誰かがエレガントなサッカーをすることが重要なのではなく、スピードのあるシステムサッカーをすることと、最終的な差は監督の采配でしょう。戦術的な駆け引きが重要になってくる。このあたりが、セレソンが迷走している理由なのではないかと思います。ドゥンガは、今後、ブラジルを背負っていく監督になってもらいたいわけですが、まず、従来型のセレソンのサッカーからの脱皮が必要だろうと思います。実は、それを一度やっていて、それが2002年日韓大会のときのフェリペ監督なのだろうと思います。だから、セレソンには、ドゥンガ監督をサポートするテクニカルディレクターが必要だと思います。大切にドゥンガを育てていかなければいけないと思います。その意味では、鹿島のアゥリーオ監督とか良いかもしれません。また、ドゥンガもジュビロでの経験を十分に活かして欲しいと思います。
その意味では、日本もがんばれば世界に通用するサッカーができるようになるということです。オシム監督の方向性は間違っていないので、すぐに結果が出ることを求めず、じっくりと基礎固めからです。
このサッカーのスピード・システム革命は、サッカーの世界の序列を本当に変えてしまう可能性があるだろうと思いました。


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