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『小泉改革とは何だったのか』

 先日、分担執筆で、日本評論社より『小泉改革とは何だったのか-政策イノベーションへの次なる指針-』という本を上梓いたしました。詳しい内容は、政策創見ネット21のホームページをご覧ください。また、7月21日には、行革国民会議政策創見ネット21が主催となって、『小泉改革の検証と次期政権への課題-日本の行財政改革の軌跡とその成果を踏まえて-』というシンポジウムを開催いたします。詳しい内容は、行革国民会議のホームページか政策創見ネット21のホームページをご覧ください。

 この原稿を書いている時点では、通常国会が閉会したばかりなので、この号が公開される7月10日頃には、ポスト小泉に向けた総裁選の流れがどのようになっているのかは想像することは難しい。報道等を見ていると、「誰が」、とか「靖国に行くのか」、といったことのみが前面に出されている感触を受ける。ただ、この時期だからこそ、5年半の小泉内閣が行った改革を冷静かつ客観的に検証し、評価をすることが必要なのだろうと思う。そして、小泉改革では、何を達成することができて、何を積み残しているのか、ポスト小泉改革・次期政権の改革では、何を継続し、何を修正していくのか、ということが、本当は論点にならないといけないのではないかと思う。

 その意味で、総裁選に出馬する候補には、政策のビジョンをきちんと示した上で、政策論争をして欲しいと思うし、ぼくたち国民も、もっと真剣にその議論に参加していくことが必要なのだろうと思う。そして、もっともっとメッセージを発信していくことが重要だと思う。

 次期政権の主要テーマは、財政再建・財政構造改革。財政や税制というのは、国の根幹であり、基本構造なのだ。そして、国の最も重要な機能のひとつである。その意味で、財政をどうしていくのかとか、税制をどのように設計していくのか、ということは、日本という国の構造そのものを、どのようにしていくのかという議論なのだ。その議論に、ぼくたち国民がしっかりと参加して、自分たちの国の将来にきちんとした責任を持つことが重要だと思っている。

(政策空間7月号所収)

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