ISAAC AND ISHMAEL
The West Wing Third Seasonの特別版です。Third Seasonは、2001年-2002年に放映されたもので、この話は、9.11事件が起きた直後に放映されたものです。ちなみに、日本では未放映でした。
内容そのものは、本編とは異なるので、連続性はなく、カットもスリリングに動かして行くというよりは、視聴者に考えさせることに重きを置いているつくりです。場面は、2つあって、ひとつは、高校生とジョシュ、サム、トビー、CJ、アビー、大統領との会話。もうひとつは、レオと容疑がかかった政府職員との対話でした。
テロリズムと、どのように対決していくのか、というものではなく、異文化をどのように理解していくのか、もしくは、プルーラリズムをどのように理解していくのか、というメッセージが出ていたと思います。
世の中的に、テロとの戦いを通じて、全体主義化が始まろうとしているときに、それとは異なるイシューが示され、ある意味、戦争の抑止力的な弁になろうとしている、ふたつの意見が出ることにより、バランスが保たれる、これこそが、民主主義なんだろうと思ったわけです。
日本がまだ民主主義国ではない理由が、このあたりに出てくると思うし、しかも、ドラマという形で、マスにメッセージを出していくわけだから、政治とテレビというテーマにおいても、この特別版は非常に意味を持つものだと、ぼくは、高く評価しています。
学校の教材として、使うべきだと思いました。


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