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研究業績など

[専門分野]
公共選択論、経済政策論、日本経済論、産業政策論、財政学、行政改革論 等

[研究テーマ]
・知的財産に関わる制度設計と選択についての政策研究
・わが国の行財政改革と構造改革に関する研究

[研究業績]
(著書)
・共著・分担執筆
『制度改革と経済政策』,飯島大邦・谷口洋志・中野守編著, 中央大学出版部,2010年3月

『検証 格差拡大社会』,上村敏之・田中宏樹編,日本経済新聞出版社,2008年9月

小泉改革とは何だったのか-政策イノベーションへの次なる指針-』,上村敏之・田中宏樹編,日本評論社,2006年6月

(論文)
・博士論文
「知的財産権の公共選択分析:グローバル化、高度情報化における制度設計の総合政策研究」,2008年3月に学位取得

・審査付き論文
「医薬品特許アクセス問題の経済的意味」,『中央大学大学院研究年報』,第9号,pp.69-81,2006年2月

「著作権制度に関する経済的非効率性-複数の権利所有者が存在する場合に関する考察-」,『国際公共経済研究』,第15号,pp.43-51,2004年10月

・一般論文

「歳出削減・税制改革をセットで-ギリシャ財政問題がもたらした教訓-」、単著、『改革者』、2010年8月号,pp.42-45、2010年8月

「地域コミュニティとソーシャルキャピタルとしてのインターネット-インターネットは、ソーシャルキャピタルとしての役割を果たしているのか-」,『三重中京大学地域社会研究所報』,第22号,pp.229-241,2010年3月 (渡邊義弘との共著)

「地域間格差の拡大は、構造改革の成果か?-地域間格差の循環仮説の検証-」,『三重中京大学研究フォーラム』,第6号, pp.43-51,2010年3月

「三重中京大学現代法経学部における2008年度キャリア対策Ⅰ・Ⅱの講義効果の検討」,『三重中京大学研究フォーラム』,第6号,pp.33-42,2010年3月,(丸山真名美氏との共著)


「経済施策としての公共事業の功罪-未来から求められるものへの発想転換を-」,『改革者』,2009年12月号,pp.42-45,2009年12月

「日本経済における危機サイクル仮説-総合政策研究の方法論から-」,『総合政策研究(中央大学)』,創立15周年記念特別号,pp.171-182,2009年3月

「中京地域3県の市町村財政の現状と課題―市町村財政比較分析表に基づく現状把握」,『三重中京大学地域社会研究所報』,第21号,pp.21-31,2009年3月

「『家族』システムの分析-時系列データと地域特性に基づく現状把握-」,『三重中京大学研究フォーラム』,第5号,pp.45-61,2009年3月

「危機管理政策の国際比較-危機対応の経済政策論に向けて-」, RIETI Policy Discussion Paper 08-P-002,2008年5月,(小林慶一郎氏他との共著)

「2000年代の景気拡張の要因とリスク-構造改革は、景気回復に結びついたのか-」,『中央大学経済学論纂』,第48巻第1・2合併号,2008年2月

「経済政策の観点から見た危機対応に関する考察-国民保護法と中央省庁の国民保護計画を中心に-」, API Working Papers, 2007, vol.2, no.1(小林慶一郎氏との共著)

「著作権制度に関する経済的非効率性-anticommonsモデルの著作権問題への援用-」,中央大学経済研究所Discussion Paper Series,No.46,中央大学経済研究所,2003年6月

・研究会報告
「年金改革と社会的責任投資」,『公共選択の研究』,第42号,pp65-67,2004年7月

・修士論文
「知的財産に関わる制度設計と選択-デジタル財に関する著作権問題について-」,2003年1月

・文献紹介
「文献紹介:危機とテロの公共選択分析」,『公共選択の研究』,第51号,pp.65-67,2008年12月

「文献紹介:公共選択論における「財産権アプローチ」と「レント・シーキング」」,『公共選択の研究』,第47号,pp.88-94,2007年1月

「"音楽遺産"を巡るブックガイド」,太下義之との共著,Arts Policy & Management,No.20,UFJ総合研究所芸術・文化政策センター,2003年9月

・調査報告書
企業の社会的責任と新たな資金の流れに関する調査研究」,経済産業省・独立行政法人経済産業研究所「企業の社会的責任と新たな資金の流れに関する研究会」,2004年3月

(学会・研究会報告)
「自治体の子育て支援政策に関する考察」,公共選択学会第13回大会(中央大学),2009年7月,(丸山真名美氏との共著)


「汚職と政治経済システムとの関係に関する考察-政治的及び経済的データによる第一次的接近-」、公共選択学会第12回全国大会(関西大学)、2008年7月6日

「「通信と放送の融合」とコンテンツ産業政策-垂直統合型から水平分離型のモデルに向けて-」,公共選択学会第9回全国大会(横浜市立大学),2005年7月10日

「企業の社会的責任に関わる政策とその政府の役割」,政策分析ネットワーク第6回年次研究大会「政策メッセ」(関西学院大学梅田キャンパス),2005年1月

「郵政民営化と財政構造改革」,中央大学大学院総合政策研究科、政策文化総合研究所「総合政策研究の方法 第3次」プロジェクトチーム2004 Workshop on Policy studies(中央大学後楽園キャンパス),2004年10月16日

「わが国におけるコンテンツ産業の振興に関する政府の役割-とりわけ国際貿易上の問題に関連して-」,日本計画行政学会第27回全国大会(慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス),2004年9月19日

「WTOにおける医薬品特許へのアクセス問題に関するレントシーキング分析」,公共選択学会第8回全国大会(専修大学生田キャンパス),2004年7月3日

「年金改革と社会的責任投資」,公共選択学会第76回公共選択研究会(慶應義塾大学三田キャンパス),2003年12月10日

「著作権制度における経済的非効率性について」,国際公共経済学会第18回全国大会(立命館アジア太平洋大学),2003年10月12日

「情報化社会の著作権問題」,中央大学大学院総合政策研究科2003 Workshop on Policy Studies(中央大学多摩キャンパス),2003年10月10日

「著作権制度に関する経済的非効率性-anticommonsモデルの著作権問題への援用-」,中央大学経済研究所

「ネットワークと社会資本研究会」(中央大学市ヶ谷キャンパス),2003年6月20日

「知的財産に関わる制度設計と選択」,政策分析ネットワーク第4回年次研究大会「政策メッセ」(明治大学駿河台キャンパス),2003年1月

(その他)
・卒業論文
政府間租税競争への政策的アプローチ」,2001年1月

・ビジネス雑誌
「小渕総理!外部政策評価機関の設立を」,横山彰監修、中央大学横山彰研究室財政研究グループ(苗代綾・中澤克佳との共著)、週刊東洋経済2000年4月8日号掲載

・随筆
市場には、知識インフラの整備が必要だ」,政策空間,No.30,pp.3-4,2006年4月

郵政民営化は国民投票で決めよう」,政策空間,no.26,pp.5-6,2005年9月

いま、問われる「企業の社会的責任」」,村松奈々との共著,政策空間,no.13,p.18,2004年5月

隠された「赤字」を抱える年金資金運用」,政策空間,no.12,p.22,2004年4月

政策「試論」-「市場」とは何か?-」,政策空間,no.2,p.18,2003年5月

政策「試論」-「政策」とは何か?-」,政策空間,no.1,p.28,2003年4月

・エッセイ
きまぐれパンダのささやかな冒険(3)」,政策空間,No.35,pp18-19,2006年7月

きまぐれパンダのささやかな冒険(2)」,政策空間,No.34,pp18-19,2006年6月

きまぐれパンダのささやかな冒険(1)」,政策空間,No.33,pp17-18,2006年5月

・その他の報告
「著作権の国際比較:垂直的視点と水平的視点」,NPER 若手政策研究者の会研究会(社団法人行革国民会議),2006年7月23日

「公企業民営化の成功と失敗:国鉄・電電・専売のモデル化」,第1回NPER若手政策研究コンファレンス(北海道大学札幌キャンパス),2006年2月11日

「わが国の最近の知的財産政策」,NPER 若手政策研究者の会研究会(中央大学後楽園キャンパス),2006年1月14日

・シンポジウムへの出演
ソーシャルネットワークとコミュニケーション手法の多様性」,パネリスト,シンポジウム,中央大学多摩キャンパス,2005年4月6日

未来の政策系スクールを作る学生からの提言」,パネリスト,政策分析ネットワーク第4回政策研究教育カンファレンス「政策サマーキャンプ2003」(関西大学),2004年8月2日

現代社会における不安と新たな信頼の形成について」,コーディネータ,政策分析ネットワーク第4回年次研究大会「政策メッセ」(明治大学駿河台キャンパス),2004年1月

シンクタンクと政策系スクール」,パネリスト,政策分析ネットワーク第3回政策研究教育カンファレンス「政策サマーキャンプ2002」(千葉商科大学),2003年7月20日

・講演
「地域づくりにおける政策形成について」,民主党千葉県政治スクール「千志塾」,2010年9月26日

以上

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第1回「矢尾板俊平」ランキング

第1回「矢尾板俊平」ランキングを開催いたします。これまでの発表してきた作品を厳選して、下記をノミネート。
皆様の投票により、ランキング1位を決定いたします。投票、よろしくお願いします。

上位10位作品に、新作を付け加えて、shumpei's bestを、各作品の解説付きで発表予定です。

Dream(SPEED ARENA優秀作詞賞受賞作品)
I cannot, I cannot live without you…
元気を出して
恋愛は哲学なのだっ!
promise
call
近くにいるけど遠くにいるあなた
君に出会った奇蹟
Eternal Story
もう一度抱きしめたい
君との記憶
恋文
I Love you
恋愛ダンス!
Love Song for YOU
Summer Love Memory
僕のタカラモノ
友達の歌
秋のシンフォニー
Stay with me
I Love You が言えなくて
このままの距離から近づけない
真夜中に奏でるラブソング
心のカケラ
Love Hunter
卒業
Landmark
君に出会った瞬間に僕は恋をした!
愛のかたち
Words of Love
いま、そこにいない、君の姿を追いかけて
さようなら
and Miss You
君は僕のVenus
Love Emotion

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第1回「中島美嘉」ランキング

第1回「中島美嘉」ランキングを開催いたします。本日現在のランキングは下記の通り!

第1位:Will
第2位:雪の華
第3位:GLAMOROUS SKY
第4位:火の鳥
第5位:朧月夜~祈り
第6位:STRAS
第7位:HELEPLESS RAIN
第8位:RESISTANCE
第9位:SEVEN
第10位:桜色舞うころ

Willが圧倒的な1位です。聞くたびに切なくなります。
Will、雪の華、GLAMOROUS SKYと、上位3曲は、いろいろと思い出も蘇り、本当に切なくなります。

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第3回「倖田來未」ランキング

 今夜のワラウタ夏休みSPに「エロかわ」ダンス選手権が開催されました。イマドキの小学生はすごいですねぇ。
 
 さて、第3回「倖田來未」ランキングです。

第1位 :Butterfly(↑)
第2位 :恋のつぼみ(↑)
第3位 :Someday(↓)
第4位 :real Emotion(-)
第5位 :No Regret(↓)
第6位 :Crazy 4 U(↓)
第7位 :キューティーハニー(↓)
第8位 :you(↓)
第9位 :COLOR OF SOUL(↓)
第10位:COME WITH ME(↓)
※対象は、BEST~first things~、BEST~second session~に収録されている36曲及び「恋のつぼみ」

Butterflyがいよいよ第1位になりました。やっぱり、こんな曲を書いてみたいものです。

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夜空のさき(55)

 「想像にはいくつもの答えがある。例えば、歴史には、いくつかの説がある。なぜ、同じ歴史に、いくつもの話が存在するのかと言えば、それは、いくら検証しても、完全な事実にはたどり着けないからだ。しかし、事実はひとつだけだ。そうなのか、そうでないのかのふたつのうち、ひとつ。いま、君が私に尋ねているのは、その事実だ。それは重要なことだ」

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shumpei's message vol.48

 言葉とは、メッセージであり、意味であり、気持ちだ。そこに意味が込められていなければ、それは、ただの文字の配列に過ぎない。重要なのは、「どのように伝えるか」ではなく、「何を伝えるのか」だ。

 気持ちが感じられない文章ほど、空虚なものはない。

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shumpei's message vol.47

 先人の教えの中にある人生の五訓とは、あせるな、おこるな、いばるな、くさるな、おこたるな、だ。

 人間は弱いものだ。だからこそ、自分に言い聞かせる必要がある。

 そこで、もし、この5訓に付け加えるとするならば、「見失うな」だ。

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「小泉改革とは何だったのか」書評欄に掲載されました(FujiSankei Business i.)

 ぼくも分担執筆した「小泉改革とは何だったのか」ですが、朝日新聞書評に続き、FujiSankei Business i.ブックデビューでも紹介されました。

 日本経済新聞、読売新聞、産経新聞、毎日新聞、週刊東洋経済、週刊ダイヤモンド、週刊エコノミストとかでも書評を掲載していただければ嬉しいです。

 下記は、7月27日付けののブックデビューでの紹介文の抜粋です。

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■9テーマに分け解剖・評価

 「自民党をぶっこわす」「改革なくして成長なし」

 わかりやすいワンフレーズでこの5年間、観客(国民)を魅了してきた“小泉一座”(内閣)も9月で幕を下ろす。不良債権処理を断行して金融システム不安を解消し、「改革の本丸」と位置づけた郵政改革も国民世論を突き動かしてやってのけた。

 それでは、「小泉改革が十分であったかと問われると『ノー』といわざるを得ない」というのが本書だ。

 執筆したのは、大学教員で主に構成される政策提言グループ「政策創見ネット21」。小泉改革を9テーマに分けて解剖し、評価するとともに政策を提言している。たとえば、公的年金改革では「公的年金は税方式による基礎年金に限定せよ」「社会保険庁を解体して国税庁と統合せよ」と訴えている。

 小泉政権の総仕上げにさしかかった今だからこそ、小泉改革が何だったのかを考えるべきであり、ポスト小泉が取りかからなければならない改革指針を示す必要がある。改革の針を後ろに戻すわけにはいかないのだから。
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夜空のさき(54)

 「それは、さきとのこともモチーフにしてですか」と、僕は尋ねた。

 「その質問は、私とさきとの間に肉体関係があったのか、ということを知りたいということなのかな」と、平嘉夫は尋ねた。

 「その質問に、どれだけの意味があるのかわかりませんが、ただ、どうしても聞いてみたいのです」

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夜空のさき(53)

 「彼女は、優しく私を包み込み、そして、こう言った。「無理して書かなくともいいのよ。疲れているときは、ゆっくりと休むことも必要。精神的に辛いときは、泣くことも必要だし、大声を出すこともいいかもしれない。誰かに甘えてもいいの」とね。そして、私は、全てを投げ出し、毎日、この庭でネコを眺めながら、ひなたぼっこを続けた。そのうち、ふと、男女の深い情愛のことについて、文章を書いてみようと思った」

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夜空のさき(52)

 僕は、平嘉夫に深く嫉妬した。さきが、この男と寝たのかどうかわからない。そうした肉体的な関係に嫉妬したのではなく、過去、同じように、さきは、誰かを癒していたという事実に嫉妬したのだった。もちろん、それは自分勝手な気持ちだし、そのことで、さきもこの男を責めることはできない。

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夜空のさき(51)

 僕は、「その通りかもしれない」と答えた。「でも、なぜ、あなたは、そこまで知っているんですか?」と尋ねた。

 少し、平嘉夫は黙ったまま、上を見上げた。そして、言葉を選ぶように、話し始めた。
 「それは、川本砂季という存在は、私自身であり、君自身だからだよ。私も、彼女に、どれだけ助けられたことか。私はね、才能が煮詰まってしまっていたんだ。言葉が一言も出てこない。これは、作家としては本質的には終わりだ。ある日、突然に、水が湧かなくなるのと同じように、言葉が湧いてこなくなるんだ。もちろん、私は、作家という商売をしているから、テクニックはある。言葉が思い浮かばなくとも、文章を組み立てることはできる。しかし、それは、文章を書くということではなく、あくまでも組み立てるだけに過ぎない。その文章を何度読み返したって、メッセージはないし、何の感動もない。ただ、文字が規則的に並んでいるだけだ。私にとっては、大きな挫折だった。作家生命を絶たれてしまったわけだ。その深い絶望の中にいるとき、彼女がふと現れた」

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夜空のさき(50)

 平嘉夫は、「そう、君は、川本砂季を通じた自己治療を終えたのだ」と言った。僕は、「えっ?」と声をあげた。神山さんには、さらにわけがわからないような顔つきをした。

 「いま、君は、自分は回復し、これ以上の救済が必要なくなった、と考えただろう。君は、吉澤奈津子さんとの恋愛に破れ、深く傷ついた。信じていたもの、全てが奪われたかのように、君は、心に傷を負ったのだ。君には、救済が必要だった。そして、治療のきっかけが。そのときに現れたのが、川本砂季だった。そうだろう」と、平嘉夫は言った。

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shumpei's message vol.46

 あなたがラブレターをもらったとする。その手紙から、あなたが愛を感じなかったり、メッセージを感じられなかったら、あなたは、そのプロポーザルに、真摯に答えようとしますか?

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shumpei's message vol.45

 楽観論が私たちを成功に導いたことはない。常に、慎重に、全てのケースを想定して、悲観的であれば、それ以上に悪いことはないものである。

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shumpei's message vol.44

 ミスは誰にでもある。仕方がない。重要なのは、なぜ、そのミスを犯したのかを常に自分に問うことだ。ミスをミスとさえ認識できていないことは、最も愚かしい。

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shumpei's message vol.43

 自己改革が難しければ、外からの改革が必要だ。もっとも愚かなことは、自己改革しなければならないのに、それができず、それならば外からの改革をしているのに関わらず、その改革さえも反対し、抵抗する行為だ。自らの首を絞めているという最悪の愚行に気が付かないことが、最も愚かしい行為なのだ。

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shumpei's message vol.42

 代表には、100%のコンディションで来てもらいたい。それが召集の最大の条件だ。

 クラブチームでは、長期的にリーグ戦を戦っていく中で、コンディションの波は当然に発生する。しかし、かぎりなく短期的な代表での試合については、そこに波を合わせるように調整をしてきてもらう必要がある。

 全力で走れない者に、国旗を付ける資格はない。

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夜空のさき(49)

 そのように生きてきた中で、僕はなつこさんに出会い、もう一度、本当の恋愛をしてみたいと思った。そして、この人こそが、僕にとって必要な人だと、そう思ったのであった。しかし、それもまた虚像であったかのようである。そこに現れたのが、川本砂季であり、彼女は、そんな僕を救ってくれた。そして、ある程度、僕が回復し、これ以上の救済が必要なくなりつつあったとき、川本砂季も僕の前から消えたのであった。

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WEB2.0の批判的論調

 先日、まろまろ氏と最近のWEB2.0についての批判的議論をしました。

 SNSとかブログとか、それはわかるのですが、それって、概念的には、別に新しくないじゃないかと。
 インターネットって、そもそも、そういうものでしょう、と。

 じゃあ、WEB1.0というのは、どのように概念的定義ができるのか、そして、敢えて、議論の土台に上がれば、なぜ、WEB1.1とかWEB1.5とかではなく、WEB2.0なのか。それを論証して欲しいです。

 ぜひ、WEB2.0にお詳しい方から教えていただきたいです。

 それと、ぼくも「ツナガっていたい人たち:ネットワーク依存症 ≒ セックス依存症」や「ネットワーク依存型社会のはじまり」で書いたり、まろまろ氏が「ノリシ論~ツナガリとノリシロ~」が書いているのですが、ネットワークを作ることそれ自体が自己目的化することに、僕は違和感を持っています。

 ネットワークというのは、そもそも手段であり、目的ではないのです。

 「~~するために、ネットワークがある」わけで、「ネットワークを作るために、~~」というのでは、決してないのです。つまり、「ネットワークを作ろう」というのは、コアのところに、何かしらのメッセージなり魅力、求心力があるわけで、(まろまろ氏的には、「ノリシロ」)、それがない限り、ネットワークは空虚なのであると思うのです。つまり、ネットワークとは、そのものに価値があるのではなく、そうしたコアの部分に価値があると思うのです。

 「ネットワーク作りたいですねぇ」、「ネットワークは重要なんですよぉ」という人がいますけど、ぼくはネットワーク作る前に、まずは自分の魅力を高めることが重要なのではないかと思うのです。たぶん、魅力があれば、作ろうと思わなくてもネットワークって作られるものだと思うし。「ネットワーク」とは、「場」であり、「舞台」なのであって、良い脚本があって、良い演出があって、良い演技がなければ、芝居は始まらないわけなのです。

 だから、がんばることは、素晴らしい「舞台」を作ることよりも、良い脚本を書き、良い演技をするためのトレーニングをすることだし、良い役者、監督、演出家に、そこで芝居を作りたいと思わせることなんだろうね。

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夜空のさき(48)

 虚無を得ることで、さらに、僕を遠ざけ、果ては、一緒にいるだけでも嫌になるのである。さらには、僕への憎しみも生まれるのである。

 だから、僕は、女性に「もう終わりにしましょう」と言われたとき、何をしても無駄だという虚無を感じるのである。

 その意味で、僕は瞬間的には別としても、いつのまにか、恋愛や女性に対し、ある種の期待感を持たなくなった。そして、「いつかは終わるんだ」と自分に言い聞かせるようにしていた。

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shumpei's message vol.41

 自由を与えることは、放置することとは違う。

 監督は、あらかじめ、導く先を考え、いくつものメニューやオプションを、暗に選手に示す。

 選手は、与えられた課題に対し、自分の頭で、全体のシステム、ゲームの流れ、つまり自分の置かれた状況を的確に把握し、自分の役割を考え、ひとつひとつのプレーを判断する。

 これが、選手に自由に与えることであり、この先に、答えがあるのだ。

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オシムから学ぶ

 選手・指導者ともに、オシムが日本代表監督になるのであれば、オシムから、学べるものを、たくさん学び、吸収することこそが、日本サッカーのためになると思います。

 これから4年間、オシムを信じて、オシムの哲学を学んでいきたいと思います。時には、負けることもあるでしょう。しかし、それがリスクを冒した、チャレンジした上での失敗(敗戦)であれば、そこから学ぶことができる。だから、リスクを恐れず、果敢にチャレンジして欲しいと思います。

以下、Weekly サッカーマガジン 2006年8月1日号 『オシムを学ぶ』
反町氏との2005年10月4日号に掲載された対談の再録より

オシム「日本のサッカーは、長い間、何かを真似ようとしてきた。たとえば、ブラジルのサッカーとか・・・。でも、そういう時期は終わったんはじゃないでしょうか。日本人は、自分たちに何ができるかを理解するべきです。日本人には日本人にしかできないことがある」

オシム「いろんなことにおいてリスクを自ら冒せるかが重要。いまの日本の選手は、何をやるべきかを周りから決められている。ある程度やったら、「次、何をするんですか」と聞いてくる。そうじゃなくて、自分で打ち破って進んでいくべきじゃないか。そのためには、それなりの自由が必要です。ただ、いま選手は前進できるだけの自由が与えられていないことが多い。選手たちは、監督が考えていることを聞くばかりではなく、自分たちの頭で考え、自分たちの決断でリスクを冒す必要があると思う」

反町「野心を持ってやっていく必要はある。ただ、置かれた現状を理解してやっていくことも大事なことですよね」

オシム「サッカーのチームですから、一瞬で強くなったりするわけでもない。大事なことは、いまの時点で自分たちのゴール、ビジョン、これを成し遂げるというものを選手も監督も考えて、始めなければならないということ」

オシム「挑戦というのは、自分で設定していくものです。選手たちに、この監督には挑戦するビジョンがないと思われたら危険。監督は、選手を挑戦に向かわせる立場にいる。そしてどんなクラブにも、会社員のような選手がいる。すぐに、ああもう無理ですと言うような-そういう選手たちとは、何も成し遂げられない」

オシム「選手は一人ひとりが、責任感を持って、自分の頭で考えることが重要です」

オシム「90分の中で選手の役割は変わる。それだけ賢い選手が必要ということ。そして、その対応力は一日で生まれるわけではない。それだけの練習が必要になる」

週刊サッカーダイジェスト 2006年8月1日号
「イビチャ・オシム その哲学と思考を解き明かす」

以下、小野剛『オシム・スタイルの真髄とは?』より

「それは「考えて走る」ということを叩き込んだのもひとつの要因ですが、それ以上に「サボらせない」環境を作り上げた点に、その手腕の高さを見出すことができます」

「チームのために献身的に動くことで、より個を輝かせることができる。これこそがオシムさんの揺るぎないコンセプトなのです」

「おそらく、「リスクを負わなければ何も得られない」という哲学があるのではないでしょうか。それをしっかり認識した上で、我々も、一緒にリスクを背負うつもりでサポートしなければいけないと思います」

「動けないスーパースターは必要とされないことがワールドカップで実証されているわけで、オシムさんもチームのために動いて、戦い続けることを最低限要求してくるはずです」

以下、谷沢直也『申し子たちと駆け抜けた3年半』の中のオシムの発言
「私がまず考えるのは、選手を自由にプレーさせることだ。ただ選手たちも、一人ひとりが頭の中でシステムを含めたあらゆることを理解し、プレーする必要がある」

以下、加部究『これでやっと「プロの監督の仕事」がしっかりと認識される』より

「ジーコの自由強調は詭弁にもならなかった。何もないから放置し、窮した選手たちが考え、論議し始めただけのことだ。これを自立と呼ぶなら「親はなくとも子は育つ」の論理でしかない。考える力を伸ばすなら、あらかじめ指揮官に狙いがあり、選手たちをそこに導くための方法論が用意されていなければならない」

「導く先が定かでないのに、闇雲に考えさせるのでは、ただの放置でしかないのだ」

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朝日新聞に掲載されました

そういえば、7月16日付けの朝日新聞朝刊15面に、政策創見ネット21で出版した「小泉改革とは何だったのか」の書評が掲載されました。

御厨貴著『ニヒリズムの宰相 小泉純一郎論』、大田弘子著『経済財政諮問会議の戦い』と『小泉改革とは何だったのか』の3冊を、小林良彰先生に取り上げていただきました。

書評文は、こちらです。

ちなみに、『小泉改革とは何だったのか』についての書評は、下記の通りでした。

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 さらに、『「小泉改革」とは何だったのか』は、郵政、特殊法人、金融システム、公的年金、税制、地方財政、地域経済、知的財産など小泉政権が手掛けた一連の改革について残された課題を指摘した、どちらかといえば小泉改革への批判をまとめた著書である。

 特に、「地方財政改革」では、地方財政計画による丸抱えと行き過ぎた補助金による地方の依存体質を変えるはずであったのが、税源移譲と国庫支出金削減の「たんなる数字合わせ」に終わり、不十分な改革であったと手厳しい。また、「公的年金改革」でも、実態に合わない将来推計人口に基づく公的年金の設計が、かえって年金に対する不信感を招いて不払いに繋(つな)がっていると指摘する。
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シンポジウムのご案内:小泉改革の検証と次期政権への課題(当日飛び込み参加もOKです)

いよいよ、シンポジウム当日を迎えました。当日の飛び込み参加もOKです(ただし、資料が足りなくなる場合がありますので、ご了承ください。できるだけ、午前11時ぐらいまでに、コメント or こちらにメールいただければ幸甚です。

ちょうど、安倍晋三官房長官の「美しい国へ」も出版され、民主党の「次の内閣」で重要政策が固まるなど、9月に向けて、いよいよポスト小泉の議論も本格化してきています。

そのタイミングでのシンポジウム、大変意義深い議論ができるのではと思っております。

よろしくお願いします。

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小泉改革の検証と次期政権への課題
-日本の行財政改革の軌跡とその成果を踏まえて-
**********************************************
主 催:社団法人行革国民会議・政策創見ネット21
日 時:2006年7月21日(金)13時-16時45分
会 場:食糧会館2F大会議室
(東京都千代田区麹町3-3-6:Tel.03-3222-9621)
 アクセス:http://www.zenbeihan.com/kaigi_99acc.html
※入場は無料です。

●趣旨○
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小泉改革では、「改革なくして成長なし」「官から民へ、国から地方へ」のキャッチフレーズの下、さまざまな改革が実施されてきた。しかし、これらの改革は問題提起としての役割は果たしたものの、具体的な制度設計においては、十分な成果をおさめておらず、未完の改革であると言える。そこで、本シンポジウムでは、これまでの小泉改革の評価を行うとともに、次期政権の課題を示したいと考えている。
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◆内容◇
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13:00-14:00:基調講演

「小泉時代の「政治の構造改革」と今後の道筋」
講演者:慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授
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小泉内閣の下で、政府と与党の関係は一変し、政策形成過程は大きく変化した。しかし、それに対する抵抗もあり、今後の帰趨は定かではない。経済財政諮問会議の役割の変化を例に取りながら、小泉内閣の政治手法を分析し、今後、議院内閣制における政府と与党との関係はどのようにしていくべきなのか、さらには、国会・野党の役割についての道筋を示す。
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14:00-15:45:パネルディスカッション
「小泉改革の検証と次期政権の課題:改革の継承とイノベーションに向けて」

パネリスト:
赤井 伸郎 兵庫県立大学経営学部助教授
上村 敏之 東洋大学経済学部助教授  
        政策創見ネット21共同代表
曽根 泰教 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授
中里  透 上智大学経済学部助教授  

コーディネーター:
田中 宏樹 同志社大学政策学部助教授
        政策創見ネット21共同代表

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社会保障改革、三位一体改革、道路公団・郵政民営化改革などの改革を、どのように評価するか。また、次期政権の第一の課題である財政構造改革をいかに進めるべきか。これらの問題について、議論をし、今後の改革の方向性を示す。
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16:00-16:45:総括

「1980年代以降の行財政改革の軌跡と教訓」
講演者:並河 信乃 社団法人行革国民会議理事兼事務局長

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土光臨調から小泉改革まで、何を達成し、何が積み残されてきたのか。また、その時代毎の要求に、それぞれの改革は応えてきたのか。今後の改革の継続に向けて、これまでの行財政改革の軌跡から得られる教訓を示す。
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(なお、行革国民会議では、土光臨調から小泉改革までの文献収集・整理をトヨタ財団の助成の下に進めている)

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夜空のさき(47)

 だから、本人も、何度も、吹っ切れてしまったものを、結びなおす努力をしてみようとするし、僕のことを受け容れてみようとする。そして、あるときは、セックスもする。しかし、それは無駄な努力であるし、セックスをしたところで、関係がさらに悪くなることはあっても、良くなることはない。

 なぜならば、セックスというのは、相互承認作業であり、そこに愛や相手への尊厳がない限り、極めることができないからだ。ただの肉体的な交換であれば、それは、愛がなくても可能だ。行為として可能なのである。雪かき的に性欲を満たすための行為である。しかし、本当にエクスタシーを求め、愛の極限にたどり着くためには、そこにお互いの愛情がなければ、それは熱情には代わりえず、ただ虚無なのである。

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夜空のさき(46)

 例えば、旅行に行った後、「別れましょう」と言われたことも何度もある。旅行に出掛け、そのときは、僕には何気ない笑顔を見せ、セックスもする。しかし、旅行から帰ると、顔が不機嫌な顔になり、深刻に、「もう終わりにしましょう」と言う。
 僕は、経験的に、女性から「もう終わりにしましょう」と言ったら、二度と、やりなおすことができないことを知っている。自分から終わりにすると決めたとき、それは、本能のレベルで意思決定がなされているのだ。だから、それは最終判断であり、その女性の心のどこかにある何かが吹っ切れてしまっている。逆に言えば、何かが吹っ切れてしまった以上、それをもう一度結びなおすことは、誰にもできない。もちろん、その段階から、本当に吹っ切れてしまうまで時間はかかる。これは、切れるまでの時間というよりは、罪悪感が薄れるまでの時間だ。

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夜空のさき(45)

 そう考えてみると、僕がこれまで関係してきた女性の中で、僕がしっかりと理解をして、関係を終えた人なんて、全くいなかった。そして、僕はいつも理解できなくて、頭の中が混乱するのである。

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I am the Lord your God. Thou shalt worship no other God before me.

I am the Lord your God. Thou shalt worship no other God before me.

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ISAAC AND ISHMAEL

ABBEY

The Jews, the sons of Isaac, and the Arabs, the sons of Ishmael. But what most people find important to remember is that in the end, the two sons came together to bury their father.

JOSH

I think most people also find it important to remember that the whole thing happened about 73 million years ago.

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夜空のさき(44)

 そして、僕は意を決して、彼女の自分の気持ちを伝えた。しかし、彼女は、そのことによって、さらに、僕と距離を置くのであった。僕は、何度も考えた。なぜ、なつこさんは、急に態度を変えたのか。そして、なぜ、僕ではいけなかったのか。しかし、その答えは、未だに見つかっていない。事実として、なつこさんは僕に対して、嫌悪感を持っていることだけがはっきりしているのである。

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文章を書くということ

『吾輩は主婦である』第29話の1コマ
(宮藤官九郎作:『吾輩は主婦である』下巻より抜粋)

みどり 「書きたいものがある者などおらん」

朝 野 「え?」

みどり 「そんなのはよっぽどの自信家か頭のおかしいヤツだけだ」

朝 野 「……」

みどり 「我が輩は友人の勧めで小説を書いた。当時我が輩は36歳でひどい神経衰弱に陥っていた、もし文章を書いていなかった……まあ自殺はしないだろうが、発狂するか、あるいは胃潰瘍で我が輩はこの世を去っていただろう。つまり書かずにはいられなかったのだ。分かるか?書きたいことがないというのは書く必要がないという事だ、満たされているという事だ、人間としてすこぶる正常で、幸せなことなんだよ」

朝 野 「……」

みどり 「だから書きたいと思うまで書かなくて結構、出版社の人間なんか商売の事しか考えていないんだ、放っとけばいい。君は堂々としてなさい、何しろ君は100万部も売る人気作家なのだからな」

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 村上春樹も河合隼雄との対談の中で、小説を書くことは「自己治療的な行為」と言っています。

 確かに、幸せなときほど、何も文章が出てこないのですよね。ある程度、不満というか非正常なときほど、文章をとてつもなく書きたくなる。ほかの事で忙しいときほど、文章を書きたくなり、暇になると一歩筆が進まないという状態が多いのです。

 自分の中で溜まった、メッセージをどのように吐き出すか。それが、人によっては、スポーツかもしれないし、暴力に行ってしまう人もいるかもしれない。でも、ぼくの場合は、文章を書くことかなと思います。文章を書くことで、自分の中のバランスを保てていると思うし、すこぶる健康になれるのだ。

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夜空のさき(43)

 僕は、残念に思いながらも、次を待った。しかし、その時は、いつになっても来なかった。神山さんに、その話をしたとき、「それは遠まわしに断れたということだな」と言った。僕は、「彼女は、そんな人じゃないですよ」と言って、反論をしようとしたが、極めつけの反論材料は見つからなかった。

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正しいコミットメントの在り方

 河合隼雄さんは、「村上さんの『小説家になって』のコメントのなかの『反抗しようにも反抗すべきものがもうそこにほとんど残っていない』という言葉が印象的でした。おそらく、これは現在の多くの若者が感じていることに重なるのではないでしょうか」と述べている。そして、「『自分なりのスタイル』を築くために、自分全体をあげてのコミットメントをしなくてはならなくなる。そしてそこから自分の『作品』が生み出される」と言っている。その上で、「「反抗」などというスタイルをとらず、「自分のスタイル」を打ち出す、という形で、既存の社会や文化の底を割って、それが姿を露呈してくるような若者のムーブメントが生まれてきてほしいのです」と言っている。つまり、この発言は、全体の中の個とか個性のようなものの確立ということが、コミットメントにおいて、非常に重要なのだろうと理解できる。

 スポーツは、確実に相手がいる。つまり、自己認識ということが、相手の概念に取り込まれない形で可能だ。だからこそ、比較的楽に、コミットメントすることができるのではないだろうか。しかし、相対的また多元的な価値観の中の政策論争においては、もちろん「体制」と「反体制」のような二分法で自己認識を確立できるように思えるが、河合さんが「「体制」のなかに本質的には組み入れられている」というように、実は、個を確立することは難しい。

 このような中で、現代社会というのは、みんなが、「ぼくは/なんのために/存在しているんだ」という根源的な問題に対する答えを、一生懸命になって探している状態なのではないかと思うのである。こうした現代社会に対する不安は、いま日本だけではなく、海外で経済的に発展している国々の若者の中にも、同時代的に共鳴していっているような気がする。

 そこで、次は、このあたりのことを、もう少し掘り下げていくことにしよう。

(政策空間7月号所収)

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ワールドカップの熱狂

 いま、この原稿を書いているのは、6月20日で、実は、この原稿の締切日であったりする。日本時間で18日の夜には、日本とクロアチアの試合があり、日本は引き分け。決定的なチャンスがあっただけあって、非常に残念な試合でした。日本時間で23日の早朝には、日本とブラジルが試合をする。日本は、とにかく2点差以上で勝たなければいけないという状態です。この原稿が公開されているときには、すでに日本がどのような結果を残したのかもわかっているし、優勝国も決まっているはず。だから、ここで、アルゼンチンが優勝するのではないか、とか書いて、やっぱりブラジルが優勝していたら、とても恥ずかしい。(タイムラグがある原稿って、このようなところが難しいですね!)(⇒結果は、イタリアの優勝。予想は完全に外れました。でも、ポルトガル代表のフェリペ監督は続投のようでよかったです)

 さて、日本時間で12日の夜に行われたオーストラリアとの試合。視聴率は50%を超えたとか。街中を歩いている人も少なく、多くの人がテレビに釘付けだったようだ。日本時間で18日の夜に行われたクロアチアとの試合も瞬間視聴率が60%を超えたというような話もちらほら。きっと、日本時間で23日の早朝に行われるブラジルとの試合は、早朝だから、なかなか難しいのだろうけど、日頃、サッカーに興味をあまり持っていない人も含めて、多くの人がテレビで日本代表を応援するのではないだろうか。日本代表を応援するといえば、3月に行われた野球のWBC(ワールドベースボールクラシック)の決勝戦は、祝日だったこともあり、多くの人がテレビの前で応援したみたいだ。

 政策論争への「コミットメント」とスポーツ観戦を通じての「コミットメント」。同じ「コミットメント」という言葉を使ったとしても、かなり意味が異なってくるようである。

(政策空間7月号所収)

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『小泉改革とは何だったのか』

 先日、分担執筆で、日本評論社より『小泉改革とは何だったのか-政策イノベーションへの次なる指針-』という本を上梓いたしました。詳しい内容は、政策創見ネット21のホームページをご覧ください。また、7月21日には、行革国民会議政策創見ネット21が主催となって、『小泉改革の検証と次期政権への課題-日本の行財政改革の軌跡とその成果を踏まえて-』というシンポジウムを開催いたします。詳しい内容は、行革国民会議のホームページか政策創見ネット21のホームページをご覧ください。

 この原稿を書いている時点では、通常国会が閉会したばかりなので、この号が公開される7月10日頃には、ポスト小泉に向けた総裁選の流れがどのようになっているのかは想像することは難しい。報道等を見ていると、「誰が」、とか「靖国に行くのか」、といったことのみが前面に出されている感触を受ける。ただ、この時期だからこそ、5年半の小泉内閣が行った改革を冷静かつ客観的に検証し、評価をすることが必要なのだろうと思う。そして、小泉改革では、何を達成することができて、何を積み残しているのか、ポスト小泉改革・次期政権の改革では、何を継続し、何を修正していくのか、ということが、本当は論点にならないといけないのではないかと思う。

 その意味で、総裁選に出馬する候補には、政策のビジョンをきちんと示した上で、政策論争をして欲しいと思うし、ぼくたち国民も、もっと真剣にその議論に参加していくことが必要なのだろうと思う。そして、もっともっとメッセージを発信していくことが重要だと思う。

 次期政権の主要テーマは、財政再建・財政構造改革。財政や税制というのは、国の根幹であり、基本構造なのだ。そして、国の最も重要な機能のひとつである。その意味で、財政をどうしていくのかとか、税制をどのように設計していくのか、ということは、日本という国の構造そのものを、どのようにしていくのかという議論なのだ。その議論に、ぼくたち国民がしっかりと参加して、自分たちの国の将来にきちんとした責任を持つことが重要だと思っている。

(政策空間7月号所収)

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吾輩は主婦である 名前はみどり

 吾輩は主婦である。名前は、みどり。

 TBSの昼ドラ『吾輩は主婦である』が、終了してしまいました。毎日、楽しみにしていたので、残念です。早々に、パート2の要望もあるようで、来年には、パート2でしょうか。もしかすると、スペシャルぐらいはあるかもしれませんね。むしろ、映画化とか?

 でも、「吾輩」が戻ってくるとしたら、みどりの人格は無くなってしまう訳で、それまた微妙ですね。すでに、最終回では、「吾輩」ではなくなっているみどりだったので、斉藤由貴の演技が違っていて、なんだか、「吾輩」の不在が寂しく感じました。「吾輩」と「みどり」を演じ分けられるのは、すごいなぁと感心してしまいます。

 さて、「新キッズ・ウォー2」の方ですが、実は、大学の後輩の今村雅美さんが出演しています。

 加地千尋ちゃんとか佐藤栞菜ちゃんとか、いい役者を使ってますよね。

 「吾輩」の方も、東亜優ちゃんの演技が良かったです。

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ISAAC AND ISHMAEL

 The West Wing Third Seasonの特別版です。Third Seasonは、2001年-2002年に放映されたもので、この話は、9.11事件が起きた直後に放映されたものです。ちなみに、日本では未放映でした。

 内容そのものは、本編とは異なるので、連続性はなく、カットもスリリングに動かして行くというよりは、視聴者に考えさせることに重きを置いているつくりです。場面は、2つあって、ひとつは、高校生とジョシュ、サム、トビー、CJ、アビー、大統領との会話。もうひとつは、レオと容疑がかかった政府職員との対話でした。

 テロリズムと、どのように対決していくのか、というものではなく、異文化をどのように理解していくのか、もしくは、プルーラリズムをどのように理解していくのか、というメッセージが出ていたと思います。

 世の中的に、テロとの戦いを通じて、全体主義化が始まろうとしているときに、それとは異なるイシューが示され、ある意味、戦争の抑止力的な弁になろうとしている、ふたつの意見が出ることにより、バランスが保たれる、これこそが、民主主義なんだろうと思ったわけです。

 日本がまだ民主主義国ではない理由が、このあたりに出てくると思うし、しかも、ドラマという形で、マスにメッセージを出していくわけだから、政治とテレビというテーマにおいても、この特別版は非常に意味を持つものだと、ぼくは、高く評価しています。

 学校の教材として、使うべきだと思いました。

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The West Wing 3rd Season

到着したー!!。待ちに待った3rd Seasonです。

今回は、日本で未放映だった特別版も収録されていて楽しみです。

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shumpei's message vol.40

嘘は人を雄弁にさせるというが、人は、やましい気持ちがあればあるほど演説ぶるのである。
そして、自分の正当性にこだわるものだ。

森の中に木を隠すのと同じように、言葉の中に真実を隠すのである。

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吾輩は主婦である

 「吾輩は主婦である。名前はみどり。」

 毎日、13時から13時30分にTBS系で放映されている「吾輩は主婦である」を楽しく見ています。久しぶりに、腹の底から笑えるコメディードラマですね。とくに、斉藤由貴の「吾輩」の演技が素晴らしい。先週は、二役を挑戦していましたが、そちらは、もともとの斉藤由貴で、しっかりとしたコントラストができていて、「吾輩」の演技の素晴らしさが、さらに彩られました。

 先生役の原史奈もいいですね。

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 主題歌の「家庭内デート」も、とっても良いです。こちらは、新しい結婚披露宴とか二次会の定番になるのでは!?DVDも付いているので、斉藤由貴と及川光博になった気持ちで踊ってみてはどうでしょうか。「ふぅふっふー、円満Fu~Fu」

 原作本は、こちらです。

 あと、DVDも11月に発売予定です。(上巻「みどり」下巻「たかし」) ぼくは、すでに予約しました。

 13時30分からの「新キッズ・ウォー2」も、そのまま見ています。

 吾輩は主婦であるを見ていたら、久しぶりに、舞台脚本を書きたくなりました。少し温めている作品を一気に書いてしまおうかな、と思っています。

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[半島のさき]休載のご連絡

ココログのメンテナンスが、7月11日から13日まで行われるということで、今週は、[半島のさき]をお休みいたします。なお、メンテナンスに伴い、13日までは記事そのものが投稿ができなくなりますので、ご了承ください。

m(_ _)m

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フェリペ監督の今後:オファー殺到?

スコラーリ監督、ポルトガルを指揮した3年半を振り返る2006年7月8日(土) 13時20分 ISM

肝心の将来については「ポルトガルサッカー協会と話し合いを持つつもりだ」と、続投の可能性を示唆しながらも、「頼まれたら、ブラジルの監督を引き受けるかもしれない」と結論を避けていた。

セレソンは、ルシェンブルゴとフェリペが監督候補のようですね。ルシェンブルゴの場合、前回の監督の際のさまざまな経緯があるから、優秀な監督だけれど、ここは、フェリペかなぁという気がするです。フェリペ監督の場合は、ドゥンガにコーチになってもらいたいですね。将来、ドゥンガには、ジュビロ磐田の監督、そして、日本代表を率いてもらいたいです。(その前にフェリペに日本代表を率いてもらいたい)

セレソンの世代交代がポイントですね。

そういえば、トルシエが中国五輪代表監督らしいのですが、イラン代表監督にもノミネートされているとのこと。コートジボワール監督にもノミネートされていなかったっけ?

この(↓)コラム、かなり厳しいですね。

原田公樹の列強Voice「イングランド」
第4回 希代の詐欺師に騙されたイングランド

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夜空のさき(42)

 僕は、「それはなんとなくわかります」と答えた。そして、なつこさんのことを思い出した。なつこさんが、ある日、突然、僕を避けるようになった。もちろん、僕がなつこさんとの関係の中で、ある程度、勘違いをしていたところもある。なつこさんは、僕に好意を持っているだろう、そんなことを勝手に感じていた。食事に誘っても、それは、仕事を言い訳にしなくても、付き合ってくれた。一度は、銀座のみゆき通りを見下ろす店で食事をし、次は、竹芝にあるイタリアンの店で、その後に、インターコンチネンタルのバーで、酒を飲んだ。終電がなくなる時間は、たぶん、彼女だって、わかっているはずだったが、僕たちは夜景を見ながら、カクテルを飲み、語った。
 そして、三度目の誘いのとき、彼女は、家の事情で、急に来ることができなくなった。家族が病気になり、来ることができなくなったというメールが入ったのだった。「延期をしても良いですか?」と。

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日本代表のことは、前から危惧していた証拠

 最近の論調を見ていて、いまさら、ジーコ批判しても遅いよ(ちびまる子ちゃん風)と、実は思っています。というのは、ぼくは、もっと前から、監督交代とか提言していたし。

2005年8月8日のUP
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というか、日本協会はいつでもスイッチできるように、後任監督はリストアップしておくべきだと思います。これはジーコ云々ではなく、アクシデントに備えることは重要です。ドイツまで1年を切ったので、この夏から秋までが、監督交代最後のチャンスであり、交代しないまでも、体制を整える最後のチャンスかと思います。
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あと、ジーコは監督のままでも、良いヘッドコーチを入れるべきかと思います。そして、Bチームは、基本的にそのヘッドコーチにマネジメントさせておくと。もしくは、オシムに依頼するなら、ヘッドコーチは失礼なので、そのままBチーム監督兼北京五輪代表GMという待遇でしょうか。
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まあ、オシムが五輪総監督というのは、当てていたようです。

ジーコには、トルコで監督修行を積んでもらって、将来、再度、日本でチャレンジしてもらいましょう。

むしろ、然るべき人に責任は取ってもらいたい。

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ぼくのワールドカップは終わりました(T0T)

 イタリア代表を応援している方、フランス代表を応援している方、ごめんなさい。でも、ぼくのワールドカップは終わりました。ポルトガルが負け、フェリペ監督の連勝記録が途絶えたところで、ぼくのワールドカップは終わりました。

 フランスも、ジダンの引退がかかっているから、それは、もうドラマですし、イタリアも例の八百長疑惑でドラマがあるわけですが、ぼくは、フェリペの連勝記録と、同監督で別な国での連覇という、ワールドカップ史上初のドラマに期待していました。

 ぼくは、フェリペ監督については、ジュビロ磐田にいたときから、好きでした。将来は、日本代表を率いて欲しいと思っています。日本協会の永遠の恋人は、ヴェンゲルですが、ぼくも、もちろんヴェンゲルにもなってほしいですが、フェリペにも監督に就任して( ゚д゚)ホスィ…。

 オシム→フェリペというのが、僕の理想のパターン。

 フランスが優勝したとして、ドメネクは留任ですか。あれだけ、大会前は批判されていたのに、留任ですか。フランスのマスコミは、ドメネクに謝罪ですか。これで、トルシエがフランス代表監督になることから、また遠ざかったわけですね。トルシエは、コートジボワール代表監督ですか。テレビ東京に出演していますが、ぼくは、トルシエ好きです。

 カペロはレアル・マドリードの監督に就任らしいですね。ブラジル代表は、ルシェブルゴの復帰ですかね。でも、フェリペを呼び戻すのも、かなり常識的にあり得ると思います。ブラジルの世代交代が課題ですからね。

 そうそう、オシム・ジャパンのこと、中田引退で、あまり報道されなくなりましたネ。朝日新聞、中田引退を一面で取り扱っていて、「さすがっ!朝日新聞」とつぶやきました。

 中田には、S級ライセンスを取って欲しいですね。というか、代表で、オシムの下でコーチやりながら、英才教育を受けて欲しいのですが。オシム監督、ストイコビッチ・コーチ、反町・コーチ、中田・コーチをキボンヌ。
そして、テクニカル・ディレクターで桑原隆さんに入っていただきたい。

 フェリペが日本代表監督になったら、ドゥンガ・コーチ、桑原コーチというのもいいなぁと。その頃には、中山も引退していて、中山もコーチになってもらうと。

 というか、カズはすごいなぁー。横浜FC、本当にJ1に上がるのではないかと。カズの采配も将来みたいなぁ。

 ということで、ぼくのワールドカップは終わりました。

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夜空のさき(41)

 「女性というのは、私たち男性からすれば、本当にわからないものだよ。ある日、何かのきっかけで、その男を嫌になる。それは、何か理由があるわけではなくて、小さくささいなことかもしれない。独特のセンスなんだろうな。頭では理解できない、たぶん、嗅覚なり直感的なレベルの感覚で、その男が嫌になる。そうすると、同じ空気を吸うことさえも嫌になる。嫌になったら、それが元に戻ることはない。男性は、頭で理解をしようとするが、女性は直感であり、感性で判断する。そこが、男性と女性の大きな違いだ」

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自分の身は自分で守る→これが原則

 災害とか、なんでもそうなのですが、とりあえず、基本に戻るということで、

 「自分の身は自分で守る」

 を、ひとりひとりが徹底するという必要ですね。そうすれば、たぶん、犠牲は少なくなるはず。

 DQN++さんのブログでは、民間防衛の話が書かれておりましたが、まさに、コレ、日本も、まずは意識だけでも必要だと思います。

 みんなが、自己防衛の意識を高めていれば、より高いレベルで国家防衛も可能なはずです。

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夜空のさき(40)

 「ふむ」と平嘉夫は頷いた。そして、僕の目をじっと見て、そのまま見つめていた。僕は、少し恥ずかしい気持ちを抱えながらも、話を続けた。

 「その砂季さんが、突然、僕の部屋から出て行った。数ヶ月間、僕と砂季さんは、僕の部屋で暮らしていました。しかし、一行の置手紙だけを残して消えた。僕には、納得ができなかったし、理解しようとしてもできなかった。もう一度、砂季さんに会って、聞いてみたい。そう思ったのです。そして、私の先輩の神山さんの友人が砂季さんの友人でもあり、砂季さんの家の住所を聞いて、このあたりを探していたのです」

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夜空のさき(39)

 僕は、「失礼しました。僕たちは、川本砂季さんを探しています」と答えた。

 平嘉夫は、「そうですか。やはり、そうだと思いました。あなたがたと川本砂季の関係は、どのようなものなのですか」と尋ねた。

 僕は、「僕の主観的な捉え方をすれば、僕と川本砂季さんは、恋人関係にありました。僕は、川本砂季さんのことを愛していました。何物にも代え難い存在でした。砂季さんも僕のことを愛していたと思います。実は、肉体関係はありませんでした。しかし、肉体関係を深めれば、もっともっと素晴らしい愛に発展していたはずです。それこそ、熱情の極地へとふたりで登りつめられたでしょう。そこまで、僕と砂季さんは、愛し合っていたのです」

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夜空のさき(38)

 平嘉夫は、「おふたりは、私の質問に答えていない。私は、おふたりに、川本砂季を探しているのですね、と、尋ねているのです。まず、その質問に答えていただきたい」と言った。

 どこかで聞いたセリフだ、と、僕は思った。他人に質問をされているのに、それには答えず、自分の興味あることだけを話す。そして、質問をする。なんとなく、なつかしい光景だ。そうだ、このやりとりは、僕とさきの間で、頻繁に行われていたやりとりだ。いつも、僕は、さきの手の平の上で弄ばれるかのようにされていた。

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夜空のさき(37)

 僕は、「つまり、血がつながっているとか、そういう人間的なつながりではないのですね。もっと、精神的なレベルというかDNAレベルというか、少なくとも川本砂季は、あなたの意思を継いでいる。それは、どのような形でなのかはわかりませんけど、きっと、そういうことなのですね」と言った。

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shumpei's message vol.39

 常に謙虚に「誇り」を持って欲しい。

 「誇り」を勘違いして欲しくない。「誇り」とは、傲慢を助長するものではない。

 「誇り」とは、責任であり、強い信念なのである。苦しいものなのである。

 本当の誇りを持っているからこそ、辛い練習を乗り越え、勝利にたどり着けるのだ。

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夜空のさき(36)

 神山さんは、「よく意味が理解できないのですが。要は、川本砂季は、あなたの娘さんということなのでしょうか」と尋ねた。

 平嘉夫は、「いや、わたしの娘ではない。もちろん、ある定義の上では、わたしの娘になるということもあるかしれない。しかし、私の娘ではない」と答えた。

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