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基礎と約束事が徹底していることこそが勝つための法則

 川渕キャプテンが失言して、次期監督は、「オシム」と言ってしまった事件。

 まあ、オシムという選択肢はある程度予測できていたし、期待通りだったわけです。
 個人的には、フェリペ監督・ドゥンガコーチも期待していたのですが。

 ワールドカップの3戦を見ていて、日本選手がとにかく走っていないことを考えると、オシムのサッカーは、とにかく走るので、とても楽しみ。

 ぼくも、あるところで経験したことがあるけど、少し技術的にうまくなると、基礎をやらなくなる。応用のためには、基礎が絶対的に構築されることが重要。でも、少し技術的にうまいと、それに過信して、全てが崩壊する。油断が生まれるというか、やはり、勝てるのは、基礎がしっかりしているかどうかか、もしくは天才なのですよね。だから、基本は走ること。あと、組織というのは、秩序であり、そのためには、ルール(約束事)がしっかりしていることなわけで、それが徹底できているかということがポイント。ジーコは、そのふたつができなかったことが問題点。

 自由放任と言いながら、監督経験がないからか、そこが徹底できなかったのが、今回の敗因だと思います。
 そうしたベースがある上で、個人技とか応用とかがあって、初めて素晴らしいと言えるようになる。

 あるところでも、それをやろうとしたら、理解をされなかったという経験があります。でも、この段階を理解していないことこそが問題なわけです。

 オシムの場合、この部分は、かなりしっかりとやるでしょう。もし、理解していない選手や理解しようとしない選手は、代表には選出されないと思う。その意味で、ワールドカップ・オーストラリア戦のスタメンだった11人と小笠原の中で、条件を満たしているのは、川口と中田(英)ぐらいでしょう。

 来年のアジア杯には、川口、中田(英)、加地は残るだろうけど、その他の選手は大幅に入れ替わりがあるかも。それよりも、阿部、松井、今野、トーリオとかを選ぶのでは。

 中沢も負けたのに、ガム噛んでいる姿には、見ていられなかった。なんだか、中田と川口以外、感情を出さず、冷静を装って、格好付けているだけのような気がした。

 ブラジル戦の前半ロスタイム、ロナウドに得点を決められ、中田と川口は怒っていた。そして、試合終了後、中田は泣いた。その姿に、ぼくは、感動した。中田と川口には、これからも日の丸を背負って欲しいと思った。

 中田には、引退して欲しくない。その悔しさを、確かに年齢的にはきついかもしれないけど、試合にフルに出られないかもしれないけど、精神的な支柱として、代表であり続けて欲しい。川口には、2010年もゴールを守って欲しい。日本代表には、中田と川口が、必要だ。

 オシム・ジャパンには、ストイコビッチにコーチとして入って欲しい。

 オシムには、次の世代を育成して欲しい。まずは、1年間の契約になりそうだが、この状況からして、4年間かけて、じっくりと指導して欲しいと思う。

 ぼくは、正直言うと、トルシエ時代の代表戦は毎試合見ていたが、ジーコ時代は、ほとんど見ていなかった。それこそ、大きな大会ぐらい。なぜならば、つまらないから。まだまだ、個人技でなんとかなるレベルではない。まずは、基礎からやり直すこと。それを、オシムに期待する。

 

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