夜空のさき(19)
「僕は、その答えが結局、どういうものなのか、想像しているし、それはきっと真実なんだろうと思います。いつまでも受け入れずに済むのであれば、そうしていたい。ナツコさんのときも、僕はそうやって、いつまでもその真実を受けれることを拒んできた」と、僕が言うと、
「誰でも、そういう弱さを持っているんだ。誰だって、自分にとって、嫌なこと、悲しいことは、受け入れたくないさ。でも、そうやって、真実を受け入れることを繰り返すたびに、人間は成長し、強くなっていくんだ。そのとき、自分を信じるしかないんだ」と、神山さんは言った。


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