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誰かのために犠牲になること

 今月から、新しいエッセイの連載を開始しました。「きまぐれパンダのささやかな冒険」です。
 shumpei@blogでも、エッセイの掲載後に、「きまぐれパンダのささやかな冒険:さわやかなうさぎ犬編」として掲載します。さわやかなうさぎ犬編では、紙面の文字数に収まりきらない部分も加筆しようと思っています。

 まあ、ここでは、このエッセイのことは、あんまり書くつもりはなくて、エッセイを読んでもらえればと思います。一応、shumpei@blogでは、「俊平堂書店中野店」というエッセイがあるので。

 いま、さわやかなうさぎ犬編を書くために、加筆していた時に、中島美嘉の「雪の華」と村上春樹の「羊をめぐる冒険」の話を書いた。(この2つの関係性については、さわやかなうさぎ犬編を見てね)

 以前に、米国に到着した時に、ホームシックになりかかったことを書いたかもしれない。到着した日の夜のことだ。そのとき、好きな女の子がいて、その人の声を電話で聞いたら、とても日本が恋しくなってしまったのである。
 「早く会いたい」という感情です。でも、その女の子に会うために、海を渡らなければいけない、遠く、遠くの存在だった。

 失恋は人間を強くしてくれるらしいけど、本当にそうなのだろうかと思ったりする。むしろ、失恋の仕方によっては、新しい人間の欠落を作ってしまうなんてこともある。

 そんなとき、恋愛って何だろう、みたいなことまで考えると、本当に底なし井戸を覗いている気持ちになったりもする。

 自分の気持ちに嘘を付きながら、好きな女の子の幸せを祈るというのって、本当にできることなのだろうか。ただ、星になって君を照らすだろう、ということって、本当にできるのだろうか。もっと、人間って、自己愛が強いんではないかとも思う。いや、言葉を変えれば、そんなのって辛すぎると思う。

 一番良いのは、自分も幸せになって、相手も幸せになる。誰かの犠牲の上の幸せって、本当に幸せなのだろうか。簡単なようで難しいなぁと思ったりする。

 いま、「半島のさき」を書いているけど、次の小説で、いよいよコミットメントをしていこうと思う。

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