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市場には、知識インフラの整備が必要だ

 政策空間4月号に、「市場には、知識インフラの整備が必要だ」という文章を寄稿した。

 ちょうど、前川レポートが発表されて20年が経つので、そのことにも触れた。前川レポートについては、いまさら触れなくとも、ご存知の方がほとんどであろう。現在の行財政改革のDNAの起源が、土光臨調にあるとするならば、規制改革のDNAの起源は、この前川レポートにあると言っても過言ではないだろう。

 いま、書いている原稿で、民営化とは何か、ということを説明しようとしている。良い言葉が思い浮かばず、原稿が遅れているのであるが、言いたいことは、要は、民営化とは、組織形態の変更だけに留まらないということである。

 組織形態の変更による、企業性の向上、つまり経営の効率性、サービスの向上などは、もちろん、民営化の目標である。その他に、民営化をすることで、規制緩和、つまり市場に競争原理を働かせること自体につながるのである。

 そもそも、政府が市場に介入するのは、「市場の失敗」を補完するためである。しかし、行き過ぎてしまうケースがほとんどである。

 民営化した企業を、「あまねく」という文言を入れた特別法で設立し、政府出資を残すということは、看板の掛け替えでしかない。それでは、どうしたら良いか。その答えを、いま原稿に書いてある。

 今後の行政改革の方針に示唆を与えられればと思っている。

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