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ダイエット × ダイエット

 最近、太り続けている 矢尾板俊平です。体脂肪率的には、やや肥満というところでしょうか。

 ということで、ダイエットをしながら、筋肉への転換を行いたいと思います。たぶん、100万歩を歩いた後は、5キロ減のような挑戦をしそうです。

 最近、先生に教えてもらったのが、かんてんと紫ウコン(ガジュツ)。かなりの効力があるようで、先生もダイエットに成功されておりました。

 課題は、体重を落とすだけでなく、筋肉を付けることです。

 その意味では、とりあえず、肉をつけるという、肉体改造計画の方針はうまくいっているわけです。
 

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街を歩こう:鹿とたぬきの棲む森の冒険

 今日から、GWですね。皆様は、どこかにお出かけでしょうか?ぼくは、渋滞とか混雑が苦手なので、一足先に、温泉にでかけ、その後は、小説を書こうと思っております。

 今回は、車で、(なので、厳密には「街を歩こう」ではなく、「走ろう」なのですが)、出掛けたのは、山梨県。

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 国立・府中インターから高速道路を走ること、1時間ちょっと。途中で、談合坂サービスエリアに寄りました。このあたりにくると、空気もおいしく感じます。いつも中央高速を走るときは、談合坂には寄ってしまいます。八王子から高尾山の脇を通り、相模湖を通過すると、このあたりにたどり着きます。

 ぼくが夢見る休日は、高原の朝という感じです。朝、新鮮で少し冷たい空気を吸いながら、鳥のさえずりを聞きながら、新聞に目を通し、コーヒーを飲む。こんな感じが理想の休日です。それで、好きなときに温泉に入り、温泉の合間に、パソコンで小説を書く。

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 談合坂サービスエリアを歩いていると、「山本勘助グッズ」が売られていました。来年の大河ドラマは、「風林火山」で、主人公は山本勘助なんですね。山本勘助と言っても、みどりのマキバオーの騎手ではありませんよ。
 早くもという感じではありますけど、新撰組のときも、高幡不動はかなり盛り上がっていたから、そういうものなのでしょう。大河ドラマは、まちおこしの意味もあるのかもしれませんね。ちなみに、「風林火山」で、上杉謙信役は、ガクト。これは、もしかすると、ハマリ役かもしれないという説があります。

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 談合坂サービスエリアを出て、河口湖まで行って、ほうとうを食べました。馴染みの「ほうとう不動」の河口湖北本店で半年ぶりのほうとう。
 昔は、ほうとうをけっこう食べたのですが、最近は、あまり食べていませんでした。ほうとうは、やはりスープが決めてですね。味噌味なわけですが、どれだけ深くコクが出るかがポイントのような気がします。あとは、一緒に入れる具材も重要です。

 河口湖を出て、そのまま一般道で北上し、勝沼を経由して、大菩薩山嶺へ。大菩薩は、高校時代に、毎年、この時期に歩いて峠を越えるという学校行事がありました。毎年、塩山側からと奥多摩側からと交互に上り、ぼくのときは、1年生のときが塩山側から、2年生のときは、奥多摩川から、3年生のときは、塩山側からという感じでした。裂石までは、アスファルトなのですが、その後は山道が続きます。

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 この近くに、「大菩薩の湯」という温泉施設があり、今回は、ここに立ち寄ることが目的でした。
 この温泉は、アルカリ温泉ということで入ると、すぐに、肌がスベスベになりました。お湯の温度も低めで、長めにゆっくりと入るには、適しています。
 露天風呂は、遠くに、勝沼などの夜景が見えてきれいでした。物事を考えながら、ゆっくりとするには良いでしょう。昼間は混んでいるようなのですが、ぼくが行った時は、ほんの数人で、ほとんど貸切状態でした。

 温泉から出た後は、車で、大菩薩峠を越えることを決行しました。国道411号をそのまま行けば、奥多摩を経由して、青梅に出るのですが、途中で、右折し、山道へ。道幅は、狭いけど、車幅ぎりぎりということではないので、ゆっくりと進めばオーケー。途中で、落石の跡なんかも見ながら、山の上へ。試しにライトを消してみると、電灯はないので、真っ暗。闇そのものでした。そのような中、徐々に山を上がっていくと、小屋のようなところに出ました。
 大菩薩峠には、一般車はこれ以上は上がることができず、断念。このまま、国道20号に向けて下がることに。

 坂の途中、省エネのためニュートラルで走っていたのですが、勢いが出てきたので、エンジンブレーキを効かせることに。これが仇になって、ブレーキが、重くなり、ブレーキがほとんど効かなくなる状態になりました。このまま、落ちるかというところで、シフトをRに入れて、無理矢理、「P」にして、車を、なんとか止めます。ブレーキは重いままで、一度、エンジンを止めました。

 このとき、闇の森の中から視線を感じました。この時間に、人間がいるはずもなく、しかし、確かに、目がこちらを向いています。怖さを感じながら、よく見てみると、天然の鹿が二頭。純粋無垢な瞳でこちらを見ていました。

 鹿が森の奥に去っていき、ぼくは、エンジンを再び、入れると、ブレーキは元の状態に。ぼくは、エンジンブレーキを効かせながら、また下っていきました。下っている途中に、道の脇から、タヌキが飛び出し、なんとか回避。タヌキの走り方って、なんだか、せっせと、いう感じで、かわいいです。タヌキは、何食わぬ顔で、森の奥に。

 さらに下りていくと、天然の鹿が目の前を横切りました。ぼくも、車を停めます。すると、少し脇から、鹿がこちらを、やはり純粋無垢な瞳で見つめます。少しの間、言葉のない会話を続けます。鹿が、森の奥の方に去っていくのを確認して、ぼくも車を再び走らせました。

 結局、1時間近く、山道を走りました。あの森は、ぼくたちの知らない異空間でした。もしかすると、意識の奥底にあるもうひとつの世界なのかもしれません。そんな、ワンダーランドの冒険でした。

 ようやく、民家のある集落にたどり着き、さらに山を下りていくと、国道20号へ。笹子峠の近くに出たようです。

 ぼくは、そのまま勝沼まで、国道20号で戻り、高速道路で文京区へ。

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 小腹が空いたので、「らうめん朝日堂」で、野菜煮込みごまらうめんを食べました。塩ラーメンを食べたかったので、最初は、あまり乗り気ではなかったのですが、食べてみたら、とてもおいしかったです。
 時間は、午前1時だったせいか、あまりお客さんはいませんでした。ランチセットは、ご飯などはおかわり自由で、昼食時は、もしかすると混み合っているかもしれません。場所は、白山下。駅だと、都営三田線の白山駅です。


 12時間ほどの冒険でしたが、不思議な森の奥の世界に入れたのは、ぼくにとっては大きな収穫でした。

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残り:817,648歩

 さて、第3週を終えた100万歩のマーチ。4月29日で、残り817,648歩となりました。
 なかなか、障害が多く、万歩計が途中でゼロに戻ったりと、山あり谷ありという感じです。
 あと、61日。厚生労働省が推奨する1日1万歩だと、610,000歩で、217,648歩足りない感じです。
 この20万歩が鍵になりそうです。

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文京区占い

 まろまろ氏が製作した「文京区占い」。

 ぼくの結果は、「本郷」タイプでした。

 本郷タイプは、「あなたは本郷タイプです。最高学府・東京大学を抱える本郷はまさに文京区のリーダー格。
まわりの中心になれる力強い運気をもっています。ただ、その東京大学と同じくその強い力は時にまわりにプレッシャーを与えることにもなりかねません。エネルギーがプラスの方向に向かうよう、常に自制と周りへの思いやりを忘れないようにしましょう。そうすれば大きな仕事を達成することが可能です。」ということです。

 文京区占いの内容は、こちらから。

 とても素晴らしい活動ですね。こうした活動が、全国に波及していけば、良い街づくりが進んでいくと思います。

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僕が僕に出会うさき(23)

僕は、「特に、夜の予定はないけど」と言うと、サキは、「じゃあ、私、行ってみたいお店があるの。青山に。一緒に行かない?」と嬉しそうに聞いた。僕は、「いいよ。そうしよう」と言うと、「じゃあ、定時は17時までだから、また夕方に連絡するわ」と言った。僕は、「僕は、虎ノ門の事務所にいるから、様子がわかったら、メールでもくれればいいよ」と言った。サキは、「行ってきます」と言い、僕は、「行ってらっしゃい」と言った。彼女を仕事に送り出すのは、少し寂しい気持ちがして、嫌なのだけど、送り出す相手がいることがいるのは、とても幸せなことなのだということを、僕は、ようやくわかった。

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僕が僕に出会うさき(22)

 彼女は、少し急ぎ目にトーストをほお張り、ベーコンとスクランブルエッグを食べて、リンゴジュースを飲んで、ばたばたと出掛ける支度をした。そして、「じゃあ、行って来るわ」と言い、玄関で靴を履いた。僕は、部屋の合鍵を持って、サキに渡した。「この部屋の鍵。もし、君が帰ってきて、僕がいなければ、この鍵で家に入っていてもらえば」と言った。サキは、笑いながら、「ありがとう」と言い、「ねえ、あなた、今夜の夕食はどうするの?」と聞いた。

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福田康夫氏、事実上の出馬表明?

 いよいよ、福田さんが動き出したようです。

 「総裁選に意欲?福田氏が新アジア政策の必要性訴え」(読売新聞)

 森派としては、安倍・福田の両候補がおり、派内調整が大変そうです。

 ただ、「福田ドクトリン」を康夫さんが発言したということは、そのまま政権公約につながる話で、とくに、ポスト小泉に求められているアジア外交に対する戦略を持つということは重要なメッセージになってくると思います。あとは、誰が支えるかということで、福田さんも自身の責任を回避しないということで、環境が整うかどうかということでしょう。

 ポスト小泉に求められていることは、とりあえず、7月ぐらいまでに、政権公約(マニフェスト)を公表することでしょう。現状の国会勢力において、自民党総裁選=首相選挙なわけです。もっといえば、参議院選挙は、来年あるにしても、衆議院選挙は最長で2009年までないわけだから、事実上の白紙委任をすることになるので、早い段階で、国民の信を問うことも重要になって来るでしょう。

 2005年の総選挙、郵政民営化、また小泉総理は信任をしたけど、ポスト小泉は選挙の洗礼を受けていないわけですので、その関門は、本人にとっても通過すべきところでしょう。いま、思い出してみると、小渕内閣も選挙の洗礼を受けていなかったですね。

 あと、昨日の参議院行革特別委、民主党の松井議員がとてもよかったです。 

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総理と奥菜恵

 小泉内閣が5周年を迎えた昨日、なぜかタレントの奥菜恵がお祝いにかけつけていました。

 小泉総理は、まんざらでもないようで、「婚約会見じゃないからね」と冗談を言っていました。婚約会見でも面白かったかもと思ったのは、ぼくだけでしょうか。

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きょうの杉崎さん

 最近、朝の3時~4時に起床をしている矢尾板俊平です。寝るのは、24時過ぎです。
 寝る前は、できるだけ「すぽると」を見ています。たぶん、平井理央アナ目当てで、この春から新たに見始めた人も多いのではないか、と、思います。この意味では、今回のフジテレビの平井アナ起用策は、とてもハマったのではないかと思います。がんばってほしいですね。

 朝は、「めざにゅー」です。杉崎美香キャスター(もしくは、こちら)が、好感触。今日の悩み相談室で、「ラブレターをもらったんだけど、どう断ったら良いか」という、朝の番組らしからぬ相談が。それに対し、「向き合うことが重要」と、これまた真剣な答えが良かったわけであります。「友達でいましょうと、はっきりと伝えてあげること」。なるほど。でも、「大人にはグレーな部分も」という点は、もう少し聞いてみたかった。

 その後、「めざましテレビ」。めざましテレビは、中野美奈子アナが出ているので、見ています。あと、スポーツは、石本沙織アナ。なかなか、僕のためのシフトという感じで、見てしまいます。

 10時からの「こたえてちょーだい」は、中村仁美アナが出演しています。なかなか良いと思います。

 女子アナの皆さんと飲みに行きたいな♪

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僕が僕に出会うさき(21)

 彼女は、トーストを焼き、ベーコンを焼いて、スクランブルエッグを作った。彼女と僕の分、2人分だ。僕は、パジャマを着たまま、ダイニングルームに出た。
 サキは、「あなたは出勤の時間は何時なの?ゆっくりしていていいの?」と聞いた。僕は、「いつも、通勤ラッシュが終わった頃に出勤しているかな。基本的に決まった時間はないから」と言うと、「いいわね」と言った。サキは、「私は8時には出勤しないといけないから、これを食べたら、すぐ出掛けるわね。お皿とか洗っておいてくれる?」と言った。僕は、「もちろん」と言った。

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僕が僕に出会うさき(20)

しかも、はっきりとした「おはよう」ではなく、少し寝起き特有の囁くような「おはよう」が好きなのだ。いま、僕は、サキと一緒に暮らすことで、その平凡な幸せをひとつ手に入れたのであった。

 サキは、ゆっくりと起き出し、ベッドから出た。そして、この家に、もう何年も住んでいるかのごとく、自然にベッドルームを出た。僕は、まだベッドの中にいて、サキの温もりを感じていた。そうしていると、サキはすっかり出勤用の服に着替えていて、「何をしているの?」と声をかけてきた。僕は、「幸せの温もりを感じているんだ」と言うと、サキは「変な人」と言い、キッチンに向かった。

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やおいた俊平 7つの約束

 もし、ぼくが選挙に出馬したら、次のような公約を掲げようかなと思います。

やおいた俊平
27歳(1979年生まれ)

がんばれ ニッポン! 改革宣言
「この国」のために、日本の「みらい」のために、この「街」のために、
こどもたち、孫たちに、この素晴らしい日本という国を引き継ぐために

やおいた俊平 7つの約束

1.努力した人が報われる社会の実現
  ⇒「がんばってよかった」と思える社会を目指します。
2.住みやすい街の実現
  ⇒誰もが安心して暮らせる街を目指します。
3.元気な地域の実現
  ⇒中小企業や商店街の皆さんを応援し、地域活性化を目指します。
4.教育の充実の実現
  ⇒楽しく学び、安心して通える教育現場・学校づくりを目指します
5.お年寄りに優しい社会の実現
  ⇒介護はもちろん、高齢者の方も元気で楽しく暮らせる社会を目指します
6.社会資本整備の実現
  ⇒まだまだ足りない、地域の社会的インフラの普及を行います
7.構造改革の実現
 行政改革:行政をスリム化し、国民負担の軽減を目指します。
 地方分権:権限を大幅に委譲し、特色があり活性のある地域づくりを目指します
 規制改革:必要な規制はしっかりと規制し、必要のない規制は緩和を目指します。
 税制改革:税制のリストラクチャリングで、活力ある税制を目指します。

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ビストロ喜楽亭

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ビストロ喜楽亭
今回は、カレーパンだけでしたが、カレーもおいしそうでした。次回は、カレーを食べてみたいと思います。246号沿いの三宿近辺の店です。

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街を歩こう:恋愛革命統一戦線結成!(池尻大橋→三軒茶屋)

 今夜は、まろまろ氏と池尻大橋から三軒茶屋の旅。

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 今日は、朝から山手線が止まったり、埼京線が止まったり、私鉄で人身事故があったりなど、鉄道にとっては、大変な日でした。そういえば、福知山線の事故は、昨年の4月25日でした。「安全とリスク」ということを考えるにあたって、やはり忘れてはいけないと思います。この点については、人の命を預かっている企業は、それこそ、「企業の社会的責任」として、最も集中して取り組むべき課題だと思いますし、そうした活動を応援していくということが重要でしょう。また、そうした責任を果たしていない企業を市場から退出させていくということも重要です。

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 池尻大橋に到着して、まず、まろまろ氏の調査によって、おいしいというカレーパン屋さんに行きました。「ビストロ喜楽亭」 松嶋菜々子も買いに来るらしいです。三宿などは、芸能人も多く住んでいるらしいので、もしかすると、近くに住んでいるのかもしれませんね。ここのカレーパンは売れ切れになってしまいやすいそうなのですが、今回は、無事に購入できました。

 その後、渋谷方面に歩いて、目黒川の手前を右折し、「正真正銘 大江戸東山温泉」に行きました。近所の方も、よく行くみたいで、向かう途中で、桶を持つ人と何度かすれ違いました。ここの温泉、とってもとっても黒い湯でした。これは、もう、コーヒーか石油なのかというぐらい黒いのです。ぼくは、コーヒーゼリーになった気がする感じです。お風呂は、寝湯とか打たせ湯とか、露天風呂とか、いろいろあって、ゆっくりと入ることができました。

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 お湯に入った後、「吉そば」という立ち喰いそばチェーン店へ。ぼくが頼んだのは、吉そばセットで、かきあげそばとおにぎりのセット。これに、えび天とさつま天をトッピング。まあ、お味のほうは、立ち喰いそばということで。。。

 そばを食べた後、三軒茶屋まで歩くことに。246号沿いを、雨に降られながら、歩きました。こうしてみると、カップルはたくさんいますね。なんだか、まさに格差社会だね、と、まろまろ氏と語ります。

 三軒茶屋のキャロットタワーに行き、26階の展望ロビーへ。すでに、スカイレストランは閉店しており、薄暗く、カップルで来たら、良い雰囲気。もちろん、カップルが何組か。

 ここで、民主党の太田和美ではないですが、「(恋愛の)負け組ゼロ」を目指そうという気になる。

 声を大にして、「恋愛革命」を提唱します。みんなで、勝ち組を目指しましょう!

 純情で、気持ちの良い、人間性を豊かにする「ただひとつの恋」の形を目指す「恋愛革命」の旋風を巻き起こしたいと思います!

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僕が僕に出会うさき(19)

 僕は、翌日の朝、いつものように起きた。ふと、顔を横にすると、サキの寝顔があった。昨夜の不思議な出来事、つまり、サキが突然、僕の家に転がり込んできたことは本当だったと思った。サキの顔を眺めていると、サキはゆっくりと目を開けた。サキは、優しく「おはよう」と言った。僕も「おはよう」と言った。

 僕は、なんとも平凡な朝に、彼女に「おはよう」というのが好きだ。そして、彼女に言ってもらうことも好きなのだ。平凡な毎日の中に、平凡な幸せがある。朝に、彼女と「おはよう」の挨拶を交わすだけで、僕は幸せなのだ。

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僕が僕に出会うさき(18)

 「わかったよ。君の気持ちを大切にしたいと思う。少しずつ、僕たちのカケラを合わせて行こう」と言った。

 サキは、「ありがとう」と言った。僕は、「君がこうしていてくれているだけでも嬉しいよ」と言った。

 この日から、僕とサキの奇妙な共同生活が始まるのであった。

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千葉7区補欠選挙

 やはり、当確が出たのは、22時30分を過ぎてしまいました。かなりの接戦となり、当確が遅れるのは予想していましたが、開票率93%までもつれたのは、なかなか大変でした。
 結果は、民主党、太田和美候補の当選でした。

千葉県選挙管理員会の開票結果を見ますと、野田市では、自民党の齋藤健候補が3000票を上回る状況ではありますが、松戸市と流山市では、2000票ずつ下回るという状況でした。
 昨日のブログで、僕は1万票以下の票差で決着するのではないかと書きました。具体的な数字を避けたのですが、僕が選挙区に入って、読んだ票数は、3000票差でした。それで離れても5000票という感じでした。
 ところが、結果は955票差ということで、ドラマなみの接戦だったわけです。

 この影響は、けっこう大きいと思っていて、民主党は、後半国会、攻勢に転じてくるものと思われます。ただ、攻勢に出るといっても、菅直人のような、子供の喧嘩のような批判だけのものではなく、しっかりしとした政策の議論で攻めて欲しいと思います。

 これで、ポスト小泉も、福田康夫さんの可能性が高くなってきたのではないかと思います。国会論戦で、小沢代表と対峙できることが条件になってきます。そして、参議院選挙。これは、自民・民主、両党にとっても総力戦になるはずです。
 
 残念なのは、齋藤健さんというとても素晴らしい人材が、当分、直接の政策現場から離れてしまうことです。次期衆議院選挙に出馬するのか、それとも参議院選挙を目指されるのか、もしくは別な道を目指されるのかはわからないのですが、稀有な存在な方だけに、残念です。

 さて、千葉の選管のホームページを見ていたら、こんなキャラクターが。
Senkyokun

「ぼく「せんきょ君」です。千葉県の明るい選挙のシンボルキャラクターの「せんきょ君」は、昭和61年の衆参同日選挙のときに生まれました。せんきょ君は架空の動物です。頭にかぶっている帽子は棄権『防止』を訴えています 。」

なるほど!

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千葉7区をいく

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 今日は、夕方に、千葉7区の補欠選挙の選挙区に入ってきました。今回の選挙、マスコミ報道によると、なかなか話題に取り上げられておりまして、候補者・政策での対決というよりは、「小泉対小沢」の代理戦争的な雰囲気になっています。補欠選挙の結果如何で、ただちに政権がどうなるとか、(自民党の圧倒的多数は変わらないので)そういう「政権選択選挙」ではないので、もっと候補者オリエンテッドの戦いになる方が良いと思います。ただ、結局、マスコミの煽り方も、スキャンダル的な煽り方をしているので、全国が注目しているかもしれませんね。

 確かに、この補欠選挙、日本政治のターニングポイントになる可能性はあります。将来、「その時、歴史は動いた」の「その時」になるかもしれません。というのは、ここで、民主党が勝てば、勢いは出るし、ポスト小泉にも影響が出てくるでしょう。そして、来年の参議院選挙。

 まず、ポスト小泉ですが、もし、民主党が勝てば、ポスト小泉については、福田さんへの期待がおのずと高まることでしょう。国会論戦のことを考えると、そうならざるを得ない動きが出てくるはずです。

 さらに、来年の参議院選挙。勢いに乗って、民主党が攻勢に転じてくるわけで、自民党としては、なかなか苦しい戦いになる可能性もあります。もし、自民党単独で改選+非改選で過半数に達しなかった場合、連立のリスク要因が出てきます。さらに、連立与党で改選+非改選で過半数を取れなかった場合、国会運営に支障が出てきますし、野党側は早期の衆議院解散を仕掛けてくるはずです。ポスト小泉の参議院選挙の勝敗ラインは、自公で改選+非改選で過半数というところでしょうが、安定的な国会運営のためには、そのラインを自民単独で改選+非改選で過半数でしょう。

 今回、選挙区に入り、感じたことは、かなり自民・民主候補でかなり緊迫した選挙戦になっていることが、肌感覚で伝わってきました。その上で、投票率と組織票をどれだけ取りまとめるか、今夜から明日にかけての追い込み、票の掘り起こしがどこまでできるかにもよりますが、1万票以下の票差で決着するのではないかなと思います。ということで、このまま緊迫したままの場合、当確も少し遅めに出るのではないかと思います。

 このようなことも、実際に選挙区を歩いてみないと、わからないので、やはり、実際に出向くことが重要ですね。

 ちなみに、自民党さいとう健候補の街頭演説は、南流山駅前では、逢沢一郎幹事長代理、片山虎之助参院幹事長、冬柴鉄三公明党幹事長、井脇ノブ子、杉村大蔵、浅香光代、などなどが立ちました。その後の新松戸駅では、武部勤幹事長、片山虎之助参院幹事長、冬柴鉄三公明党幹事長、さらに松戸市長でした。

 一方、民主党大田和美候補の新松戸駅前での街頭演説は、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長、渡部恒三国対委員長が立ちました。

 さあ、審判の日は、いよいよ今日です。

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残り:892,696歩

 こんにちは。矢尾板俊平です。さて、今週(16日~22日)の歩数は、64,693歩でした。
 原稿の締め切りがあって、週の前半、あまり歩けなかったので、なかなか週10万歩は難しい状況です。
 今日は、千葉7区の選挙区に入ってきました。それで、少し歩数は挽回しました。
 連休中には、ある企画を計画中です。がんばります!

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僕が僕に出会うさき(17)

 「なんとなく、わかるよ。それは、時には「運命の赤い糸」とも呼ばれる」と僕は言った。

 「運命の赤い糸とは違うのよ。ほら、赤い糸は、糸でつながっているわけじゃない。その糸が切れない限りは、つながっていられるの。でも、宝石はね、見つかるかどうか、わからないの」

「つまり、僕と君が、生まれる前に宝石を分けあった二人であるかどうかが、まだわからないということだね。もし、そうであれば、同化できるし、そうでなければ同化できない」

「同化できなければ、そこには残らない。ただあるのは、虚しさだけ。だから、人は別れるの。しかも、準備不足で、強引に合わせようとしたら、音を立てて崩れていくわ。だから、私は、まだ、あなたとセックスすることはできない」

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地震キタ━(°∀°)━ !!!!!

というか、最近、地震が多いですね、伊豆の話を書いていたら、伊豆地方で地震ですって。今夜は、たて揺れ⇒横揺れだったかな。新島・神津島地方で、震度4とのことです。

東京は多摩は震度3で、たぶん都心は2ぐらいですかね。2ぐらいで、あれですから、4とか5はよっぽどでしょうね。日頃から、防災の準備を。

でも、震度の大きかったところ見ると、なんだか富士山につながっていませんかね?

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やおいた俊平クロニクル:ぼくの太っていく過程

Shumpei

 少しフォトアルバム的なポップを作ってみました。これは2003年2月から2005年11月までの写真で、だいぶ、太ってきていることがわかるのではないかと思います。なにせ、1年ちょっとで10kg痩せました。最初に太りだしたのは、タイに行った時でした。その後、プライベートが充実していたらしい(笑)2003年8月、そして、ハワイで太って、じょじょにダイエットの圧力が。。。とうとう、70kgになりそうなので、毎日、歩いてダイエットします。目標100万歩です。最初のタイトルは「やおいた俊平クロニクル」だったのですが、まさに「体重増加の年代記」になったので、とりやめました。


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こちらは、去年の3月に、横須賀で温泉に入り、そのまま海岸線を走って、下田の漁港で朝食(キンメ)を食べて、そして、天城超えをして、また温泉に入るというドライブの時、下田に到着前(たぶん今井浜手前?)の写真です。
この頃、ラジオでは、朝のラジオ体操が終わった頃だったと思います。また、ふらっと行きたいな。

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僕が僕に出会うさき(16)

 「たとえば、相性が合うとか、あ・うんの呼吸とか、あるじゃない。自然に気持ちが通い合うというか、お互いに違和感がないとか。それが、生まれる前に、宝石を分け合った二人が出会えた瞬間だわ。でもね、その確率は、天文学的な数字なのよ。ほとんどの人は、出会えない。生きている間に出会えないのよ。人生はね、本当に好きな人と出会うための旅であり、修行なの。だから、苦しいし、運命からは逃げられないのよ」と、サキは言った。

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オトベノオシゴト

 乙部さんの新しいブログが立ち上がったようですね。
 ⇒「オトベノオシゴト

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僕が僕に出会うさき(15)

 「同化するというのは、どういうこと?」と僕は尋ねた。彼女は、「男女の運命はね、生まれる前から決まっているのよ。ひとつの宝石をふたつに分けて、生まれてくるの」と言った。「それは、なぜ?」と聞くと、「もう一度、現世で出会うための目印が必要だから。だから、私たちは世界のどこかにある宝石の片割れを生まれたときから探しているの」

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僕が僕に出会うさき(14)

 「あなたの気持ちは嬉しいわ。私も、あなたと一緒になりたいと思うわ。でもね、まだ早いの。あなたにとっても、私にとっても、まだ準備が足りないの。いま、ここでセックスをしたとしても、二人は一緒になれないわ。私は、まだ、あなたの欠けている部分を埋めることは出来ないし、あなたも、私の欠けている部分を埋めることはできない。まだ、お互いに同化するには、準備が不足しているのよ」

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村上春樹のこと

 日曜日の日本経済新聞朝刊2面の風見鶏は、「村上春樹現象をどう読む」でした。
 今年のノーベル文学賞は村上春樹氏ではないかと言われている。それは、村上春樹氏は、今年の10月にフランツ・カフカ賞を受賞するのであるが、実は、2004年、2005年のカフカ賞の受賞者は、その年のノーベル賞も受賞しているからだ。そうすると、川端康成、大江健三郎に続く、日本人で3人目のノーベル文学賞受賞者となる。

 日経新聞によれば、村上作品は30カ国以上で翻訳されており、欧米・アジアでも多くの支持者がいるという。確かに、「象の消滅」、「海辺のカフカ」は米国で大ヒットしたというし、日経によれば「海辺のカフカ」仏語版が既に4万8千部売れているらしい。

 さて、村上作品と言えば、社会に対して、どちらかというと批判的である。『ダンスダンスダンス』は、大量消費社会に対するアンチテーゼのようなものだし、『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』の「鼠」や「僕」は、どこか世の中に対して冷めている。『ノルウェイの森』の『僕』は、確実に「ノンポリ」で、学生運動などの熱狂を冷ややかな目で眺めている。

 それは、『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』でも『ねじまき鳥クロニクル』でも『海辺のカフカ』でも、『僕』なり『私』なり『カフカ少年』は、世の中と一線を画している。いや、画そうとしている。

 これは、村上春樹氏自身が「アフォリズム、デタッチメントがあって、次に物語を語るという段階があって、それでも何か足りないというのが自分でわかってきたんです。そこの部分で、コミットメントということが関わってくるんでしょうね」(『村上春樹、河合隼雄に会いに行く』)と述べているが、たぶん、『僕』はデタッチメントしていくベクトルの中にいるのだけど、社会が放っておいてくれず、やがて、「「井戸」を掘って掘って掘っていくと、そこでまったくつながるはずのない壁を越えてつながる、というコミットのありように、ぼくは非常に惹かれたのだと思うのです」という形で、コミットメントしていくのである。それが、『ねじまき鳥クロニクル』の過程であろう。

 『ねじまき鳥クロニクル』では、「僕」は社会からデタッチメントしていこうとするのだけど、加納マルタやクレタ、綿谷ノボル、笠原メイ、シナモン、ナツメグ、牛河、間宮中尉などが、「僕」を放っておいてくれず、「僕」は意識の井戸の壁を越えるために、コミットメントすることになるということであろう。

 日経の記事では、「中国で「ノルウェイの森」が読まれるのは政治的意味がある。金持ちではないし、金もうけしようとも思わず、束縛を嫌い、上昇志向とは縁遠い、非政治的な若者たちの生活の前提にあるものは、日本の民主主義や消費社会である。30年以上も前からこんな若者たちがいる日本が軍国主義化するとは普通なら思わない。中国当局にとって自国の若者がそんな生活にあこがれるのは痛しかゆしだろう」と言う。でも、この指摘は少し違う。

 たぶん、村上流のデタッチメントに共感できるようになったということではないだろうか。そして、少しずつ、新たな形のコミットメントに向かいつつあるということなのではないだろうか?

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ライフワーク

 いま、書いている原稿は、「政府事業改革の検証」です。「1980年代以降の行財政改革の歴史と現代的課題」に関する第一作目です。3公社の民営化以降の主な民営化などの改革について、まとめています。少し、読みやすく、たとえば、「道路公団改革-道路の未決着-」とか「郵政事業改革-小泉純一郎の挑戦-」というように、読み物風に仕上げています。

 この原稿が終わったら、次は「財政改革の検証」を書き始める予定です。財政再建のこと、税制改革のことなどを、やはり読み物風に仕上げようと思います。

 あと、書き残しておきたいのは、経済体制の変遷ですね。1940年体制ではないけど、戦前の戦時経済体制、戦後の復興期経済体制、高度成長経済体制、そして自由経済体制の歴史の中で、産業政策がどのように変わって行ったのか、いわゆる統制経済における問題点は何か、なぜ「官主導」から「民主導」に変わっていったのか、こうした歴史をライフワーク的にまとめていければと思います。

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僕が僕に出会うさき(13)

 僕は、「なんでだい?」と優しく尋ねた。僕と彼女は目を大きく開いたまま、見つめあった。「そんなに焦らないで」と彼女が言った。「あなたのことが嫌いとか、あなたとセックスをしたくないとか、そういうことじゃないのよ」
 「僕は、力強く、君の事を抱きしめたい。君の温もりを感じたいと、心から強く思うんだ。ただ、快楽のためとか、そういうことじゃなく、純粋に、君と一緒になりたい」

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僕が僕に出会うさき(12)

 「つまり、ここで僕と暮らすということ?」と、僕は尋ねた。サキは、「そう。私はあなたと暮らそうと思うの。そうすれば、いつでも一緒にいることができる」と答えた。僕は、「それは、うれしいな」と言うと、「嬉しいでしょ」とサキは答えた。

 僕は、顔を上げると、サキは優しく微笑んでいた。そのまま、僕はサキに近づき、唇を重ねた。そして、そのままサキは横になり、僕はサキの上になった。僕は、唇をくっつけたまま、サキの髪を撫で、うなじのあたりを指で優しく触った。サキは、甘い吐息をこぼし始めた。そして、僕の手を優しく握り、自分の身体から離した。彼女は、目を大きく開けて言った。「これ以上は、まだダメよ」

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残り:957,389歩

 今週は、水曜日の夕方からの計測なので、43000歩というところでした。
 一週間に平均10万歩の計算なのですが、そうすると7日間で1万5000歩を歩かなければいけません。これは、なかなか大変な歩数な感じです。なぜか、大学に行くと、すぐに数千歩(学内を歩くだけで)なのですが、都心だと、なかなかメータはあがらずです。それだけ都心は狭いということなのでしょうか。

 とくに山手線の中は狭いですね。

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僕が僕に出会うさき(11)

 僕の顔は、サキの胸のあたりにぶつかった。彼女は、左腕を僕の首のあたりに絡ませて、右手で僕の頭を優しく撫でた。母親が赤ん坊をあやすように。「私は、あなたの側にいるわ。こうやって、側にいる。あなたには、私がいるの。だから安心して」とサキは優しく囁いた。僕は、サキの胸に顔をうずませて、そうして頷いた。「私は、居られる限りはずっとあなたの側にいる。そのために、私はこうしてやってきたの」と、サキは言った。「ねえ、それがさっきの僕の質問に対する回答なの」と僕が聞くと、サキは、「そうよ。そのために、私はここに来たの」と答えた。

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ねじまき鳥クロニクル

 ねじまき鳥クロニクルを読み終えました。村上春樹自身、第2部の発表後、1年が経って、第3部を発表。僕も、第2部を読んでから、半年ぐらい経ってから、第3部を読みました。

 『村上春樹、河合隼男に会いに行く』で、河合先生は、「第三部が出てくることによって『ねじまき鳥クロニクル』の物語が完成した、とも言えるのではないでしょうか。若い人たちに聞いていると、第三部が出てホッとしたとか、あれで救われたとか言う人がだいぶいますよ」と言っています。

 たぶん、その感想は、そうなのではないかと思う。ただ、本当に「ホッ」とするものだろうか。確かに、そういう部分もあることはあるけど、どうしても村上春樹独特のメランコリーは、心の中に残る。

 ただ、最後の場面は、とても綺麗だったなと思います。たぶん、このあとの長い小説が『海辺のカフカ』(その前に、長い小説を書く準備として書かれたという『スプトーニクの恋人』はあるけど)になるのだけど、『アフターダーク』までの村上作品の中で、もっとも綺麗な憧憬がラストに広がったのではないかと思います。

 『ダンスダンスダンス』でも、物語は完結した感じだったケド。

 もっともっと、「井戸」を掘らねば。

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倖田來未ランキング

第1位 :Someday
第2位 :Butterfly
第3位 :No Regret
第4位 :real Emotion
第5位 :キューティーハニー
第6位 :hands
第7位 :Crazy 4 U
第8位 :COLOR OF SOUL
第9位 :Selfish
第10位:COME WITH ME
※対象は、BEST~first things~、BEST~second session~に収録されている36曲

この前までは、ButterflyとNo Regretが1位を争っていたのですが、本日、Somedayが1位となりました。
切ないラブソングなわけですが、たしかに、そんなSomedayが来てほしいですよね。

「髪型を変えても気づいてくれなかったけど あなたに出会えて本当に嬉しく思う」

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首相、随意契約の見直し明言(共同通信)

 総理、スミマセン。。。

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 首相、随意契約の見直し明言(共同通信)

 小泉純一郎首相は13日の衆院行政改革特別委員会で、実態が不明確と指摘されている各省庁の随意契約の在り方について「原則は一般競争入札。費用削減、効率化を考えて(随意契約を)正すべきは正すべきだ」と述べ、見直しの必要性を明言した。過去5年間で会計検査院の幹部職員15人が検査対象の特殊法人などに天下りしている実態に関して「定例的、慣例的に天下りするのはよろしくない」と指摘。

[共同通信社:2006年04月13日 22時00分]
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挑戦第1弾:100万歩を制覇する!

 昨日、なんとなく「万歩計」を100円ショップで買いました。それと、ペンライト。ペンライトは何に使うのでしょう。想像が膨らみます。まあ、とりあえずは、停電用です。

 それで、万歩計を買ったので、毎日、歩いた歩数を記録にしていきたいと思います。ただ、記録するのも、なんなので、公約をします。

 矢尾板俊平の挑戦 第1弾: 2006年7月1日までに、100万歩を達成します!

 もし、できなかったら・・・? それは、そのとき、考えます。

 なお、12日と13日の歩数は、18468歩(12日は夕方からでしたから。。。)

 残り、981582歩です。

 この模様は、毎週日曜日に、その前の週の歩数を報告します!

 ここで、

 矢尾板俊平からの挑戦 第1弾:

 「矢尾板俊平は、7月1日までに100万歩制覇できるか?」 YES か NO か

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僕が僕に出会うさき(10)

 「からかうのもいい加減にしてくれないか」と、僕は怒った。彼女は笑うのは止めて、少し真面目な顔になった。「このぐらいで怒っていたら、私と一緒にいるのは無理だと思う」と真面目な顔でサキは言った。僕は、少し困った顔をしながら、言葉を失った。サキは、「ねえ、悲しい?」と聞いた。僕は、悲しい顔をして、「もちろん。君と一緒にいれないというのは悲しい」と言った。すると、サキはまた笑って、「本当にかわいい人」と言って、僕の手を引っ張った。僕はサキの上によりかかり、サキはソファにもっと沈み込んだ。

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不動産証券化協会認定マスター養成講座

 不動産証券化協会で、「不動産証券化協会認定マスター養成講座」というプロジェクトを始めた。内容は、「市場には、知識インフラの整備が必要だ」でも紹介させていただいている。

 このように、経済教育、金融教育が進み、市場に専門家が増えることは重要なことである。大学などとも連携して、こうした講座が、もっと拡大していけば良いと思っている。

 「不動産証券化協会認定マスター養成講座」は、募集開始1日で、予定の1200名の申し込みがあったそうだ。

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市場には、知識インフラの整備が必要だ

 政策空間4月号に、「市場には、知識インフラの整備が必要だ」という文章を寄稿した。

 ちょうど、前川レポートが発表されて20年が経つので、そのことにも触れた。前川レポートについては、いまさら触れなくとも、ご存知の方がほとんどであろう。現在の行財政改革のDNAの起源が、土光臨調にあるとするならば、規制改革のDNAの起源は、この前川レポートにあると言っても過言ではないだろう。

 いま、書いている原稿で、民営化とは何か、ということを説明しようとしている。良い言葉が思い浮かばず、原稿が遅れているのであるが、言いたいことは、要は、民営化とは、組織形態の変更だけに留まらないということである。

 組織形態の変更による、企業性の向上、つまり経営の効率性、サービスの向上などは、もちろん、民営化の目標である。その他に、民営化をすることで、規制緩和、つまり市場に競争原理を働かせること自体につながるのである。

 そもそも、政府が市場に介入するのは、「市場の失敗」を補完するためである。しかし、行き過ぎてしまうケースがほとんどである。

 民営化した企業を、「あまねく」という文言を入れた特別法で設立し、政府出資を残すということは、看板の掛け替えでしかない。それでは、どうしたら良いか。その答えを、いま原稿に書いてある。

 今後の行政改革の方針に示唆を与えられればと思っている。

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僕が僕に出会うさき(8)

 「突然、どうしたの?そんな大きな旅行鞄を持って、と聞いたんだけど」と、僕はむくれながら言うと、「あなたって、本当にかわいいわね。子供みたい。すぐ、すねちゃって」と、笑った。僕は、もっとスネた。

 「そんなにスネていると、口が尖がってしまうわよ」と、あどけなく、サキは言った。「スネている原因に言われたくないんだけど」と僕は言い返した。すると、サキは笑いながら、「本当にかわいくて、面白い人ね。あなたって」と言った。

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僕が僕に出会うさき(7)

 サキは、リビングルームのソファの横に旅行鞄を置き、ソファの上に座った。彼女は、ソファに吸収されるように沈み込んでいった。「あら、何を読んでいたの?」と、ソファの上に裏返しになっていた本を取り上げた。「海辺のカフカ」と、彼女はつぶやいた。「ねえ、あなた村上春樹が好きなの?」と聞いた。僕は、「ああ、好きだよ」と答えた。

 「ふーん。なるほどね。私も好きだわ」と言った。僕は、「そうなんだ」と答えた。「あまり興味なさそうね。というより、ちょっと怒っているみたい。どうしたの?」とサキは尋ねた。僕は、「君は、まだ僕の質問に答えていない」と言った。サキは、「ふーん。そうだっけ?あなたは何を私に質問していたんだっけ?」と、とぼけたように答えた。

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自由民主党財政改革研究会

 財政再建の議論、経済財政諮問会議から自民党政調会に移りつつある今日この頃です。

 財政改革研究会の中間整理が公表されています。

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齋藤健氏を応援します

 本日は、千葉7区の補欠選挙の告示日です。立候補届出以降、特定候補の応援をインターネット上で行うことは、公職選挙法違反の可能性があり、(ネット選挙の規定が定かではないので、限りなくグレー)、本日の朝からは特定の政党・候補の応援は自粛をしたいと思います。

 今回の補選、自由民主党公認候補さいとう健さんは、齋藤さんが通産大臣秘書官だったころに存じ上げておりますので、ぼくの個人的な気持ちとして、齋藤さんにがんばってほしいと思っております。応援しています。

 齋藤さんのこれまでのご活躍は、大下英治さんが書いている「さいとう健物語」をご覧ください。

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僕が僕に出会うさき(6)

 「もちろん、20分前までは部屋着でまったりとしていたよ。君が突然来るっていう電話をしてきたから、一応、着替えたんだ」と、少し拗ねた感じで、僕は答えた。

 「あら、それは悪いことをしたわね。部屋着で良かったのに。ねえ、いつになったら、中に入れてくれるの?」と、少し怒りながら言った。僕は、「どうぞ」と言って、サキを家の中に入れた。

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僕が僕に出会うさき(5)

 20分後、チャイムが鳴った。僕は、ドアを開けると、サキが、サキの身体よりも大きいのではないかと思えるぐらいの大きな旅行鞄を持って立っていた。僕は、「どうしたんだ。そんな大きな旅行鞄なんて持って」と尋ねた。
 「あなたこそ、なんで、家の中で、ジャケットを羽織っているのよ。ズボンも余所行きのようなちゃんとしたズボンをはいていて。よく見ると、シャツも小洒落たシャツを着ているわね。もしかして、これから出掛けるところだったの」と、嫌味っぽく、サキは言い返した。

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ソフトテニス

中学校・高等学校時代は、少しソフトテニス(軟式テニス)をかじっておりました。
高校時代、3年間担任でもあった小野寺先生が、男子ジュニアナショナルチームのコーチになりました。ちなみに、早稲田大学の軟式テニス部の監督にも就任したようです。

選手としては、平成元年、平成4年の天皇賜杯を制覇(平成3年と9年は準優勝)、平成2年と5年に全日本社会人選手権優勝、昭和59年にインターハイ優勝、昭和62年と63年に、インカレ優勝という戦績です。


ちなみに、男子ナショナルチームには、中央大学の的場選手も入りました。

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民間マニフェスト2005


昨年の総選挙の際に作成したマニフェストを掲載します。夏に向けて、「民間マニフェスト2006」を作成したいと考えています。目指すべき社会像は、「自由で公正で、規律と責任ある社会」です。中央省庁の再編や道州制なども含めながら、将来のわが国の中長期的なヴィジョンを示したいと思っています。

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私たちは、9月11日投票の選挙において、問題の本質をしっかりと見据え、わが国の将来、「この国のかたち」、それは私たち自身の問題としてではなく、私たちの子供たち、孫たちに、豊かな環境を引き継いでいくために、いま、私たちは何をするべきか、そして誰に任せるのか、ということを考え、投票をするべきであると考えます。 

 私たちが提案する約束は、次の6つの約束です。

 大きくは、小さな政府・効率的な政府を目指し、自由な経済活動において、国民の皆様、そして私たちの子供たち、孫たちが、活き活きと安心して暮らせる国を作ることであります。そのためには、積極的に構造改革に取り組みます。そして、その構造改革の結果として、経済の活性化、地域の活性化、さらには租税負担等の国民負担の軽減化を実現します。

 まず、郵政民営化。地域分割も含めた完全民営化を行ない、その上で、財政投融資制度の改革を行ないます。このとき、民営化によってなくなるかもしれない郵便局については、近隣郵便局との合併、もしくは代替的サービスの提供によって不安がないようにします。また、雇用の問題については、国家公務員の身分は失いますが、職業の安定化についての最大限の配慮を実施します。そして、全ての郵政会社の社員の人々が当事者意識、愛社意識を持って、日々の仕事をやりがいのあるものと感じてもらいたいと思います。そのことが、郵便サービスのさらなる向上につながります。

 次に、政府系金融機関、特殊法人・独立行政法人改革です。政府系金融機関や特殊法人・独立行政法人の存在意義やこれまでの成果を評価し、民営化できるものは民営化をし、公的部門が引き続き行わなければいけないものは、合併及び縮小・合理化した上で効率的な機関とする見直しを全政府系金融機関、特殊法人・独立行政法人に対して行います。

 政府系金融機関は機関合併を行った上で、地域分割を行い、地域のニーズに沿ったサービス提供を可能とします。
 特殊法人については、全ての特殊法人に市場化テストを実施し、民営化できるものについては民営化をします。市場化テストの結果、市場に委ねることが難しいものについては、まず、一定期間後に民営化可能なものとそうでないものを峻別し、一定期間後に民営化可能なものについては、独立行政法人化し、中期計画実施後に改正独立行政法人通則法に基づいて、民営化いたします。そうでないものについては、効率化・合理化した上で、定期的な見直しを前提に存続させます。

 独立行政法人については、法律によって、中期目標を作成し、評価を行うことになっておりますので、その根拠法である独立行政法人通則法を改正し、中期目標の評価期に市場化テストを実施し、民営化を前提に検討を行えるようにいたします。もし、民営化が可能という結果であれば、準備期間を置いた上で民営化を行う。もし、民営化できない場合は、政策的・社会的な要求を踏まえた上で、廃止もしくは見直しを行なう。これを経済財政諮問会議で最終決定を行うというものにします。

 第3番目に、社会保障・年金改革です。社会保障・年金財政は、すでに破綻をしています。この事実をしっかりと認識し、国民負担率を増加させないように、民間のアイディアを入れながら、改革を進めていきます。医療制度については、インフォームドコンセント制度を徹底し、病院においては必要な薬を必要なだけ処方をすることを徹底させ、そのための監督を行います。また、ジェネリック医薬品の使用を弾力化し、安全な薬を適正に普及できるようにいたします。介護問題については、サービス産業として重点的に位置付けて、民間会社が担うような市場を作ることを目指します。

 第4番目に、財政赤字の問題です。現在の財政赤字は、民間企業で言えば、極めて破産状態にあります。そこで、各省庁や各予算項目にプライスキャップ制を導入し、予算を税収に見合った分に縮小させます。具体的には経済財政諮問会議において、各プライスキャップを細目まで提示し、予算編成を行います。また、国有財産を売却します。国債については、一時的に永久国債に転換させ、財政状況が改善した際に、償還について検討をします。

 第5番目に、地方分権です。現在、三位一体改革の検討がされておりますが、抜本的な改革の議論にまで発展していないのが問題です。そこで、地方分権の改革においては、地方交付税交付金と国庫補助金の廃止、課税自主権の適用、地方債発行の自由化を行います。

 地方交付税と国庫補助金については、制度そのものを廃止する代わりに、地域格差の是正のために、地域ごとに財源調整基金を設置します。財源調整基金は、当初10年間は、経済格差等を基に自動的に交付することにしますが、その後は、基金からの資金拠出が必要な自治体(都道府県単位)が、その年度の支出計画を内閣府に提出し、経済財政諮問会議が検討し、あらゆる手段を用いても収入が不足する場合において、その差額を補充することにします。

 課税自主権については、国税(所得税と消費税)の一部を住民税や地方消費税に移譲するとともに、その税率の決定権を都道府県に委任することにします。

 地方債発行については、発行の許認可権を中央政府は放棄し、各自治体に委ねます。同時に、地方債市場を創設し、海外投資家も含めて、自治体は市場において、資金を調達することを基本ルールとします。その際に、自治体が破産する可能性も想定して、民間会社における破産法・倒産法のような地方自治体破綻処理法を立法化し、債権者の保護と適正な破綻処理を可能にすることで、信頼できる地方債市場を設計します。

 さらに地方自治体に、必要な社会資本を委譲し、自由に財産運用ができるようにします。

 第6番目に、税制改革です。税制改革において重要な論点には基幹税の歪みを解消することが挙げられます。基本的には、所得税と消費税の二つの税金をバスケット的に基幹税とします。所得税については、各種の控除等を見直し、公平で公正な税金に立て直します。また、国民の租税負担率を下げることを目指し、所得税そのものの累進税率を下げ、消費税を上げることで直間比率のバランスを保ちます。

 消費税には、益税と逆進性の問題がありますが、益税については、益税を生む制度そのものを廃止します。逆進性の問題については、所得税で調整することによって、問題を解決することにします。

 法人税については、企業活動の活性化をもたらすような税制を検討します。また、NPO等への寄付控除を早期に実現し、非営利活動等への支援を優遇します。

 所得税の控除の見直しや課税対象の拡大により、発生する問題については、教育補助等のためのバウチャーを発行・給付することにより、税制改革が国民生活にもたらす影響を軽減化させます。また、女性の社会進出の進展を前提にした所得税体系の考え方として、家庭内労働についても、十分に配慮する税制度を目指します。

 こうした6つの構造改革を軸に、最終的に中央省庁再編を実行することによって、行財政改革を完結させます。

 この行財政改革の推進のために、第3次臨時行政調査会を内閣府に設置し、戦略的に行財政改革を遂行いたします。

 政府の規模を小さく効率的にすることによって、民間の持つ潜在的な活力の発揮を促し、経済活性化を図ります。また、この構造改革の成果により、投資家からの信頼を得て、国内における、また国外からの投資の活性化を実現いたします。

 以上が、私どもの考える約束です。

 私たちが生を受け、そしてこの社会に存在する使命は、辛いことや悲しいことはあったとしても、それ以上の喜びや楽しみを得て、一人一人が幸福を追求することにあると思います。

 いま、まさに「この国のかたち」を、今後50年、100年の後までのあり方について、どのような道を進むべきなのかの分かれ道に差し掛かっております。私たち自身、そして私たちの子どもや孫の世代までも、その幸福を手に入れ、また、夢や目標、自己実現を達成することができよう、この自然と文化が豊かなこの国を引き継いでいくことである、そしてそれを行っていくことが私たちの仕事であると考えております。

 ぜひとも、その歩むべき道について、国民の皆様の信をお聞きするとともに、私たちの約束について国民の皆様からのご支持をいただきたいと考えております。

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僕が僕に出会うさき(4)

 家に帰って、ソファの上で読書をしていると、僕の携帯にサキから電話がかかってきた。「もしもし」と、僕が電話に出ると、「ねえ、これからあなたの家にお邪魔してもいいかしら」と言った。僕は、少し驚きながらも、「それは問題ないけど。どうしたの?」と尋ねた。サキは、「あなたの家に行ってから話すわ」と言い、そのまま電話を切った。僕は、慌てて、部屋の中を片付けた。

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街を歩こう:多摩地域(隔絶された公共圏、完結した自己コミュニティ)

 今回は、いわゆる東京西部は三多摩に、総理(仮)氏と視察を行なってまいりました。多摩都市モノレールの全線と中央大学の探訪です。

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 まず、中央線で立川まで行き、立川のグランデュオの上にある中華街に行きました。この中華街は、もう5年以上経ちますね。たまに、陳健一の麻婆豆腐のお店に食べに行きます。ぼくは、麻婆豆腐が好きなので、けっこう、お気に入りです。中華の中では、四川料理が好きかな。北京料理などの宮廷料理より四川ですかね。ただ、海鮮物も好きなので、上海系もいけます。でも、上海に行ったとき、やはり選んだのは、四川料理でした。

 ちなみに、四川料理なら、若松河田の「梅香苑」がおススメ。

 立川は駅前の再開発(特に南口)が進んでいて、去年かおととしぐらいに、新しいビルとかがたくさん建てられています。ミニバブルな感じですね。そのような中で、ラーメン博物館らしきラーメンスクエアというものができました。

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 コンセプトは、ニューヨークのようなのですが、ニューヨークとラーメンは融合できるのだろうか。なんだか、アンバランスで中途半端な気がしました。ニューヨークというより、それこそ、米国中西部あたりのチャイニーズタウンという感じでした。そう、これを書いていて思ったのですが、コンセプトをNYではなく、カリフォルニアとか中西部のチャイニーズタウンとかにした方が良いのではないかと思いました。総理(仮)氏にご指摘をいただいたのですが、すでに中華街(中国本土や台湾系)のコンセプトは、グランデュオの上で出来上がっているので、なかなか難しいわけです。でも、それだと、あまりにも溶け込んでいない感じなのです。それなら、いっそ、アメリカのチャイニーズタウン、ゴールドラッシュに湧く街とかはどうでしょう。でも、ラーメンも日本のラーメンだから、あまり合わないかも。単純に、博多の中洲の屋台街を再現するのでも良いと思うけど。

 街づくりというか、設計やデザインって難しいですよね。これも総理(仮)氏からご指摘をいただいたのですが、お台場なんかも含めて、なかなか格好悪い。例えば、ヴィーナスフォートなんかも中途半端。(→昔、レポートでヴィーナスフォートのコンセプトはなんだかわかるけど、中途半端というのを書いたことあります)。自由の女神像なんかも建てられているし。何をコンセプトにしたいのか、ブランドにしたいのかはわかるのですが、例えば、立川とか、お台場で、そのコンセプトで良いのか、というところは、もっと考える必要性があるのではないかと思う。

 これから街づくりというのは、やはり空間設計。空間デザインが重要なわけで、その街の素材を生かしたコンセプト作り、もしくはブランド化が重要です。都市の成長力なんかも、そんなところが源泉になってくるはずです。
 その意味で、立川とか多摩地域は、もっとやりようがあると思います。

 立川からは、多摩都市モノレールに乗り、一度、上北台へ。そこから先頭の座席に座り、「中央大学・明星大学駅」まで。中央大学で、学内を探訪。久しぶりに山の上のお稲荷さんをお参りしてきました。その後、サークル棟のリーフカフェで、多摩キャンカレーを食べ、生協の「ふらっと」でココアフロートを飲む。ここでの話題は、某機関のネタで盛り上がりました。

 その後、再びモノレール。多摩センターに行きました。

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 多摩センター一帯は、いわゆる郊外化をしているんですよね。道路は計画道路で道幅は広いのだけど、なぜか寒さを感じるのです。もちろん、立川と違って、住宅地区なので、同じ条件で比較はできないのだけど、人工住宅増設都市で、「人工」にひときわ感じる冷たさが漂っている。総理(仮)氏がおっしゃるように、生活と仕事が完全に一になっていて、この街で一体化しているのであれば住みやすいのではないかということは、そうかもしれません。つまり、生活領域と仕事領域が、この地域で完結をしてしまうのであれば、他の地域からの隔絶はあるにせよ、車で15分-30分圏内で、自分の行動領域・コミュニティ、公共圏を完結できるのであるのだから、効率的なのでしょう。郊外化とは、こうした隔絶された公共圏の中で、完結された自己コミュニティが浮島的に存在するということなのでしょう。だから、犯罪が起きやすいということもあるし、宮台真司氏の研究成果である郊外の方がテレクラや売春が多いということも頷けます。
 
 多摩センターには、サンリオ・ピューロランドがあります。

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 よく考えてみると、多摩センターの駅周辺は、本当に計画都市だ。駅の正面には、パルテノン多摩という芸術文化施設があり、左手にサンリオピューロランド、右手に三越(昔はそごう)、さらに右手を進むと郵便局と開発公社。

 風水的には、どうなのかわからないが、東西南北にそれぞれ、象徴的なポイントが置かれており、歩いた感覚だと、たぶん、等距離感覚である。街そのものが、限られた圏内でそこで完結しているのである。たぶん、70年代とかの都市計画のセオリー通りなのかもしれません。

 10年ぐらい感じている多摩センターの少しの不気味さ、寒さの原因は、「人工」都市の異様さ、郊外化された公共圏の異様さなのではないかと思いました。

 多摩都市モノレールができて、多摩川を越えることが飛躍的に楽になり、いわゆるストロー効果ではないが、人の流れが多摩センターから立川に移動しているという指摘もあります。そのような中で、多摩センターが生き残っていくには、もういちど、コンセプトの再設計、そしてブランド化が鍵なのではないかと思いました。

 都市設計デザイン・空間設計デザインの重要性を強く感じた一日でした。

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民主党代表選(信玄動く)

 きょうは、民主党の代表選ですね。昨日の朝の番組に、小沢一郎前副代表と菅直人元代表が出演していました。

 考えてみると、このタイミングで、小沢さんなり菅さんがテレビに出るということは、千葉7区の補選に向けては、良い効果かもしれません。ちなみに千葉7区の補選は、元経済産業省で、前埼玉県副知事の齋藤健さんが自民党から出馬しています。齋藤さんとは、齋藤さんが通産大臣秘書官をおやりになられてから、たびたび、会合でお会いする機会を頂いておりますので、国政の舞台で、がんばって欲しいなぁと心から応援しております。また、齋藤さんは、『転落の歴史に何を見るか-奉天会戦からノモンハン事件へ-』の著者です。この本は、本当に良書なので、ご一読をお勧めいたします。

 さて、民主党代表選ですが、小沢一郎前副代表が選ばれるのではないか、と思います。すでに、菅直人元代表は、国政よりも東京都知事に目が向いていると、前々から言われております。次期都知事選挙で、現職の石原晋太郎知事が出馬しないケースは、菅直人議員が出馬する可能性が高いと言われております。ちなみに、石原知事が3選出馬するケースは、菅さんでも勝つのは難しいと思うので、暫く、国政に専念の可能性もあります。このあたりは、石原知事的表現を使えば、「ケ・セラ・セラ」ということでしょう。

 さはさりながらです。ここで、話し合いで一本化をしてしまえば、イメージ戦略としてはマイナスです。そこで、代表選を実施する必要性が高いのです。特に、小沢さんと菅さんの対決となれば、効果はバツグン。この数日のマスコミ報道を見ても、わかるように、この戦略は当っているわけです。本当なら、一騎打ちで、小沢さんが圧勝というシナリオが最も演出効果が高いのだと思います。菅さんは、ここで負けても、都知事選を目指しているのであれば、失うものは少ない、さらに潔さを発揮すれば、「火中の栗」を拾う度量の広さを見せたことも合わせてイメージ向上で、得るものの方が大きいと言えます。

 末松議員も出馬表明したようですが、中堅・若手を草刈場にしないという政治的なモチベーションということぐらいしか、現在のところ、メッセージ性がないような気がします。それか、メッセージがあっても小沢体制内でのポスト狙いぐらいでしか感じられず、その意味で、マイナス効果。今回は、変に名乗りを上げないほうが良かったのではないかとも思ったりします。むしろ、河村たかし議員の方に期待したいというところです。

 焦点は、幹事長人事でしょうか。小沢-菅体制とも言われていますが、菅さんは代表代行が良いのではないかと思います。本当は、藤井裕久氏が引退をしていなければ、それで現職なら、藤井さんの出番ではあるのですが。

 代 表:小沢一郎
 代表代行:菅直人
 副代表:鳩山由紀夫
      赤松広隆 
 幹事長:渡部恒三
 政調会長:枝野幸男
 国会対策委員長:仙谷由人
 全国常任幹事会議長:岡田克也
 役員室室長:達増拓也

 という感じではどうでしょうか。

 でも、小沢さんが民主党代表になったら、民主党の党内規律が、かなり厳しく締められるのだろうなぁと思います。若手・中堅どころは、雑巾がけということでしょうか。

 ポスト小泉的には、小沢さんに論戦で負けないというのも要素も入ってくるかもしれませんね。

 それよりも、前原・野田新党を作って、連立したりして。ただ、小沢さんが自民党の反小泉勢力に手を突っ込んだところで、今の状態では党を割るインセンティブは低いので、なかなか難しいですね。ポスト小泉では、党内融和も図られるでしょうし。

 つまり、民主党は分裂する可能性は否定できないが、自民党は、よっぽどエキセントリックなことがない限り、分裂はないとすると、やはり、勝負は総選挙ですか。小沢さんが民主党を立て直して、来るべき2009年の総選挙に打って出るというところでしょうか。

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僕が僕に出会うさき(3)

 月曜日の朝、少し早い時間に、僕は家に出て、自分の会社の事務所に向かった。事務所は、まだ暗く、週明け独特の匂いがした。僕は、コーヒーを入れ、テレビを付け、新聞を読んだ。僕は、日常に戻ってきたのだった。これが日常の世界なのだと実感した。

 そうしていると、レイコさんが出勤してきた。レイコさんは、少し驚いたように、「おはようございます」と挨拶をした。僕は、「長い間、申し訳なかったね。少しずつだけど、復帰をしようと思う」と言った。レイコさんは、「回復したようで、良かったですね。でも、いきなりがんばると、反動が来ますから、少しずつ、リハビリのようなつもりで、あまり、がんばらないでくださいね」と笑顔で答えた。僕は、「もう暫く、迷惑をかけるよ。少しずつ、前に進もうと思う」と言うと、「それが良いと思います」と、レイコさんは笑顔を見せた。

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僕が僕に出会うさき(2)

 僕は、夢の中で、自分を掘り続けることで、そのメランコリーにたどり着くことができた。しかし、回復をするには、時間が必要であった。その間に、ナツコさんとの恋愛に失恋し、再び、僕は自分の心の中に閉じこもろうとしていた。そのときに、サキが僕の前に運命的に現れ、暗闇の中の一筋の光となって、僕をその暗闇の中から救い出してくれた。そして、太陽と同化し、僕は、新たな僕になったのであった。

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タクシン首相のこと

 3年前、2003年の2月にタイに訪問したとき、タクシン首相は、経済改革と経済発展を達成した偉大なタイのリーダーであった。実は、タイ政府には、日本人のアドバイザーも多く入っており、日本の優れた政策を取り込んでいた。例えば、「一村一品運動」 これは、元々、日本の大分県で、平松前知事が行った施策である。タイは、特に農村部に、この「一村一品」を取り込み、農村部の発展に貢献した。今回の総選挙で、タクシン首相がタイ北部の農村部で依然、強い支持を集めたのは、こうした政策の効果があったからだと思う。

 2003年の訪問時、ぼくはタイの首相官邸で、タクシン首相のコーポレートガバナンス的政権運営、省庁再編、政治改革の話を聞いた。もちろん、タクシン首相本人には会えなかったが、高官から話を聞くことができた。

 そのタイの訪問時に聞いた話なので、記憶が確かではないのだが、その前にも、タクシン首相に関する疑惑が取りざたされたことがあったようだ。しかし、そのときは、タイ国民は、「タクシンは国を豊かにする、タイに必要なリーダー」として、圧倒的な支持を得ていたという。その圧倒的な支持を背景に、経済構造改革、行政改革、政治改革を進めてきたのである。

 今回、タイの政治混乱を収拾したのは、やはりプミポン国王であった。どこかの場面で、国王が仲介に乗り出すというシナリオは予測されてはいた。それだけ、タイの政治混乱は深刻であったということだ。

 ポスト・タクシンは、異常な総選挙の後始末と今後の経済発展に向けて、非常に難しい政権運営を求められるのではないかと思う。一方で、タイの民主政治が成熟化してきたことの象徴であるかもしれない。村上泰亮的に考えれば、「開発主義段階」においては、むしろタクシン的な手法が有効である。しかし、「ポスト開発主義段階」に入れば、それは異なってくる。それは、レント・シーキングの問題があったりするので、経済的に効率的ではないからだ。

 民主主義とは、多元性を認めることである。しかし、アローの不可能性の定理で証明されるように、意思決定は困難となる。民主主義に与えられた次なる課題は、多元性と効率性のバランスを保てるようなルールに関するアイディアを生み出すことであり、それを達成するための知識が、社会には求められているのだと思う。

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街を歩こう:四谷→市ヶ谷 夜桜見物

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 アヴェ・マリアを聞きながら、この原稿を書いています。今日は、雨が降るそうですね。今年の桜も、この春の雨で終わりでしょうか。

 「花の命は短く・・・」 少しせつない気持ちを心に留め置きながら、朝のニュース番組を見ていると、タイのタクシン首相が退陣表明をしたようです。

 さて、前置きが長くなったが、昨夜は、事務所からの帰りがけに四谷から市ヶ谷まで夜桜散歩をしてきた。市ヶ谷に行くときは、麹町から日本テレビ通りを歩くのだが、今日は、最初は市ヶ谷に行くつもりはなく、ただ、ぼんやりと歩いてみたかったので、新宿通りを歩いていた。

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 上智大学の前を通り、ふと夜桜を見ようと思った。ちょうど、赤坂~飯田橋までの土手沿いは、いつも桜がきれいだ。しかも、四ツ谷から市ヶ谷までの土手沿いは、村上春樹『ノルウェイの森』で、僕と直子が歩いた土手だ。ここから僕と直子の恋愛が始まるのだ。

 昨夜は、花見客で埋め尽くされていたので、あまり情緒的な桜を見ることは難しいかなと思っていた。市ヶ谷の方向に歩いていき、少し奥まっていくと、お花見の喧騒から解放され、静けさを取り戻し、ぼくは、情緒的な桜と出会うことが出来た。

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 桜の下に、若いカップルがいた。たぶん、キスをしようとしていたようだが、ぼくが通りかかったので、恥ずかしそうにしていた。ぼくが、少しわき道の桜に目をやったとき、若い男女は、その瞬間を逃さず、キスをした。

 若くて青い季節がなつかしくなった。そして、あの頃の心のときめきも。青春とは、まだ若さが残る果物のようなものなのだ。

 桜のトンネルは、都会の中に、少し異質ななつかしさを思い出させる空間を作り出していた。

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僕が僕に出会うさき(1)

 サキと三浦半島に出かけた翌週に、僕の長い夏休みは終わった。僕は、暗闇の中のナツコさんに別れを告げ、日の出と同化して、新しい自分に生まれ変わったのだ。
 僕は、自分で思っている以上に弱い人間だ。少しのことで、心は動揺し、臆病になる。寂しいときに、強がりを言っても、心では誰かに側にいて欲しいと思っている。そして、その誰かが、誰でも良いわけではなくて、特定の誰かであることは確実なのだ。
 この数ヶ月、僕は僕自身が抱える欠落が発生させたさまざまな状況のために、苦しんだ。多くの死と別れを経験した。ユキコさんを喪失したことが、僕にどこかに欠落をもたらした。そのメランコリーは今でも、心の奥底で息づいていた。

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すぽると!

 今日からフジテレビ系列の「すぽると」は、平井理央アナウンサーが担当。

 いやー、きっと、平井アナ目当てで「すぽると!」を見始める人って、いるんじゃないですかね。

 好きな本は、「スプートニクの恋人」ですか。村上春樹の作品でも、かなりマニアックですなぁ。「スプートニクの恋人」は、村上春樹曰く、長い小説を書く前の準備体操的(表現はちょっと違うかも)な小説らしいです。次の長い作品とは、もちろん「海辺のカフカ」です。この本では、村上春樹的にも、いろいろな実験をしているのです。

 そういえば、フジテレビのアナウンサーといえば、菊間千乃アナウンサーは、どうしているのかな??
 うーん、好きなお酒は、シングルモルトですか。さすが・・・。

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 うちの玄関に、こんなものができました。

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渦中の栗

 渦中の栗を拾うには、勇気がいります。リスクも必要です。しかし、誰かが拾わなければいけません。

 小沢一郎氏の言葉

 「私自身、責任を回避するつもりはない」(2006年1月 自宅での新年会での挨拶)
 「俺で、勝てるというのなら、責任は回避しないよ」(2006年1月 熱海市で記者団に)
 「先頭でも一番後方でも何でもいいが頑張ります」(2006年3月31日 テレビ番組収録で)

 いよいよ時機は熟せり、という感じでしょうか。

 天の時、人の和、地の利。

 あとは、人の和が条件的に整えば、代表選出馬というところでしょうか。

 まさか、これで民主党に国民新党や旧経世会、自民党離党派が合流、逆に中堅・若手グループが民主党を離党して、小泉自民党に合流というような政界再々編まで行くかはわからないけど、その期待はできるかも。

 ポスト小泉に向けても、かなりの影響を及ぼしそう。

 ポスト小泉に向けてのドラマの舞台は、整ってきました。役者も揃った。さあ、幕明けだ!

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海のさき(15)

 サキは、「ねえ、光は見つかった?」と尋ねた。僕は、「たぶん、見つかった」と言うと、それは良かったわ」と答えた。サキは、「ねえ、お腹が空いてきたわ。どこかで朝食を食べて、帰りましょう」と言った。僕は、「それは、いいアイディアだ」と言って、エンジンをかけ、車を動かした。

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殺伐とした黙示録

 いま、構想を始めているのは、舞台作品「殺伐とした黙示録」です。会社の中の人間関係を描いてみようかと思います。

 会社の一日の中で起きる出来事、明らかにされる不倫関係などなど、「あー、こんなこと、あるよねぇ」みたいな素朴な出来事を描いてみたいと思います。

 ということで、面白いネタがありましたら、教えてください。

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海のさき(14)

 日の出が終わり、朝がやってきた。隣を見ると、サキも太陽の先にある半島の形を眺めていた。 そのとき、彼女は、海岸線の向こうを見て、小さな声でつぶやいた。
 「あの、半島の先には、何があるのかしら」
 僕は、「半島の先は海だろうね」と言った。波打つ音が小さく、時には激しく響いていた。
 「私が言いたいことは、そういうことじゃないのよ」と、彼女は言った。僕は、「じゃあ、どういうことなんだい?」と聞いた。すると、「きっと、あの半島の先には、私たちが知らない無限の可能性が広がっているのよ」と言う。僕は、「無限の可能性?」と尋ねた。
 彼女は、半島の先を見つめたまま、黙っていた。僕も、ただ黙って、半島の先を見つめていた。全ての哀しみや辛さを、その半島の先に捨てるように。

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桜の季節

 今年も早いもので、4月がやってきました。花粉症もあまりひどい症状にはならず、比較的すごしやすい春です。
毎年、このような穏やかな春であると良いのですが。

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 春といえば、桜の季節です。今日、雨が降ってしまったので、もしかすると、今年の桜は、これでおしまいかなとも思ってしまいます。昨日は、お花見日和だったのではないでしょうか。ぼくは、騒がしいお花見は好きではなく、桜の下でお弁当やから揚げなどのオードブルを食べるのが好きです。まあ、騒がしいというか、飲み会とかパーティーとかはあまり得意ではないのですが。どちらかというと、少人数で、ワイングラスを傾けながら、語り合う感じの方が好きですね。

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 あとは、プロ野球の開幕ですかね。昨日は、たまたま東京ドームの近くを歩いていました。春日から神保町まで歩きました。今年は、WBCの優勝もあり、野球が盛り上がれば良いですね。野球は、この数年観ていないので、選手の顔も徐々にわからなくなってきています。最後に、球場に行ったのは、2003年の夏に東京ドームでした。そのときも原監督だったかもしれません。

 春は出会いと別れの季節です。新たな第一歩を始められる方も、引き続き歩みを進められる方も、がんばりましょう。

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海のさき(13)

サキは、「ねえ、そろそろ日の出が始まるわよ」と言った。僕は、目を開けると、確かに徐々に夜の空に明るみが出てきた。サキは、「明けない夜はない。必ず、誰にも平等に朝は来るのよ」と言った。暗闇に差し込む一筋の光の先を僕は見つめ続けていた。その間、サキは黙っていた。

 日の出が始まると、僕は日の光と同化し、これまでの自分がリセットされ、新しい自分に生まれ変わろうとしているような感触に支配された。暗闇の中に現れたナツコさんの姿を太陽の光は徐々に消していった。そして、僕は裸になったような錯覚を感じ、いつのまにか世界と同化をしていた。

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