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今夜、夢の中で君に出会う-再会、そして僕の欠落と忘れ物-(6)

 小西由希子。彼女は、僕にとって初めての女性だ。

 僕が高校生のとき、隣の席の女の子は、小西真知子と言った。彼女は、勉強もでき、スポーツも万能で、生徒会活動なんかにも積極的に参加する絵に描いた優等生だった。将来は、ノーベル賞級の科学者か金メダリストかと言われていた。僕は、あんまり勉強ができないし、スポーツもそんなに得意ではない。まず、天才科学者になることはないだろうし、プロの野球選手やサッカー選手になることもないだろうと話題にもならなかった。
クラスの中では、席が隣同士ということもあり、「月とすっぽん」とか言われて、比較された。特に数学の先生から、「ピンキリコンビ」と揶揄されたときは、少なからず腹が立ったものだ。

 そんな、出来の違う二人であったが、なぜか真知子は僕に興味を持った。自宅も近かったせいか、時々、帰りの電車が一緒になったりした。もちろん、彼女は部活動なり生徒会活動が終わった後であったが、僕は友達とゲームセンターで遊んだ帰りだった。

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